ハルメクホールディングス（7119）と日本ナレッジ（5252）とアイビス（9343）のIPO（新規上場）初値結果！

本日（3月23日）は3社同日上場となりましたが、初値が付いたのはハルメクホールディングス（7119）だけで、残りの日本ナレッジ（5252）とアイビス（9343）は値付かずで明日に持ち越しとなりました。さらにはIPO新規上場承認発表が2社あり、4月もちょっとしたIPOラッシュの様相です。IPO2社についてはまた後ほどご紹介させて頂きます。

ハルメクホールディングス（7119）のIPO（新規上場）初値結果

市場開場直前（8時59分）のハルメクホールディングス（7119）のフル板の合致点は1,850円（初値売買代金：22.1億円）となっていたので、およそ131円ほど吊り上げられた1,981円（初値売買代金：32.5億円）での初値形成となりました。初値売りで+26,100円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

初値形成後も直後に付けた安値1,966円を最後に順調に値を切り上げて行き、後場13時13分にはストップ高水準となる2,381円（+400円）に到達しました。微妙に剥がれた形跡はあるものの、最後は30,000株比例配分での大引けとなっています。本日の出来高は9,298,900株と、公開株数（2,815,200株）に対しておよそ3.3回転とストップ高が絡みながらも大商いで、東証グロース市場の出来高ランキングは3位となっています。

ハルメクホールディングス（7119）5分足チャート（2023年3月23日）

IPO株取得組もIPOセカダンリ参戦組も利益の出る理想的なIPOとなりました。昨日（3月22日）上場のSHINKO（7120）の予想以上に弱い展開で3月IPOラッシュはどうなることかと不安満載でしたが、ひとまずは良い流れが作れたのではないかと思います。

日本ナレッジ（5252）2日目のIPO（新規上場）初値予想

市場開場直前（8時59分）の日本ナレッジ（5252）のフル板の合致点は2,501円（初値売買代金：3.4億円）と3社の中でも一番少なく、事前予想からするとかなりの拍子抜け感がありましたが、市場開場後は徐々に買いが増えて行き最終的には対等価格3,560円（初値売買代金：8.0億円）まで膨らみ、本日は値付かずで終了となりました。

最終気配値は本日の気配上限となる3,450円で、売りが220,600株に対して買いは319,400株で差し引き98,800株で買い越し、売りに対して買いはおよそ1.4倍程度で初値買いに入っている資金は11.0億円と思っていたほど多くはありません。

明後日は即金規制（買付代金の即日徴収、成行買い禁止）が掛かるため買いは減少し、本日売り注文を出していなかった投資家の売りも足され、売りは増えることが予想されます。どの程度の売り買い増減があるのかはわかりませんが、1.4倍程度の売り買い差し引きがあればギリギリで「買い気配スタート」となるでしょうか。

そして大手初値予想会社の明日の日本ナレッジ（5252）の2日目のIPO初値予想は以下の通り当初予想の4,000円から下ブレとなる3,500円となっており、市場開場後すぐの着地予想となっているようです。

ちなみにもう一社の大手初値予想会社の日本ナレッジ（5252）の明日2日目の初値予想は当初予想の3,000円よりも上ブレとなる3,500円となっているようです。

日本ナレッジ（5252）2日目のIPO（新規上場）気配運用

そして日本ナレッジ（5252）の明日2日目の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。

基準価格：3,450円
気配上限：7,940円
気配下限：2,588円
上限気配更新：10分で175円づつ。
下限気配更新：3分で通常の更新値幅（5,000円未満の場合は70円）
注文受付価格の範囲：863円～13,800円

アイビス（9343）2日目のIPO（新規上場）初値予想

市場開場直前（8時59分）のアイビス（9343）のフル板の合致点は1,751円（初値売買代金：6.8億円）とおおむね想定内と言える雰囲気でしたが、市場開場後も徐々に買いが増えて行き最終的には対等価格1,815円（初値売買代金：9.3億円）まで膨らみ、本日は値付かずで終了となりました。

最終気配値は本日の気配上限となる1,679円で、売りが461,500株に対して買いは932,300株で差し引き470,800株で買い越し、売りに対して買いはおよそ2.0倍程度で初値買いに入っている資金は15.6億円と予想以上に多く入っていた印象です。

明後日は即金規制（買付代金の即日徴収、成行買い禁止）が掛かるため買いは減少し、本日売り注文を出していなかった投資家の売りも足され、売りは増えることが予想されます。どの程度の売り買い増減があるのかはわかりませんが、2.0倍程度の売り買い差し引きがあれば「買い気配スタート」が濃厚となりそうです。

そして大手初値予想会社の明日のアイビス（9343）の2日目のIPO初値予想は以下の通り当初予想の1,800円と同値となる1,800円の着地予想となっているようです。

ちなみにもう一社の大手初値予想会社のアイビス（9343）の明日2日目の初値予想は当初予想の1,500円よりも大幅上ブレとなる1,900円となっているようです。

アイビス（9343）2日目のIPO（新規上場）気配運用

そしてアイビス（9343）の明日2日目の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。

基準価格：1,679円
気配上限：3,865円
気配下限：1,260円
上限気配更新：10分で84円づつ。
下限気配更新：3分で通常の更新値幅（2,000円未満の場合は40円）
注文受付価格の範囲：420円～6,720円