コアコンセプト・テクノロジー(4371)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(3,350円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

コアコンセプト・テクノロジー(4371)の上場日は9月22日(水)ユミルリンク(4372)シンプレクス・ホールディングス(4373)3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。

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そしてこの大和証券のグループ会社となるCONNECTコネクト)のIPO委託幹事(裏幹事)入りが決定しています。今回は大和証券主幹事案件となることから相応の割り当て数はあるかと思われます。

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なお、このコアコンセプト・テクノロジー(4371)のIPO申し込み期間は9月6日(月)~9月10日(金)となっており、このあたりは他のIPO銘柄との申し込み期間が被りまくっているため、資金管理に注意する必要があります。

コアコンセプト・テクノロジー(4371)のIPO(新規上場)初値予想

コアコンセプト・テクノロジー(4371)のIPO(新規上場)初値予想

コアコンセプト・テクノロジー(4371)のIPO想定価格は3,350円となっているため、現時点では公募価格の1.8倍~2.3倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。ただしこの評価は直前のIPO地合いは考慮されておりませんので、あらかじめご了承下さい。

このコアコンセプト・テクノロジー(4371)のIPO仮条件は9月2日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

コアコンセプト・テクノロジー(4371)の事業内容は製造業・建設業をはじめとしたデジタルトランスフォーメーション実現支援、IT人材調達支援等とITコンサル企業となり、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連となることからもIPO市場では人気の高まりやすい業態となります。

このコアコンセプト・テクノロジー(4371)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

コアコンセプト・テクノロジー(4371)の公開規模はIPO想定価格ベース(3,350円)で14.2億円と10億円超えとなるものの規模的に東証マザーズ市場への上場としてはまだ小型サイズの範囲となるため特に荷もたれ感を感じる水準ではありません。IPO株数はやや値ガサ株となるため、公募株及び売り出し株合わせて3,700枚と少なめです。

コアコンセプト・テクノロジー(4371)の事業内容は人手不足を背景に各方面で導入が盛んになっているDX(デジタルトランスフォーメーション)関連となることから今後の成長が期待される分野であり、大きな売り手となるベンチャーキャピタルも不在で、公開規模もそれほど大きくはないため、需給面は良好と言えます。

ただ問題はやはり上場日と地合いでしょうか。コアコンセプト・テクノロジー(4371)の上場日は9月22日(水)ユミルリンク(4372)とシンプレクス・ホールディングス(4373)と3社同日上場シンプレクス・ホールディングス(4373)に至っては東証一部市場で上場市場が違うとはいえ、300億円超えの大型IPOとなります。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
ユミルリンク13.9億円東証マザーズ野村證券
コアコンセプト・テクノロジー14.2億円東証マザーズ大和証券
シンプレクス・ホールディングス335.7億円東証一部SMBC日興証券
みずほ証券

個人主体となる東証マザーズ市場に比べ、海外投資家や機関投資家が主体となる東証一部案件では参加者そのものが違うため、資金分散の影響はさほど気にしなくて良いかもしれませんが、何より今の地合いのままで上場日を迎えることになると、本来のチカラが出せず、公募割れまでは無いにしても初値は苦戦を強いられることになるかもしれません。

不発に終わった8月IPO組から起爆剤的なIPO案件が出て来ない限り、地合いの回復が見込めないため、引き続き過度な期待は禁物でしょうか。ただ上述の通りさすがにこの内容で公募割れまでは無いと考えているため、管理人の個人的なこのコアコンセプト・テクノロジー(4371)のIPO参加スタンスは引き続き全力申し込みで行く予定で考えています。

IPO主幹事は大和証券ということでいまだにチャンス抽選の亡霊に取り憑かれていますが、いい加減もう忘れないといけませんね。その分グループ会社となる大和コネクト証券の取り扱いも決まっているため、自力(運)当選に期待してみます。

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コアコンセプト・テクノロジー(4371)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのコアコンセプト・テクノロジー(4371)のIPO株(公募株及び売り出し株)3,700枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
大和証券主幹事3,256枚88.0%
みずほ証券111枚3.0%
楽天証券100%完全抽選111枚3.0%
SMBC日興証券74枚2.0%
SBI証券74枚2.0%
岩井コスモ証券74枚2.0%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が555枚あります。

この数字を見るとやはりIPO主幹事となる大和証券からのIPO申し込みは外せませんね。二番手は100%完全抽選楽天証券かと見せかけて、IPO主幹事が大和証券となることから、おそらく委託幹事(裏幹事)であっても大和コネクト証券の方が配分は多くなることが予想されます。

<追記>
コアコンセプト・テクノロジー(4371)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:3,350円
IPO仮条件:3,350円~3,500円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は14.2億円~14.8億円となりました。

<追記>
コアコンセプト・テクノロジー(4371)の第二弾初値予想が発表されたようです。

6,000円~7,000円

IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更はありません。

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