タスキ（2987）3日目のIPO（新規上場）直前初値予想とダイレクトマーケティングミックス（7354）のIPO初値結果！

タスキ（2987）の3日目のIPO直前初値予想と気配運用が発表されたようです。まさかの3日目突入となりました。これで今年（2020年）3日目突入となった銘柄はこのタスキ（2987）で6社目となります。

そもそも3日目突入自体が1年に1社あるかないかの出来事で、それがすでに6社目。東証の丸1日売買停止と言い、ヘッドウォータース（4011）の初値11.9倍と言い、今年（2020年）の株式市場は予想だにしない出来事目白押しですね。

ちなみに本日はこのタスキ（2987）や他の直近IPOがストップ高大放出の大盛況となっていたことから、やや蚊帳の外的な感じになっていますが、実はダイレクトマーケティングミックス（7354）の上場日でもありました。

ということでタスキ（2987）の3日目のIPO直前初値予想と気配運用の前にまずはこのダイレクトマーケティングミックス（7354）のIPO（新規上場）初値結果からご紹介させて頂きたいと思います。

ダイレクトマーケティングミックス（7354）のIPO（新規上場）初値結果

残念ながら大方の予想通り公募割れスタートとなりました。しかしながら幹事の引き受け価格は2,538.00円だったので、2,600円という初値は自力での初値形成となります。それを考えると大健闘と言えるのではないでしょうか。

しかも初値形成後は高値2,709円まであったのでしっかり公募価格も奪還しているため、IPO当選者の方の逃げどころも作られていましたね。管理人は初値売却がマイルールなのでIPO当選していればマイナス撤退となっていましたが＾＾；

ダイレクトマーケティングミックス（7354）日中足・5分足チャート（2020年10月5日）

ただチャートはやはり人気の無さを象徴するかのように見事に右肩下がりとなり、終値は本日の最安値となる2,532円で、後味の悪い大引けとなりました。

タスキ（2987）3日目のIPO（新規上場）直前初値予想

タスキ（2987）は2日目となるものの多くの買いを集め、引き続き本日も値付かずの持ち越しとなりました。本日の合致点は前場はおおむね4,200円で推移していましたが、後場に入ると一段と強くなり4,500円となる場面もありました。しかし引けに掛けて大口の売りが増え3,650円の合致点での終了となっています。

1日目（10月2日）

2日目（10月5日）

そして本日の最終気配値は3,545円、売りが544,000株に対して買いは703,300株で差し引き159,300株で買い越し、売りに対して買いはおよそ1.3倍程度しかありません。

明日は引き続き即金規制が掛かり、買いはさらに減少、この程度の売り買い差し引きしか無ければ、本来明日は売り気配スタートとなってもおかしくありません。

と、普通なら申し上げるのですが、

この強いIPO地合いの流れで行くと大口が少し売りを引っ込めて買い気配スタートといったところでしょうか。いずれにしても大口の動向次第となりそうです。ちなみに本日入っていた初値買い資金は24.9億円と先週末の10.6億円よりも倍以上増えています。他の直近IPOの好調ぶりにも引っ張られた感じですね。

それに伴い大手初値予想会社の明日3日目のタスキ（2987）のIPO初値予想は当初の3,500円から4,000円に上ブレされております。もちろん大口次第では本日の3,545円での即初値形成もあり得るかと思われます。

そして今回もまたIPOセカンダリ目線ということで、3日目初値形成となった今年（2020年）5社の初値形成日の時系列データを以下に掲載させて頂いておきます。残念ながら、先日のヘッドウォータース（4011）で「IPO3日目初値形成後ストップ高説」は無くなってしまいましたが、翌営業日となる本日はしっかりストップ高まで騰がってました。

何度見てもこれ見るとIPOセカンダリ参戦したくなりますよね＾＾；
ただ本日無理矢理にでも寄せてくれていれば見え見えの大口の売り玉が無くなったことで参戦しやすかったのですが、さすがに明日になると大口の売り玉が見えにくくなるかもしれませんが大口が売る気満々な姿は確認できたので、参戦しようかどうか躊躇しています。そもそもすでにめちゃくちゃな価格なので。

タスキ（2987）3日目のIPO（新規上場）気配運用

そしてタスキ（2987）の明日3日目の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。

基準価格：3,545円
気配上限：8,160円
気配下限：2,695円
上限気配更新：10分で180円づつ。
下限気配更新：3分で通常の更新値幅（5,000円未満の場合は70円）
注文受付価格の範囲：887円～14,180円