昨日(3月24日)上場日値付かずで本日に持ち越しとなっていたミライロ(335A)と本日上場のビジュアル・プロセッシング・ジャパン(334A)のIPO(新規上場)初値がそれぞれ無事に付きましたので、簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。
ミライロ(335A)のIPO初値結果
公募価格 | 270円 |
初値価格 | 661円(2日目 9時12分) |
初値売却益 | +39,100円 |
初値売買代金 | 10.5億円 |
初値出来高 | 1,597,200株 |
本日終値 | 761円(ストップ高) |
市場開場直前(8時59分)のこのミライロ(335A)のフル板の合致点は650円(初値売買代金:9.2億円)となっておりましたが、およそ11円ほど持ち上げられた661円(初値売買代金:10.5億円)での初値形成となりました。
公開価格の約2.44倍着地で、OA含めた公開株数に対する初値売却率はおよそ60.3%、初値売りで+39,100円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
昨年(2024年)の上場日値付かずで翌日持ち越しとなったIPO銘柄は3社しかなく、その3社も翌日には一転して売り気配スタートとなりました。上場日値付かずで翌日も買い気配スタートとなったのは2023年12月上場のエスネットワークス(5867)までさかのぼります。
強いものは強いという法則に従って初値形成後も堅調な展開となり、9時29分(初値形成から17分後)にはストップ高(初値比+100円)となりました。「初値=安値」となるセカンダリ向けのIPO銘柄となっており、取引時間中にポツポツと約定はあったものの大引けまでストップ高が剥がれることはありませんでした。
明日は規制解除となる上に3月IPOラッシュの休息日でIPOが無い日でもあるため、IPO資金の矛先はこのミライロ(335A)に流れる可能性が高そうですね。
ミライロ(335A)IPO5分足チャート(2025年3月25日)
終値は初値価格(661円)を100円上回る761円での取引終了となっており、本日1日の出来高は3,128,100株で、OA含めた公開株数(2,646,300株)のおよそ1.2回転、東証グロース市場の出来高ランキングは14位となっています。
ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(334A)のIPO初値結果
公募価格 | 1,430円 |
初値価格 | 3,040円(13時25分) |
初値売却益 | +161,000円 |
初値売買代金 | 10.6億円 |
初値出来高 | 349,700株 |
本日終値 | 2,345円 |
市場開場直前(8時59分)のこのビジュアル・プロセッシング・ジャパン(334A)のフル板の合致点は2,389円(初値売買代金:3.9億円)となっておりましたが、およそ651円ほど持ち上げられた3,040円(初値売買代金:10.6億円)での初値形成となりました。
公開価格の約2.12倍着地で、OA含めた公開株数に対する初値売却率はおよそ71.8%、初値売りで+161,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。今年(2025年)初の二桁万円利益のIPO銘柄となりました。
ただ、この初値オーバーシュートは実態を反映したものではなく、ミライロ(335A)がストップ高となった影響で動意付いたと考えられ、初値形成後の上値は限定的となりました。高値は初値形成後すぐに付けた3,050円(初値比+10円)までしかなく、ほぼ初値天井。その後は見るも無残な右肩下がりで、IPOセカンダリ参戦組に勝機はありませんでした。
本来であれば強いものは強いの法則になるはずですが、ミライロ(335A)ありきの相場となっていたことから、さすがに651円もの寄る寄る詐欺となればやり過ぎ感いっぱいで、初値形成後の展開は厳しいものとなりますね。
終値は寄る寄る詐欺分の651円を帳消しにする水準2,345円(初値比-695円)での大引けとなっています。ギリギリの水準ではありましたが、ストップ安(2,340円)まで落ちなかったのは見た目的にまだ救いと言えるでしょうか。
ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(334A)IPO5分足チャート(2025年3月25日)
終値は初値価格(3,040円)を695円下回る2,345円での取引終了となっており、本日1日の出来高は2,939,100株で、OA含めた公開株数(486,400株)のおよそ6.0回転と大商いでしたが、東証グロース市場の出来高ランキングは16位となっています。
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いつも拝見して参考にさせていただいています。ミライロは自分の口座では各証券会社一つも当選せず、妻の日興口座のみ当たりました。セオリー通りに初値で売って利益を確保。過去に初値で売らず、手元にキープして全部大失敗していたので、以後IPOは初値売りを鉄則にしました。
しかし、2日連続の開始直後ストップ高を見せ付けられると、流石に「もしキープしていれば…」と考えてしまいます。そうは言ってもセカンダリーに手を出す度胸も運も持ってないので、やはり「IPOは初値売り」を続けていこうと考えています。
私と妻とではくじ運が段違いで、日興証券では私の方がステージが上なのに、2024年は私当選なし妻3件当選、2025年は私まだ当選なし妻は既にミライロとダイナミックマッププラットフォームの2件が当選と云う結果です。私日興証券に悪いことしたのかな?
こんばんは、IloveHappyさん。
投資は悔しいことが大半なので、納得行く投資は永遠の課題かと思います。
感情を入れると揺さぶられるので、私もマイルールは大切と考えています。
IPO当選は運次第なので、良い時もあれば悪い時もあるかと思います。
世帯収入が増えたと思えばなんてことないでしょうかね^^