今年(2013年)のIPOは予定の60社にはわずかに届かず、残念ながら
54社でストップしてしまいました。
昨年(2012年)が46社だったので、結局8社しか増えていない計算
になります。
感覚的にはかなり多く増えたような感じがしていましたが、フタを
開けてみれば、この程度の増加なんですよね^^;
ただその中身は大きく変わっています。
<2012年>
上場社数:46社
公募上:37社
公募同値:0
公募割れ:9社
<2013年>
上場社数:54社
公募上:52社
公募同値:1社
公募割れ:1社
さらに、あくまでも仮説ですが、2012年のIPO全てに当選して全て
初値で売却していたら、約315万円の利益となっていました。
しかし、2013年を上記同様の条件に当てはめてみれば、なんと!
約1,131万の利益となっていました!
もちろん単なる仮説に過ぎませんが、およそ4倍ぐらいの初値上昇率
となっています。明らかにアベノミクス以降、IPOバブルが再燃して
いることが如実に現れていますね。
証券会社の方も今年は口座数が激増したと、喜んでおられました。
それでは2013年の騰落率や利益額のトップ5を見てみましょう。
まずは騰落率ですが、これはもう皆さんもすぐに頭に浮かんだのでは
ないでしょうか。
順位 | 証券コード | 銘柄 | 騰落率 |
---|---|---|---|
1位 | 4978 | リプロセル | 456.3% |
2位 | 3189 | ANAP | 410.0% |
3位 | 3677 | システム情報 | 373.0% |
4位 | 3671 | ソフトマックス | 323.8% |
5位 | 3674 | オークファン | 303.1% |
次に利益額です。もちろんこの場合は初値売却益です。
基本的に我々は騰落率よりも肝心なのはこの利益額ですよね^^
順位 | 証券コード | 銘柄 | 利益額 |
---|---|---|---|
1位 | 4978 | リプロセル | 1,460,000円 |
2位 | 3678 | メディアドゥ | 847,000円 |
3位 | 3674 | オークファン | 788,000円 |
4位 | 6080 | M&AキャピタルPT | 700,000円 |
5位 | 4587 | ペプチドリーム | 540,000円 |
今年はこれらの銘柄を一つでもGETできていればIPO利益をぐんと
伸ばせたのではないでしょうか。
幸運なことに私自身、上記5銘柄の中の2銘柄は引き当てることが
できましたので、おかげさまで個人的な利益額も引き上がりました。
しかし、やはり今年(2013年)はなんといってもリプロセル(4978)
ですね。一撃146万円はうらやましい以外の何者でもありません。
果たして来年もこのリプロセル級の銘柄が登場するでしょうか。
そして、そういったお宝IPOをGETすることができるでしょうか。
12月のIPOはやや停滞気味になってしまいましたが、来年はさらなる
IPO飛躍の年になることを心よりお祈りしております。
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