魁力屋(5891)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月10日)IPO新規上場承認発表された2社のうちのもう1社となります。ご存じの方も多いと思いますが「魁力屋」と書いて「かいりきや」と読みます。

IPO新規上場承認発表2社2023.11.10

当記事は魁力屋(5891)のIPO詳細記事となりますが、もう1社のS&J(5599)のIPO詳細についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いております。

魁力屋(5891)の上場日は2023年12月15日(金)で、S&J(5599)2社同日上場、上場市場はIPO市場ではやや人気の劣る東証スタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。

魁力屋(5891)のIPO(新規上場)情報

設立:2003年2月25日
業種:小売業
事業の内容:ラーメンチェーン展開等の飲食事業

魁力屋(5891)IPO上場承認

上場市場東証スタンダード
コード5891
名称魁力屋(かいりきや)
公募株数1,200,000株
売出し株数250,000株
オーバーアロットメント217,500株
IPO主幹事証券大和証券
IPO引受幹事証券野村證券
SBI証券
みずほ証券
西村証券
楽天証券100%完全抽選
大和コネクト証券委託幹事決定
IPO発表日11月10日(金)
上場日12月15日(金)
仮条件決定日11月28日(火)
ブック・ビルディング期間11月30日(木)~12月6日(水)
公開価格決定日12月7日(木)
IPO申し込み期間12月8日(金)~12月13日(水)
上場時発行済株式総数5,490,000株
時価総額70.8億円
吸収金額21.5億円
想定価格1,290円(129,000円必要)

そしてこの魁力屋(5891)のIPO主幹事は大和証券となっていることから、グループ会社となる大和コネクト証券がすでにIPO委託幹事(裏幹事)に入ることが決まっております。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 大和コネクト証券公式サイト
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魁力屋(5891)のIPO(新規上場)事業内容等

魁力屋(5891)は京都背脂醤油ラーメンを主力商品とする「京都北白川ラーメン魁力屋」を運営する飲食事業を主に行っており、郊外ロードサイド及び商業施設内のフードコート等に2023年9月末現在で130店舗(直営店102店舗、独立店24店舗、FC加盟店4店舗)を出店しています。

魁力屋(5891)IPO店舗の特徴

直営店は同社が店舗を運営する形態で、独立店は社員独立支援制度に基づきのれん分けした元従業員が店舗を運営する形態、FC加盟店はフランチャイズチェーン加盟契約に基づき加盟企業が店舗を運営する形態となっています。ラーメン魁力屋以外にもから揚げ専門店等を10店舗出店しており、事業は飲食事業の単一セグメントですが「魁力屋事業部門」と「その他事業部門」に区分されています。

魁力屋事業部門

醤油と鶏ガラをベースにしたスープに豚の背脂を落とした「京都背脂醤油ラーメン」を主力商品に提供しております。郊外ロードサイドを中心に、商業施設内のフードコート等に出店しております。

その他事業部門

新たな業態開発を目的に多様な飲食店を展開しており「からたま屋(3店舗)」と「とりサブロー(6店舗)」はから揚げを主力商品とするテイクアウト専門で、「KIBARU(1店舗)」はタンメンを主力商品としたラーメン店であります。


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

【手取金の使途】
手取概算額1,414,160千円については、1,200,000千円を直営店の新規出店のための設備投資資金(2024年12月期340,000千円、2025年12月期860,000千円)に充当し、残額は長期借入金の返済資金の一部として2025年12月期までに充当する予定であります。
なお、具体的な支出が発生するまでは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(魁力屋のIPO目論見書より一部抜粋)

魁力屋(5891)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

魁力屋(5891)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,290円としてオーバーアロットメント含め21.5億円と規模的に東証スタンダード市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて14,500枚と万枚超えで比較的多めにあります。

上述の通り魁力屋(5891)の事業内容はラーメンチェーン展開等の飲食事業ということで、醤油と鶏ガラスープをベースに、豚の背脂を落とした京都ラーメンと呼ばれる「背脂醤油ラーメン」を看板メニューとした「京都北白川ラーメン魁力屋」を運営しています。

煮込んでトロトロに柔らかくなった豚の背脂をスープに入れる際にザルの網目を通して振りかける「チャッチャ」という動作から「チャッチャ系ラーメン」とも言われています。これはもう夜に記事を書いたり見たりするとまるで飯テロのようにデブ活をそそのかされるヤバいIPO案件です^^;

魁力屋(5891)IPO商品の特徴

魁力屋(5891)の株主の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株はなく、既存の上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の大きな売り圧力はありません。募集株式及び売出株式のうちの一部(75,000株を上限として)は福利厚生を目的に従業員持株会に売付け(親引け)する予定となっています。

セクターは小売業でラーメンチェーン運営などの飲食業はIPO市場では地味で人気化しにくいイメージがありますが、2017年3月に上場した一風堂(博多とんこつ系ラーメン)を運営する力の源ホールディングス(3561)は公募価格600円に対して付いた初値は2,230円でおよそ3.7倍、2018年10月に上場した町田商店(横浜家系ラーメン)を運営するギフトホールディングス(9279)は公募価格2,090円に対して付いた初値は3,710円でおよそ1.7倍と意外にも健闘しています。

ただ上記は5~6年前と古い出来事なので今とは環境もまったく違うため、今回の魁力屋(5891)も同じように好スタートとなるかどうかはフタを開けてみないとわかりませんが、知名度は高く業績も横ばいながらも堅調に推移しており、売り出し株よりも公募株が多く既存株主の換金色は薄めで、上場時の余計な売り圧力もありません。

公開規模はIPO想定価格(1,290円)ベースで21.5億円とやや荷もたれ感のある水準となり、上場日は2社同日上場となるため資金分散の影響は少なからず受けることになるかもしれませんが、時期的に年末IPOラッシュもまだ前半戦となることから買い疲れなどの影響は軽微で、初値は堅調スタートとなる可能性は高そうです。将来的には株主優待も期待できるかもしれませんね。ひとまずの初値評価はC級評価といったところでしょうか。

IPO地合いはいまだ不透明で上場市場は初値上昇率の低い東証スタンダード市場となりますが、最近はこういった業績堅調の地味業態に資金が集まったりする傾向もあります。とりあえず現時点での管理人の個人的なこの魁力屋(5891)のIPO参加スタンスは参加の方向で考えようと思います。

魁力屋(5891)のIPO(新規上場)業績等

魁力屋(5891)のIPO経営指標
魁力屋(5891)IPO経営指標

魁力屋(5891)のIPO売上高及び経常利益
魁力屋(5891)IPO売上高及び経常利益

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