先日株式投資型クラウドファンディングFUNDINNOファンディーノ)で微力ながらも出資している「とある企業」よりメールが届きました。届いたメール内容は恐ろしいもので、このご時世で「個人情報」がモロに記載(流出)されているものでした。

この記事公開しようかどうか迷いましたが、当ブログの読者様には良い点ばかりでなく、こういった悪い点も含めて表に出て来ない内情を少しでも共有させて頂こうと考え、この「とある企業」を非難するつもりはもうとうありませんが、公開させて頂くことにしました。

無いとは思いますが、もしこの記事を書いたことで「とある企業」やはたまた「FUNDINNOファンディーノ)」が気分を害されたらすいません。でも真実なので僭越ながら1人のいち投資家の前向きな意見として捉えて頂けますと幸いです。

そのメールが届いたのは2020年4月22日(水)AM2時52分でした。夜中です。もちろん管理人は寝ていましたので、気が付いたのは朝です。管理人まで情報漏洩するわけにはいきませんので会社名や名前などが特定できる部分は赤塗りで隠させて頂きます。もちろん出資者の方はご存知だと思いますが。

とある企業のメール1

本文の出だしは上記内容だったので、何のことかさっぱりわかりませんでした。普通に誤送信かなぐらいの感覚でいました。ちなみにこのメールの差出人は「とある企業」の創業者兼代表取締役です。

ところが読み進めて行くと身に覚えの無い住所や名前や電話番号までもが記載(下記画像参照)された、いわゆる完全に個人を特定することができる「個人情報フルセット(郵便番号、住所、氏名、電話番号)」が記載されたものでした。

この「とある企業」のトップの方が事務方に送信した株主の住所変更の転送メールだったのです。どうやら某情報ではこの転送メールがこの「とある企業」の株主全員(数百名レベル)に送られているようです。

とある企業のメール2

この投資者の方は引っ越しで住所が変わったようで、株主名簿に記載の住所変更のお願いをこの「とある企業」に連絡したことがわかります。しかもご丁寧にメールの最後に署名があったため、すべての個人情報(郵便番号、住所、氏名、電話番号)が記載されていました。

この「とある企業」の株主の中に悪意のある第三者がいないという保証はありません。仮にこの個人情報がその悪意ある第三者の手に渡り、直接的もしくは俗にいうリスト屋さんなどに転売され詐欺師のターゲットにされる可能性も否定はできません。投資系の顧客リストは高額で売れると聞いたこともあります。これがもし自分だったと考えるとゾッとします。

そして管理人は間違えて送信している旨をこの「とある企業」に伝えるため、そして同じ株主として今後の不安もあったことから、このようなことが二度と再発されないかどうかの再発防止策の確認などを含め「とある企業」の弁明を求めるべくメールを送りました。

しかし残念なことに送られてきたのは個別での回答メールではなく、株主全員に向けた一斉送信のメール1通でした。一斉送信で送っておけば個別はいらないと考えられたのかもしれませんが、こういった些細なことで企業の姿勢がわかってしまうので、個人的には一斉送信はもちろんのこと、こちらからも問い合わせている以上はしっかり個別でも返答が欲しかったところです。4月26日(日)時点では返答は頂いておりません。

とある企業のメール3

上記文中にある「ケアレスミス」の意味が雰囲気的にはわかっているのですが、ちゃんとした意味がわからなかったので気になったので調べてみました。デジタル大辞泉によるとケアレスミスとは「不注意による誤り・軽率なまちがい」と記載されていました。個人情報漏洩に繋がっていますので、大手企業ならケアレスミスで済まされない問題だと思います。皆まで言いませんが、この謝罪文自体に関しても思うところは多々あります。

先日、下記記事でも書きましたが投資価格の1.5倍でイグジットし、利益を頂くこともできた企業もある一方で、このようにこちらからアクションを起こしているものの個別での返答は無く、ハッキリ言って「管理がずさん」でその後の対応も少々お粗末な企業もあります。事業内容に面白味があり、IPO新規上場)を期待していただけに残念でなりません。これは本当に。

さすがに今回の個人情報漏洩までは読めませでしたが、未上場の企業へ投資をする際は十分に吟味し、投資する必要があると改めて痛感致しました。もちろん未上場企業すべてがこのような企業体質とは思えませんが、少なからず上場企業よりも責任能力という点で意識が低いという実態はあるのかもしれません。

何かしら誤解を与えたかもしれませんが、もちろん今回の一件はFUNDINNOファンディーノ)のミスではなく、あくまでも「とある企業」のミスですので、今後良い案件が出て来れば微力ながらも投資するという管理人の姿勢は変わりません。

誤解の無いように一応広告入れておきます。

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