オープンワーク(5139)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,920円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

オープンワーク(5139)の上場日とIPO申込期間

オープンワーク(5139)の上場日は2022年12月16日(金)で、Rebase(5138)フーディソン(7114)3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要野村證券となっています。

このオープンワーク(5139)のIPO申し込み期間は12月1日(木)~12月7日(水)となっており、すでに12月IPOラッシュに向けたIPO申し込みラッシュ突入となっていることから、他IPO案件とのIPO申し込み期間が多数被っているため、資金移動や申し込み忘れなどにご注意下さい。

オープンワーク(5139)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

オープンワーク(5139)のIPO(新規上場)初値予想

オープンワーク(5139)のIPO想定価格は2,920円となっているため、現時点では公募価格の1.0倍~1.2倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

なお、このオープンワーク(5139)のIPO仮条件は明日11月29日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

オープンワーク(5139)の事業内容

オープンワーク(5139)の事業内容はワーキングデータプラットフォーム事業の単一セグメントで、個人が投稿した社員クチコミを基盤とするワーキングデータプラットフォーム事業を運営しており「OpenWork」「OpenWorkリクルーティング」及び「その他事業」などのサービスを展開しています。

オープンワーク(5139)IPO事業系統図

このオープンワーク(5139)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

オープンワーク(5139)のブルベア要素とIPO参加スタンス

オープンワーク(5139)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,920円としてオーバーアロットメント含め37.8億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて11,269枚と万枚超えで比較的多く、海外投資家への販売もありませんが、IPO主幹事がマンモス野村となることから当選確度は低そうです。

そして今回もこのオープンワーク(5139)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては情報・通信業と人気セクターで、事業内容も人材関連プラットフォームの運営と新規性は無いもののIPO市場では人気化しやすい業態で、知名度も高く、業績も売上収益とも堅調に推移しています。ベンチャーキャピタル(投資ファンド)などの保有株も無く、株価設定に割高感もありません。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としてはすでに類似企業が多く、公開規模がIPO想定価格(2,920円)ベースで37.8億円と東証グロース市場への上場としては荷もたれ感のあるサイズとなる上に投資家から毛嫌いされやすい親子上場。加えて上場日は12月16日(金)で、Rebase(5138)とフーディソン(7114)と3社同日上場、まだIPOラッシュ前半戦となるものの、資金分散の影響は考慮する必要がありそうです。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
Rebase8.7億円東証グロースSBI証券
オープンワーク37.8億円東証グロース野村證券
フーディソン27.1億円東証グロースSMBC日興証券

今回もまたIPO参加スタンスが悩ましいIPO案件となりますが、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要野村證券となるため、とりあえず申し込んでおいて、実際の購入は当選してから地合いなどを確認しながら考えるというプランも可能です。現時点でのIPO参加スタンスはこのやり方一択となりそうです。とはいえ、マンモス野村となることから当選は容易ではないでしょうね。

オープンワーク(5139)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのオープンワーク(5139)のIPO株(公募株及び売り出し株)11,269枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
野村證券(主幹事10,592枚94.0%
SBI証券225枚2.0%
マネックス証券100%完全抽選112枚1.0%
アイザワ証券68枚0.6%
岩井コスモ証券68枚0.6%
岡三証券68枚0.6%
松井証券前受け金不要68枚0.6%
丸三証券68枚0.6%
LINE証券委託幹事?枚?%
岡三オンライン委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,690枚あります。

積極的にIPO株を狙いに行くのであればIPO主幹事となる野村證券は外せません。そして上述の通り、野村證券はIPO申し込み時の前受け金も不要でIPO当選後のキャンセルペナルティも無いことから、とりあえず申し込んでおいて、実際の購入は当選してから考えるというプランが可能です。IPOラッシュ期間ということもあり、安全策としてはこの手段もアリかと思います。

オープンワーク(5139)のIPO仮条件決定

オープンワーク(5139)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:2,920円
IPO仮条件:2,920円~3,150円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は37.8億円~40.8億円となりました。

オープンワーク(5139)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

オープンワーク(5139)の第二弾初値予想が発表されたようです。

3,300円~3,500円

IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は上限はそのままで下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについては野村證券SBI証券の2社からのみの申し込みと致します。

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