ドリーム・アーツ(4811)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,660円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

ドリーム・アーツ(4811)の上場日とIPO申込期間

ドリーム・アーツ(4811)の上場日は2023年10月27日(金)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要のみずほ証券となっております。

このドリーム・アーツ(4811)のIPO申し込み期間は10月12日(木)~10月18日(水)となっており、時期的にはちょっとしたIPO申し込みラッシュの終盤戦に入ったものの、まだ他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社ありますので、申し込まれる方は資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。

ドリーム・アーツ(4811)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

ドリーム・アーツ(4811)のIPO(新規上場)初値予想

ドリーム・アーツ(4811)のIPO想定価格は2,660円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.5倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはやや強めB級評価に設定させて頂いております。

なお、このドリーム・アーツ(4811)のIPO仮条件は本日10月10日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

ドリーム・アーツ(4811)の事業内容

ドリーム・アーツ(4811)の事業内容は大企業に特化した業務デジタル化SaaSプロダクト(ノーコード開発ツール「SmartDB」等)及びコンサルティング・サービスの提供ということで、 大企業向けノーコード開発ツール「SmartDB(スマートデービー)」、社内ポータル構築ツール「InsuiteX(インスイート)」、チェーンストア特化型情報共有ツール「Shopらん」及び特定顧客向け開発運用一体型クラウドサービス「DCR(DX Custom Resolution)」の提供を行っております。

ドリーム・アーツ(4811)IPO主要サービス

このドリーム・アーツ(4811)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

ドリーム・アーツ(4811)のブルベア要素とIPO参加スタンス

ドリーム・アーツ(4811)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,660円としてオーバーアロットメント含め24.2億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。

IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて7,921枚と多くもなく少なくもなくといったところですが、IPO主幹事は店頭系証券(みずほ証券)となるため、IPOの当選確度は低めとなりそうです。

そして今回もこのドリーム・アーツ(4811)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては東証グロース市場上場の情報・通信業セクターで事業内容は業務デジタル化SaaSプロダクト及びコンサルティング・サービスの提供とクラウド(SaaS)市場は成長期待も高く、IPO市場では人気化しやすい市場及び業態となり、業績もすでに黒字化しています。

株主の中にベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株があるものの、解除価格条項無しのロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力もなく、上場日も10月27日(金)単独上場と需給面は良好と言えます。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としてはIT系の人気グロース株ではあるものの、株価設定は特に割安感も無く、公開規模はIPO想定価格(2,660円)ベースで24.2億円とやや荷もたれ感のある水準となります。

そして何よりここ最近のIPO市場しかり新興市場は金利上昇の影響で資金が入りずらい状況となっており、初値買い意欲は明らかに低下しています。10月以降はいよいよ東証マザーズ指数も年初来最安値水準まで急落し、節目の700ポイントを割れる局面もありました。

ドリーム・アーツ(4811)の上場日(10月27日)までに新興市場に(奇跡的に)追い風が吹いてくれない限り、最近のIPO銘柄と同じで初値買い資金が入らず期待には遠く及ばない結果となる可能性も否定できません。

とはいえ、地合い回復が無くてもこの内容と規模であれば初値高騰は無いにしても、さすがに公募割れするようなことも無いと考えているため、管理人の個人的なこのドリーム・アーツ(4811)のIPO参加スタンスは当初の予定通り積極参加で行く予定です。

ドリーム・アーツ(4811)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのドリーム・アーツ(4811)のIPO株(公募株及び売り出し株)7,921枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
みずほ証券(主幹事6,891枚87.0%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券396枚5.0%
東海東京証券238枚3.0%
SBI証券238枚3.0%
SMBC日興証券158枚2.0%
auカブコム証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,188枚あります。

積極的にこのドリーム・アーツ(4811)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるみずほ証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の多いネット証券はSBI証券しか無く、残りの幹事は抽選割合の少ない店頭系証券が占めているので、持ち分も少なく厳しい数字となっています。

ドリーム・アーツ(4811)のIPO仮条件決定

ドリーム・アーツ(4811)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:2,660円
IPO仮条件:2,340円~2,660円

IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は21.3億円~24.2億円となりました。この仮条件設定に伴い初値評価をB級評価からC級評価に格下げとさせて頂きます。

ドリーム・アーツ(4811)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

ドリーム・アーツ(4811)の第二弾初値予想が発表されたようです。

3,300円~4,000円

IPO仮条件は一般的な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限はそのままで下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはC級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても積極参加で変更はありません。

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