Atlas Technologies(9563)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,320円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
Atlas Technologies(9563)の上場日とIPO申込期間
Atlas Technologies(9563)の上場日は2022年10月26日(水)でリンカーズ(5131)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
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このAtlas Technologies(9563)のIPO申し込み期間は10月11日(火)~10月17日(月)となっており、他多数のIPO案件とIPO申し込み期間がドンピシャで被っているため、申し込まれる方は資金の割り振りや申込忘れに注意する必要があります。
Atlas Technologies(9563)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
Atlas Technologies(9563)のIPO想定価格は1,320円となっているため、現時点では公募価格の1.5倍~1.9倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。
なお、このAtlas Technologies(9563)のIPO仮条件は今週末10月7日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
Atlas Technologies(9563)の事業内容
Atlas Technologies(9563)の事業内容はFintech 領域のコンサルティングおよびプロジェクト実行支援ということで、決済(ペイメント)関連分野を中心としたFintech領域のコンサルティング及びプロジェクト実行支援サービスを提供しています。
このAtlas Technologies(9563)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
Atlas Technologies(9563)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(9月21日)はIPO新規上場承認発表が2社ありました。 …
Atlas Technologies(9563)のブルベア要素とIPO参加スタンス
Atlas Technologies(9563)の公開規模はIPO想定価格1,320円としてオーバーアロットメント含め28.2億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて18,625枚と比較的多くあり、海外投資家への販売も無いことから、当選確率はやや高めとなるかもしれません。
そして今回もこのAtlas Technologies(9563)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がFintech系コンサル会社とIPO市場では比較的人気化しやすい業態で、設立から5年掛からずのスピード上場と会社自体にも勢いがあります。業績もしっかり伴っており、設立当初から黒字経営で売上利益ともに右肩上がりで拡大傾向にあります。
株価設定に割高感は無く、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株もありません。既存の上位株主(新株予約権者含む)にもロックアップが掛かっており、上場時のIPO募集株以外の余計な売り圧力も無いため需給は良好と言えます。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては公開規模がIPO想定価格(1,320円)ベースで28.2億円とやや荷もたれ感のある水準となり、上場日となる10月26日(水)はリンカーズ(5131)と2社同日上場で10月唯一の重複上場で、軽微であるとは思われますが、地合い次第では資金分散の影響が出る可能性があります。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
Atlas Technologies | 28.2億円 | 東証グロース | SMBC日興証券 |
リンカーズ | 8.2億円 | 東証グロース | SBI証券 |
とは言え勢いのある人気業態ということで好スタートする可能性が高いと見ているため、管理人の個人的なこのAtlas Technologies(9563)のIPO参加スタンスは当初の予定通り積極参加で行く予定です。昨日(10月3日)SMBC日興証券からソシオネクスト(6526)のIPO当選を頂いていますが「通常当選」で、まだIPOステージ制度(IPO優遇特典)による「優遇当選」の恩恵は受けていないため、今回は優遇当選も含めて当選の二文字が見たいところです。
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Atlas Technologies(9563)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのAtlas Technologies(9563)のIPO株(公募株及び売り出し株)18,625枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 16,763枚 | 90.0% |
SBI証券 | 466枚 | 2.5% |
楽天証券(100%完全抽選) | 466枚 | 2.5% |
岩井コスモ証券 | 372枚 | 2.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 186枚 | 1.0% |
松井証券(委託幹事) | 186枚 | 1.0% |
極東証券 | 186枚 | 1.0% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が2,793枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであればIPO主幹事となるSMBC日興証券は外せませんが、平幹事はほぼネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券)で占められており、すべて3桁株数の持ち分があるため、狙う価値は十分ありそうです。
Atlas Technologies(9563)のIPO仮条件決定
Atlas Technologies(9563)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,320円
IPO仮条件:1,320円~1,440円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は28.2億円~30.8億円となりました。
Atlas Technologies(9563)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
Atlas Technologies(9563)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,700円~2,000円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価からC級評価に格下げとさせて頂きますが、IPO参加スタンスについては引き続き積極参加で変更はありません。
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