【2024年】8月のIPO（新規上場）件数は例年通り？例年8月のIPO傾向は！？

今日も8月分のIPO新規上場承認発表はありませんでした。
自身の過去記事を振り返っても、この手の記事（本日の記事）を7月に書いていたことは無く、まさかこのタイミングでこの手の記事を書くことになるとは思いもしませんでした＾＾；

IPO新規上場承認発表が6月27日（木）発表のFaber Company（220A）を最後にストップしているので、この手の記事というのは例年のIPO登場の傾向をさかのぼる記事となります。

例年8月のIPO（新規上場）件数

まず上記は過去10年間（2014年～2023年）の8月単月の実際のIPO（新規上場）件数となります。お盆休みなどもあることから例年8月は一桁件数しかなく、IPO閑散期に入る傾向があることが伺えます。

ただ、上記を見る限りでは昨年（2023年）も多いとは言えない数字ですが、それなりに記事ネタに困った記憶はありません。今年（2024年）に限ってはIPO（新規上場）登場のタイミングが悪いのか、早くも7月はネタ探しに苦労しそうな予感がしています＾＾；

次に過去10年間（2014年～2023年）の例年8月第一号のIPO銘柄とIPO新規上場承認発表日と上場日です。

例年8月のIPO（新規上場）発表日と上場日

上記をご覧の通り10年のうち5回は6月中のIPO新規上場承認発表となっていますが、残り4回はすべて7月に入ってからの発表となっています。本日（7月8日）現在でまだ8月のIPO新規上場承認発表が無いというのは過去10年の中では遅い方に入ります。

中には7月28日にようやく8月分のIPO新規上場承認発表があった年（2016年）もあります。今年（2024年）も同じようになる可能性はゼロではありませんが、IPO地合いも最悪期は脱した感があるので、気持ち的には今週中に最低でも1社は登場してくれることに期待したいです。

いずれにしてもこれまでの傾向から8月はIPO閑散期に入る可能性が高いため、しばらくは今発表されている7月の6社でIPOを楽しむしかありません。とはいえ、悩ましい銘柄が多く、手当たり次第というわけにも行かず、IPO参加スタンスを決めるのが難しいというのが現状かもしれませんね。