ニッソウ(1444)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(3,750円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようです。

ニッソウ(1444)の上場日は3月30日(月)で、バリオセキュア(4494)NexTone(7094)3社同日上場、上場市場は名古屋証券取引所のセントレックス市場への上場で、IPO主幹事は岡三証券となっております。

尚、このニッソウ(1444)のIPO申し込み期間は3月12日(木)~3月18日(水)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなく。

ニッソウ(1444)のIPO(新規上場)初値予想

ニッソウ(1444)のIPO(新規上場)初値予想
ニッソウ(1444)IPO初値予想

ニッソウ(1444)のIPO想定価格は3,750円となっているため、現時点ではほぼ同値~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと弱めの初値予想となっており、個人的な評価についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

このニッソウ(1444)のIPO仮条件は明日3月10日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

ニッソウ(1444)の事業内容は不動産物件のリフォーム工事で建設業セクターとなり、法人に特化した特化型業態となるものの、新規性はなく、地方取引所(名証セントレックス)上場案件ということからもIPO的に人気化する可能性は低そうです。

このニッソウ(1444)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

ニッソウ(1444)の公開規模はIPO想定価格ベース(3,750円)で3.2億円と地方取引所(名証セントレックス)市場への上場としては素直に小型サイズとは言えず、荷もたれ感を感じるサイズとなりそうです。

現在すでに東京証券取引所のプロ向け市場となるTOKYO PRO Market市場へ上場しておりますが、今回は一般市場、それも地方取引所となる名証セントレックス市場への鞍替えとなります。東京に本社があり、関東圏で事業を展開しているにも関わらず、なぜそのまま東証の一般市場ではなく、名証セントレックス市場を選んだのかはわかりません。

そして個人的に地方上場案件に対してはかなりの警戒感があり、良い思い出もありません。雰囲気的には昨年(2019年)6月に福岡証券取引所に上場した大英産業(2974)を思い浮かべてしまいます。

ちなみに大英産業(2974)の公開規模は6.8億円で、公募価格1,520円に対して付いた初値は1,330円と実に12.5%安となっており、2019年の騰落率及び損失額ともにワースト1となりました。管理人は見事にIPO当選しており、損失を被っています。これがトラウマとなり警戒感となっています^^;

いずれにしても地方上場市場への上場案件となると初値買い資金が入りにくいため、吸収金額3.2億円でもやや荷もたれ感を感じるサイズとなってしまいます。特にこの環境下では更なる資金不足に陥る可能性も高そうな気がします。

加えて上場日は3月30日(月)3社同日上場から来る資金分散の影響やIPOラッシュ終盤戦になることからの買い疲れ、3社の中でも特に地味な案件となることからの埋没感など色々と需給面で不安があります。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
バリオセキュア65.0億円東証二部野村證券
NexTone20.0億円東証マザーズSMBC日興証券
ニッソウ3.2億円名証セントレックス岡三証券

単価はIPO想定価格ベースで3,750円とそこそこの値ガサ株になるため、仮に公募割れした際の損失は大きそうです。よって管理人の個人的なこのニッソウ(1444)のIPO参加スタンスは当初の予定通りスルーと致します。もちろんSBI証券が幹事に入っているため、IPOチャレンジポイントは頂くつもりです。

ニッソウ(1444)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのニッソウ(1444)のIPO株(公募株及び売り出し株)750枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
岡三証券(主幹事673枚90.0%
SBI証券23枚3.0%
むさし証券(前受け金不要15枚2.0%
藍澤證券15枚2.0%
エイチ・エス証券(前受け金不要8枚1.0%
エース証券8枚1.0%
水戸証券8枚1.0%
岡三オンライン証券前受け金不要?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が112枚あります。

改めてIPO株数を見るとサイバーセキュリティクラウド(4493)並みに少ないですね。この枚数では仮に全力で申し込んだとしてもIPO当選は困難となりそうです。ちなみにIPO主幹事の岡三証券はIPO当選後のキャンセルはペナルティがあるためご注意下さい。安易な申し込みは避けた方が良いです。

<追記>
ニッソウ(1444)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:3,750円
IPO仮条件:3,400円~3,750円

IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は2.9億円~3.2億円となりました。

<追記>
ニッソウ(1444)の第二弾初値予想が発表されたようです。

4,000円~4,500円

IPO仮条件は一般的な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。しかしながら個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスも引き続き消極的参加で変更無しとさせて頂きます。

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