当ブログのIPO（新規上場）評価ランクの基準をあらためてご紹介！

当ブログ（IPOゲッターの投資日記）をご愛顧下さっている読者様はご承知頂いていると思いますが、当ブログでは毎回IPO銘柄の初値の評価付けを行っています。

IPO新規上場承認発表時の記事で評価を付けており、途中で大手メディアさんの見解などで変更することもありますが、基本的には勝手な独自評価となります。ただ、一応は評価基準もあり、その評価基準は以下の通りでブログにも掲載しています。

ちなみにこのIPO（新規上場）評価ランク一覧の掲載場所はトップページの「IPO（新規上場）スケジュール」欄の最下部に「2025年度版IPOスケジュール一覧表！ほぼリアルタイムで更新中！」というテキストリンクがありますが、その記事の中にあります。

上記記事を見て頂くと前半に目次（下記画像参照）を設定しており、「IPO（新規上場）評価ランク一覧」をクリックして頂くと該当部分まで自動でスクロールし、上記「IPO（新規上場）評価ランク一覧」を見て頂くことができます。これはもうおよそ6年前から同じ仕様です。

なぜ今さらこのような記事を書いているのかと申し上げますと、昨年（2024年）10月23日（水）に上場した東京メトロ（9023）のような話題性のあるIPO銘柄の登場により、上場前から上場後にかけて多くのお問い合わせを頂いたからに他なりません。

おかげさまで東京メトロ（9023）のIPO新規上場承認発表以降は当ブログの閲覧数も毎日50,000PV～80,000PVほどありましたので、その分お問い合わせも急増していました。

お問い合わせの中には純粋にご質問やご報告として頂いているものから、心無いコメントや誹謗中傷まで多種多様にありますが、心無いコメントや誹謗中傷に関しては完全スルーしていますのでご了承下さい。

お問い合わせが多いという時点で東京メトロ（9023）は多くの方が注目しているIPO銘柄であるということがわかりましたので、人気化することは間違いないと確信することもできました。

ある意味これはIPOブロガー特権かもしれません。ただ、人気があるということについてはブログでも書かせて頂きましたし、IPOゲッター公式LINEでも共有させて頂いております。

そんな中、上場前に多かったご質問が「東京メトロ（9023）の評価はD級評価なのに、なぜ他のD級銘柄と違っていつも以上に全力で申し込んでいるのか？」といった内容です。この手のご質問を下さった方の多くは「D級評価=公募割れする可能性が高い」と思っている方でした。今回の記事の主旨はココです。

上記「IPO（新規上場）評価ランク一覧」を見て下さいますとおわかり頂けると思いますが、D級評価は「公募価格同値～公募価格の1.3倍までの上昇」で、公募割れするという表現はどこにもしていません。

東京メトロ（9023）は初値への期待値は政府売出系IPOということ（過去統計）からほぼ確実にプラス（公募割れの可能性は限りなく低い）でIPO募集株数も多く、話題性のあるお祭りIPOということで、管理人は複数株狙いで全力申し込みで挑みました。が、ご回答です。

そして上場後に多かったのが「東京メトロ（9023）は評価がD級評価だから控えめに申し込んだのに、この結果ならA級評価にするべきだったのではないか！」といったお叱りのご連絡です。残念ではありましたが、この手のご連絡も多かったです。

お気持ちはわからなくもないですが、注目度という点ではA級評価、いやS級評価だったと言えます。ただ当ブログの評価は注目度ではなく、あくまでも初値評価です。が、ご回答です。

初値評価という観点で見て頂けますと、結果的に初値は1.35倍着地となりましたが、初値の市場コンセンサスはおおむね1,500円（1.25倍）とされており、自身もそのあたりと思っていたので、公募価格（1,200円）の1.25倍となると、評価はD級評価となります。

今後もこの「IPO（新規上場）評価ランク」を変更する予定はありませんので、当記事でご理解頂いた上で、引き続きご愛顧頂けますと幸いです。ただ最終的に「投資は自己責任」が基本スタイルとなりますので、その点はお願い致します。

私もIPO愛好家の皆さんも目指すところは同じかと思いますので、今年もたくさんのIPOに当選してガッポリと行きたいところですね！