今年（2022年）上場38社のIPO銘柄の上場時初値価格と現在価格の比較！

IPO新規上場承認発表が完全停止してしまいましたね。先週に続き今週も「ゼロ」です。やはり下記記事でも申し上げました通り、IPO新規上場承認発表の再開は夏休み（お盆休み）以降上場分として来週、遅ければ再来週以降となりそうです。

そしてタイトル通りとなりますが、本日は今年（2022年）上場した38社のIPO銘柄の上場時の初値価格と現在（7月15日終値）の価格の比較をしてみました。

おそらくこういうデータは何かしらのプログラムを組めば簡単に作成可能なのかもしれませんが、残念ながら管理人はそういう技術を持ち合わせていないので、お恥ずかしながらすべて手動で集計しています＾＾；

今年（2022年）全38社のIPO銘柄の上場時株価と現在株価の比較

現在価格欄の「赤文字が初値価格以上」で「緑文字が初値価格以下」という形で色分けしていますが、上記の通り赤文字は9社で緑文字は29社と圧倒的な差があります。ほとんどのIPO銘柄が初値買いして保有し続けていると痛い目に合っていたことになります＾＾；

ご承知の通りIPO（新規上場）銘柄の株価は需給の関係だけで初値は一時的に過熱して異常に上がる習性がありますが、一定の期間が経過すると株価は落ち着き、おおむねプロが値付けした妥当水準（公募価格）に落ち着く傾向があります。中には公募価格と現在価格が良い悪い含めて大きく乖離している銘柄もごく一部に限ってありますが、さすがプロの値付けと感じます。

それでも政府は初値が騰がり過ぎることに対して「IPO（新規上場）銘柄の公開価格が意図的に安く値付けされているのではないか」という点を問題視しています。

この現状を見ても公開価格は安過ぎなのでしょうかね。そもそも上場時は一時的に投機資金が流入して価格高騰となっているだけで、公募価格は根拠ありきでプロが様々な角度から見て値付けしているはずなので妥当ではないかと思っています。まあ管理人は素人ですが＾＾；