カーブスホールディングス(7085)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。

このカーブスホールディングス(7085)はコシダカホールディングス(2157)の子会社で昨年(2019年)10月にコシダカホールディングス(2157)から株式分配型スピンオフしてIPO新規上場)するということで話題になっていた銘柄です。ホームページも出来立てホヤホヤです。

すでに3月4日(水)IPO新規上場承認Kids Smile Holdings)の発表があったことで、もうカーブスホールディングス(7085)の上場の話は立ち消えになったかと思っていましたが、いよいよ実施されることになりました。スピンオフについては記事中ほどでご説明させて頂いております。

カーブスホールディングス(7085)の上場日は3月2日(月)で、今のところは単独上場、上場市場は東証本則市場への上場ですが一部になるか二部になるかはまだ未定(公募価格決定後に決定する予定)で、IPO主幹事は久しぶりの三菱UFJモルガン・スタンレー証券となっております。

カーブスホールディングス(7085)のIPO(新規上場)情報

設立:2008年10月17日
業種:サービス業
事業の内容:女性向けフィットネス施設「カーブス」の運営等

カーブスホールディングス(7085)IPO上場承認

上場市場 東証(所属未定)
コード 7085
名称 カーブスホールディングス
公募株数 2,415,000株
売出し株数 0株
オーバーアロットメント 362,000株
IPO主幹事証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
IPO引受幹事証券 野村證券
SMBC日興証券
いちよし証券(前受け金不要
丸三証券
岡三証券
三菱UFJ eスマート証券委託幹事
岡三オンライン証券前受け金不要
上場日 3月2日
仮条件決定日 2月12日
ブック・ビルディング期間 2月13日~2月19日
公開価格決定日 2月20日
IPO申し込み期間 2月21日~2月27日
時価総額 609.9億円(想定価格ベースで計算)
吸収金額 19.9億円
想定価格 720円(72,000円必要)

下記の有価証券上場規定第210条第1項に規定する株主数、流通株式及び時価総額に適合する場合は東証一部上場となります。

<有価証券上場規定第210条第1項>
株主数:2,200人以上
流通株式:2万単位以上で上場株数の35%以上
時価総額:250億円以上

そして上記をご覧の通りこのカーブスホールディングス(7085)のIPO主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券で、IPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券も入っているため、三菱UFJ eスマート証券岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できそうです。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 三菱UFJ eスマート証券公式サイト
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詳細や口座開設はコチラ ⇒ 岡三オンライン証券公式サイト
岡三オンライン証券

カーブスホールディングス(7085)のIPO(新規上場)事業内容等

カーブスホールディングス(7085)は国内の株式会社カーブスジャパン及び株式会社ハイ・スタンダード、そして海外のCurves International,Inc.及びCurves Europe B.V.の計4社の持株会社となります。

カーブスホールディングス(7085)IPOグループ会社

カーブスはメインの顧客を50歳以上の女性にフォーカスし、既存の運動施設や自宅での運動への不満・不安・不便という「不」の解決を目指す独自のビジネスモデル「女性だけの30分健康体操教室カーブス」の運営を行っています。

カーブスの1分間紹介動画

※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

カーブスホールディングス(7085)IPO女性だけの30分健康体操教室

カーブスはご近所感覚の手軽な体操教室を特徴とし、いつまでも「自分らしく」「美しく」「健康でありたい」と考える女性を応援する体操教室で運動が苦手な女性、年齢による体力低下を心配されている女性、そんな様々な悩みを抱えた女性に最適なプログラムを提供しております。

カーブスホールディングス(7085)IPO特徴

【手取金の使途】
差引手取概算額1,574百万円及び第三者割当増資の手取概算額上限238百万円については、連結子会社への投融資に973百万円を充当し、残額を金融機関からの借入金の返済資金に2021年8月期までに充当する予定であります。
(カーブスホールディングスのIPO目論見書より一部抜粋)

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カーブスホールディングス(7085)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

カーブスホールディングス(7085)の市場からの吸収金額はIPO想定価格720円としてオーバーアロットメント含め19.9億円と規模的に東証本則市場への上場としては一部でも二部でも小型サイズとなります。時価総額(609.9億円)から一部上場の可能性が高そうです。

ベンチャーキャピタルの保有株は無く、筆頭株主はもちろんコシダカホールディングス(2157)で90%を保有しており、既存の上位大株主や今回のスピンオフで株主になる予定の大株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。

すでに一律500円分のクオカードの株主優待設定もあります。
カーブスホールディングス(7085)IPO株主優待

そして今回のこのカーブスホールディングス(7085)の一番注目したい点は何よりもやはり株式分配型スピンオフによるIPO(新規上場)という点でしょうか。

スピンオフとは企業が事業部などの一部門を独立させて別の会社(子会社等)をつくることをいいます。通常、スピンオフによってできた会社の株式は親会社の株主に付与されます。

