恵和(4251)のIPO新規上場)第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(770円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようです。

恵和(4251)の上場日は10月30日(水)で単独上場、上場市場はIPO市場では地味市場となる東証二部市場への上場でIPO主幹事はIPO愛好家には人気の高い大和証券となっております。この恵和(4251)のIPO申し込み期間は10月11日(火)~10月18日(火)です。

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大和証券IPO

恵和(4251)のIPO(新規上場)初値予想

恵和(4251)のIPO(新規上場)初値予想
恵和(4251)IPO初値予想

恵和(4251)のIPO想定価格は770円となっているため、現時点では公募割れも視野に入った価格、0.9倍~1.3倍程度の初値形成になるのではないかと弱めの初値予想となっており、個人的な評価についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

この恵和(4251)のIPO仮条件は本日10月9日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

恵和(4251)の事業内容は光学シート及び産業資材等の製造販売ということで、セクターは化学と地味な業態となります。この恵和(4251)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記の過去記事をご覧下さい。

恵和(4251)の公開規模はIPO想定価格ベース(770円)で17.5億円と東証二部市場への上場としてはまだ小型サイズという位置付けとなり、荷もたれ感はありません。ただし東証二部市場は資金が入りにくいという懸念はあります。

本来であれば業種も地味で人気化するセクターではありません。しかしながら先日(10月2日)上場したレオクラン(7681)も東証二部市場上場の地味業種でしたが、良い意味で市場の期待を裏切り、初値こそぼちぼちでしたが、初値形成後はストップ高まで急伸、その後なんと上場日含め3日連続ストップ高となりました。さすがにこの展開はプロの方でも読めなかったかと思います。今もまだ高値圏で推移しています。

もちろん業種や規模、株数も違いますが、東証二部の地味銘柄という点だけは共通点があります。このレオクラン(7681)の流れを受ければ、恵和(4251)にもまさかの展開があるかもしれません。ただしこれは中身が違うので完全な憶測となる上、あくまでも初値とは別でIPOセカンダリが好調だったという話であることをご理解下さい。

ベンチャーキャピタルの保有株はなく、既存株主には解除価格無しで90日間及び180日間のロックアップが掛かっています。一部株式(10万株)については公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能となりますが、需給を壊すほどの量ではないため、さほど不安はありません。

上述の通り、レオクラン(7681)は高騰しましたが、比較的吸収金額も少なく、株式枚数も少なく軽かったため、少し資金が入れば株価が簡単に動きやすかったということもあります。その点ではこの恵和(4251)は株数も多く、サイズもやや大きめとなるため値動きは重くなり、レオクラン(7681)と同じような流れになるのは難しいかもしれません。

恵和(4251)のセクターは化学と地味で派手さはなく、事業内容にもIPO的には魅力を感じません。設立からおよそ70年以上と成熟感があり、社会的信頼度は高いものの今さら上場感は否めません。レオクラン(7681)の上場後の動きを無視して考えれば無難にスルーが正解かもしれません。IPO株数が比較的多く、申し込めば当選できそうなため判断が難しいところですね。低単価のため、公募価格を上回る初値形成になったとしても利益は少めとなりそうです。

恵和(4251)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこの恵和(4251)のIPO株(公募株及び売り出し株)19,830枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
大和証券主幹事18,839枚95.0%
いちよし証券(前受け金不要397枚2.0%
SBI証券198枚1.0%
東海東京証券198枚1.0%
エース証券198枚1.0%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が2,974枚あります。

管理人の個人的なこの恵和(4251)のIPO参加スタンスはやはり当初の予定通り、基本的にはスルーで行こうかと思っていますが、とりあえず申し込んで当選してから考えるというズルい方法もありかとも考えています^^;

もちろんIPOチャレンジポイント狙いでSBI証券からの申し込みだけは確実に行います。

<追記>
恵和(4251)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:770円
IPO仮条件:700円~770円

IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は15.9億円~17.5億円となりました。

<追記>
恵和(4251)の第二弾初値予想が発表されたようです。

750円~810円

IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限のみが下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価については引き続きD級評価とさせて頂きます。

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