バリオセキュア(4494)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,080円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようです。

バリオセキュア(4494)の上場日は3月30日(月)で、NexTone(7094)ニッソウ(1444)3社同日上場、上場市場は東証二部市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

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尚、このバリオセキュア(4494)のIPO申し込み期間は3月11日(水)~3月17日(火)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなく。

バリオセキュア(4494)のIPO(新規上場)初値予想

バリオセキュア(4494)のIPO(新規上場)初値予想
バリオセキュア(4494)IPO初値予想

バリオセキュア(4494)のIPO想定価格は2,080円となっているため、現時点ではほぼ同値~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと弱めの初値予想となっており、個人的な評価については公募割れの可能性も含めたかなり弱めE級評価に設定させて頂いております。

このバリオセキュア(4494)のIPO仮条件は明日3月9日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

バリオセキュア(4494)の事業内容はインターネットに関するセキュリティサービスということでIPO的には人気化しやすい業態となります。

このバリオセキュア(4494)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

バリオセキュア(4494)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,080円)で65.0億円と東証二部市場への上場としてはやや大型サイズとなり、荷もたれ感を感じるサイズとなります。

人気化やすい業態となるものの、株式募集の内訳は公募株無しの売り出し株2,720,400株のみで、そのすべてがベンチャーキャピタルということから、投資ファンドの出口(イグジット)案件となります。しかも再上場案件となります。

3月26日(木)上場予定のウイングアーク1st(4432)も投資ファンドの出口(イグジット)案件再上場案件ですが、このバリオセキュア(4494)はそのグループ会社となります。兄弟揃って同時期の再上場^^;

そして何よりも個人的に気になったのが、バリオセキュア(4494)のIPO新規上場承認記事のときには見れていた動画が当記事作成時には非公開にされていることです。事業内容を紹介する動画を非公開にする理由は何でしょうか。このタイミングで動画を非公開にする理由は何でしょうか。

単純に動画作成時とは事業内容が変わったとか、動画サイトをYouTubeから別の動画サイトに乗り換えたとか、何かしら理由があるとは思うのですが、このタイミングで動画を非公開にするというのはよほどの理由があったのかと変な勘繰りをしてしまいます。中身をもう覚えていないのが残念です。

例えば動画再生2秒後ぐらいに「1st」のロゴが表示され、ウイングアーク1st(4432)と関係があることがわかります。ウイングアーク1st(4432)とグループ会社であることを知られたくなかったのかなど。考え過ぎかもしれませんが、このタイミングでの動画非公開は悪い意味で何かしら気になります。

バリオセキュア(4494)IPO事業内容動画

なんか変な感じの記事になってしまいましたが、いずれにしても人気の高まりにくい東証二部市場上場の大型案件、投資ファンドの出口(イグジット)案件の再上場案件と、残念ながらIPO的には初値が最も上がりにくい要素が多く含まれていることは間違いありません。

さらに上場日は3月30日(月)で、IPOラッシュ後半戦の3社同日上場という過密スケジュール。地合いも考慮するとスルーが正解でしょうか。本来なら上場延期、もしくは中止しても良さそうな案件に思います。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
バリオセキュア65.0億円東証二部野村證券
NexTone20.0億円東証マザーズSMBC日興証券
ニッソウ3.2億円名証セントレックス岡三証券

もしかすると上場延期や中止までは行かないものの、地合いが悪いときによくあるビザスク(4490)ペルセウスプロテオミクス(4882)のように上場規模の縮小はあるかもしれませんね。

まあいずれにしても管理人の個人的なこのバリオセキュア(4494)のIPO参加スタンスは当初の予定通りスルーと致します。ウイングアーク1st(4432)同様にIPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券ですが、運試し参加も致しません。SBI証券のIPOチャレンジポイント狙いのみの参加と致します。

バリオセキュア(4494)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのバリオセキュア(4494)のIPO株(売り出し株)27,204枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
野村證券主幹事23,532枚86.5%
SMBC日興証券816枚3.0%
大和証券816枚3.0%
いちよし証券(前受け金不要544枚2.0%
みずほ証券272枚1.0%
岡三証券272枚1.0%
岩井コスモ証券272枚1.0%
SBI証券272枚1.0%
楽天証券100%完全抽選272枚1.0%
マネックス証券100%完全抽選136枚0.5%
岡三オンライン証券前受け金不要?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が4,080枚あります。

IPO幹事団(シンジケート)は主幹事及び平幹事10社と裏幹事(委託幹事)1社で計11社野村證券主幹事案件の割には多めにあります。この時期に幹事団(シンジケート)が多いのは資金繰りが大変ですね。とは言うものの管理人は申し込まないので関係ありませんが^^;

<追記>
バリオセキュア(4494)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:2,080円
IPO仮条件:1,600円~1,700円

IPO想定価格を大幅に下回る超弱気なIPO仮条件設定となりました。さらに予想通りIPO株数も売り出し株及びオーバーアロットメント分が大幅に削減となり、上場規模が縮小されました。

売り出し株:2,720,400株 → 1,455,000株(-46.5%)
オーバーアロットメント:408,000株 → 218,200株(-46.5%)

そしてこの仮条件設定及びIPO株数削減に伴い市場からの吸収金額は26.7億円~28.4億円となりました。

<追記>
バリオセキュア(4494)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,600円~1,800円

IPO仮条件が超弱気な設定となったことから、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価については引き続き公募割れ濃厚のE級評価で変更無し、IPO参加スタンスも消極的参加で変更無しとさせて頂きます。

兄弟会社のウイングアーク1st(4432)は再び上場中止を発表しましたが、このバリオセキュア(4494)は仮条件を下げ、IPO株数を削減させ、規模を縮小させてまで上場続行。この点だけは評価できまますかね。

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