アイビス(9343)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(650円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

アイビス(9343)の上場日とIPO申込期間

アイビス(9343)の上場日は2023年3月23日(木)で、ハルメクホールディングス(7119)日本ナレッジ(5252)3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事は東海東京証券となっております。

※東海東京証券の新ペナルティについては記事中ほどに記載しています。

このアイビス(9343)のIPO申し込み期間は3月7日(火)~3月13日(月)となっており、IPO申し込みラッシュも始まっていることから、他IPO案件とのIPO申し込み期間も多数被っていますので、資金移動など資金管理にご注意下さい。

アイビス(9343)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

アイビス(9343)のIPO(新規上場)初値予想

アイビス(9343)のIPO想定価格は650円となっているため、現時点では公募価格の2.0倍~3.0倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても強めA級評価に設定させて頂いております。

なお、このアイビス(9343)のIPO仮条件は週明け3月6日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

アイビス(9343)の事業内容

アイビス(9343)の事業内容はモバイルペイントアプリ「ibisPaint」の開発・運営を行う「モバイル事業」と、日本企業向けのIT技術者派遣・受託開発を行う「ソリューション事業」を展開しています。

アイビス(9343)IPO事業内容

このアイビス(9343)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

アイビス(9343)のブルベア要素とIPO参加スタンス

アイビス(9343)の市場からの吸収金額はIPO想定価格650円としてオーバーアロットメント含め6.3億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は低単価となることから公募株及び売り出し株合わせて8,500枚と多くも少なくもなくですが、IPO主幹事は準大手証券の東海東京証券となることから、比較的当選確度は高そうな気がしています。

すでに東海東京証券の証券口座をお持ちの方はメールで連絡が来ていると思いますが、2023年3月1日(水)よりIPO当選後のキャンセルにペナルティが課せられるようになっていますので、今後のIPOも含めご注意下さい。

東海東京証券のメール内容

「かんたんダイレクトサービス」(オンライントレードを通じたお申込み)を対象とした新規公開株式(IPO)および公募・売出(PO)のブックビルディングのご参加について、以下に該当する場合はキャンセルとみなし、募集期間の最終日を開始日として、その属する半期末より1年間までの期間(最大1年6ヵ月)についてブックビルディングの抽選対象外となる場合がございます。

●抽選時において買付可能金額が満たない場合
●当選者が購入を「辞退」された場合または購入の意思表示をされなかった場合

そして今回もこのアイビス(9343)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がIPO市場では人気化しやすいモバイル関連事業で業績は堅調、価格設定に割高感は無く、公開規模もIPO想定価格(650円)ベースで5.6億円と小型サイズで個人投資家が手を付けやすい低単価設定となることから、個人投資家を中心に積極的な買いが入りそうです。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としてはアイビス(9343)のIPO上場承認発表時の記事でも書きました通り、IPO主幹事が昨年(2022年)の引き受けIPO3社すべての公募割れに関わった東海東京証券、上場日は3月23日(木)で、ハルメクホールディングス(7119)日本ナレッジ(5252)3社同日上場、IPOラッシュ前半戦となるものの、資金分散の影響は一定ありそうです。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
ハルメクホールディングス43.6億円東証グロースみずほ・大和
日本ナレッジ5.6億円東証グロースSBI証券
アイビス6.3億円東証グロース東海東京証券

とはいえ、この内容と規模であれば公募割れする可能性は限りなく低く、逆に初値は高騰となることが予想されるため、管理人の個人的なこのアイビス(9343)のIPO参加スタンスは引き続き全力申し込みで行く予定です。

アイビス(9343)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのアイビス(9343)のIPO株(公募株及び売り出し株)8,500枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
東海東京証券(主幹事7,225枚85.0%
みずほ証券(前受け金不要425枚5.0%
大和証券340枚4.0%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券170枚2.0%
SBI証券170枚2.0%
楽天証券100%完全抽選85枚1.0%
松井証券前受け金不要85枚1.0%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%
auカブコム証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,275枚あります。

積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる東海東京証券からの申し込みは外せません。他平幹事の中には抽選割合の多いネット証券(SBI証券楽天証券松井証券)もありますが、店頭型証券(みずほ証券大和証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券)も含め、割り当て株数は各社100枚以下となるため、必然的に期待値は低めとなります。

アイビス(9343)のIPO仮条件決定

アイビス(9343)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:650円
IPO仮条件:670円~730円

IPO想定価格が窓開けで上ブレとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は6.5億円~7.1億円となりました。いつも消極的な東海東京証券にしては珍しく攻めた設定です。

アイビス(9343)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

アイビス(9343)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,600円~2,000円

IPO仮条件は強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は上限はそのままで下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで行きます。と言っても割り当て株数的に東海東京証券SBI証券の2社からのみの参加となります。

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