セキュア(4264)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(870円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
セキュア(4264)の上場日とIPO申込期間
セキュア(4264)の上場日は12月27日(月)で、アジアクエスト(4261)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
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なお、このセキュア(4264)のIPO申し込み期間は12月10日(金)~12月16日(木)となっており、ようやく終盤戦で落ち着いて来ましたが、まだ他のIPO案件との申し込み被りがあるため、引き続き資金管理をしながら申し込み作業をする必要があります。
セキュア(4264)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
セキュア(4264)のIPO想定価格は870円となっているため、現時点では公募価格の1.7倍~2.3倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。
このセキュア(4264)のIPO仮条件は明日12月9日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に順次追記致します。
セキュア(4264)の事業内容
セキュア(4264)の事業内容は法人向け入退室管理及び監視カメラシステムの提供等ということで、顔認証など生体認証による入退室管理、AI(画像認識)技術を実装した監視カメラシステムなどAIソリューションを提供している企業となります。
このセキュア(4264)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
セキュア(4264)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。ようやく落ち着きを取り戻したようで、昨日(11月22日)は1社のみのIPO新規上場承認発 …
セキュア(4264)のブルベア要素とIPO参加スタンス
セキュア(4264)の公開規模はIPO想定価格ベース(870円)で6.6億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数も低単価の割には公募株及び売り出し株合わせて6,690枚とやや少なめとなっております。
今回もこのセキュア(4264)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としてはAI(画像認識)技術を実装した監視カメラシステムなどAIソリューションの提供とIPO市場では鉄板となるAI関連です。AIを用いた非接触型の顔認証入退室管理はまさに時流に乗ったビジネスモデルで拡大中の市場とも言え、今後の成長も期待できる業態となります。東証マザーズ上場で公開規模もIPO想定価格(870円)ベースで6.6億円と軽量サイズとなるため、普通で考えると初値は跳ねる可能性が高い案件ですね。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
アジアクエスト | 10.3億円 | 東証マザーズ | みずほ証券 |
セキュア | 6.6億円 | 東証マザーズ | SMBC日興証券 |
ベア要素(ネガティブ材料)としてはひとまず無茶苦茶なIPOラッシュは落ち着いたものの、その影響がどこまで出ているか不明な点です。買い疲れが出ているのか、逆に物足りなさからの反動が出て来るのか、この空前のIPOラッシュ後の動きは見えない部分が多いです。
とはいえ、初値が拍子抜けする可能性はあるものの、さすがにこの内容で公募割れする可能性は限りなく低く、低単価となるため爆発的な利益は望みにくいとは思いますが、12月IPOの中でもIPO当選すれば安心して上場日を迎えることができる数少ないIPO案件ということには変わらないと思われます。
よって管理人の個人的なこのセキュア(4264)のIPO参加スタンスは積極的参加、というよりは一定IPO申し込みラッシュも落ち着き始めていることから全力申し込み(申込可能な証券会社すべてから参加)で行く方向で考えています。中でもIPO主幹事は個人的に相性の良いSMBC日興証券ということで、通常当選はもちろんのこと優遇当選も含めて積極的に攻めて行きたいと考えています。
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セキュア(4264)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのセキュア(4264)のIPO株(公募株及び売り出し株)6,690枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 6,088枚 | 91.0% |
みずほ証券 | 334枚 | 5.0% |
SBI証券 | 67枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 67枚 | 1.0% |
いちよし証券 | 67枚 | 1.0% |
東海東京証券 | 67枚 | 1.0% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,003枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSMBC日興証券は外せません。その他証券会社はお世辞にも当選しやすいとは言える枚数では無いため、期待薄とはなりますが、上述の通り一定IPO申し込みラッシュも落ち着き始めいている頃かと思いますので、ダメ元で申し込むのもアリでしょうかね。
セキュア(4264)のIPO仮条件決定
セキュア(4264)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:870円
IPO仮条件:870円~950円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は6.6億円~7.3億円となりました。
セキュア(4264)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
セキュア(4264)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,000円~2,200円
IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについては12月IPO申込特別仕様(主幹事+SBI証券)ではなく、全力申し込みで行く予定です。
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