スピンオフとは

楽天証券より引用)

このスピンオフによるIPO新規上場)は海外では頻繁に行われていますが、国内でのスピンオフによるIPO新規上場)はこのカーブスホールディングス(7085)が日本初となります。スピンオフIPOは子会社を独立させた会社にするため親子関係も無い上場となります。

そしてスピンオフによるIPO新規上場)ということから、IPO株を手に入れる方法が特殊で、いつも通り引き受け幹事の証券会社にIPO申し込みをして抽選で手に入れるという方法以外にもコシダカホールディングス(2157)の保有株数によってこのカーブスホールディングス(7085)の株式が同株数で現物配当されます。手続きは必要ありません。

カーブスホールディングス(7085)IPO株式分配型スピンオフ

コシダカホールディングス(2157)1株に対してカーブスホールディングス(7085)1株となるため、コシダカホールディングス(2157)の株式を100株保有していれば、カーブスホールディングス(7085)の株式100株分が現物配当されます。

具体的に言いますと、株主優待を取得するイメージをして頂ければ良いかと思いますが、2020年2月の権利付き最終日は2月26日(水)となるため、2月26日(水)までにコシダカホールディングス(2157)の株式を保有していれば、カーブスホールディングス(7085)の上場日となる3月2日(月)に自動的に証券口座に入ることになります。もちろん通常のIPO株と同じでそのまま初値で売却することも可能です。

一見するとお得感満載に感じるかもしれませんが、そうウマい話ではありません。これにはややこしい計算式が用いられ、結果的に両社分の株価は相殺(スピンオフ前の株価と同じ)されるようになっています。相殺されるということについてはわかっているのですが、詳細な計算方法や算出日については管理人もよくわかっていないので質問は無しでお願いします。どなたか詳しい方がいらっしゃれば教えてほしいなぁなんて甘い考えをしていたりします^^;

1月29日(水)追記

東証よりコシダカホールディングス(2157)の株価指数算出上の取扱いについての説明PDFファイルが1月29日(水)にアップされていました。
株価指数算出上の取扱いについて

ただ相殺ならまだマシですが、カーブスホールディングス(7085)のIPO新規上場)までにコシダカホールディングス(2157)の事業分散によることから株価の価値が低下して下落する可能性があるというリスクが伴います。さらにカーブスホールディングス(7085)の新株発行などに伴う希薄化の懸念もあります。

よってカーブスホールディングス(7085)のIPO株欲しさに安易にコシダカホールディングス(2157)の株式に飛び付かず、しばらく様子見とした方が賢明かもしれません。少なくとも日本初の事例となるため、未知のことが多く、慎重な判断が求められそうです。

ちなみにコシダカホールディングス(2157)がカーブスホールディングス(7085)のスピンオフを発表した2019年10月10日の株価は1,720円で出来高は263,300株でしたが、翌日の株価は1,553円まで下落し、出来高も2,490,200株まで急増しています。まさに希薄化に伴う下落ですね。

昨日(1月27日)のコシダカホールディングス(2157)の株価は1,784円で出来高は752,400株です。昨晩の夜間PTSの動き出来高ともに思った以上の動きはありませんでした。これらの数字を念頭に置きながら本日はどのような株価推移となるのかも要注目かと思います。

とりあえず現時点での管理人のこのカーブスホールディングス(7085)のIPO参加スタンスは東証一部上場となればさすがに公募割れはない規模だと思いますが、とりあえず今は中立とし、普通にIPO申し込みをするか2月26日(水)までにコシダカホールディングス(2157)の株式を取得するかを検討したいと思います。

IPO株数は24,150枚と比較的多くあり、IPO主幹事も個人投資家には優しめの三菱UFJモルガン・スタンレー証券ということから、申し込めば高い確率で当選しそうな気がしますが、甘いでしょうかね。

<追記>
やはり三菱UFJ eスマート証券がこのカーブスホールディングス(7085)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

カーブスホールディングス(7085)のIPO取り扱い決定三菱UFJ eスマート証券
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<追記>
やはり岡三オンライン証券がこのカーブスホールディングス(7085)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

カーブスホールディングス(7085)のIPO取り扱い決定岡三オンライン証券
カーブスホールディングス(7085)IPO岡三オンライン証券

カーブスホールディングス(7085)のIPO(新規上場)業績等

カーブスホールディングス(7085)のIPO経営指標
カーブスホールディングス(7085)IPO経営指標

カーブスホールディングス(7085)のIPO売上高及び経常利益
カーブスホールディングス(7085)IPO売上高及び経常利益

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西 和仁

この記事を書いた人:西 和仁(IPO投資歴18年)

2006年からIPO投資を続け、一度はブログを卒業しましたが、現在は「緩く、自然体」をモットーにIPO情報を発信しています。18年間の経験から見える「負けないためのIPOとの付き合い方」を大切にしています。

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