証券会社のパスワード変更は早めの対応を！IPO申し込みに支障が出る場合も！？

結局1月はプライム・ストラテジー（5250）1社のIPO新規上場承認発表しかありませんでしたので、必然的に2月のIPO案件はこのプライム・ストラテジー（5250）1社のみとなり、期末となる3月にIPO（新規上場）が集中されることが想定されます。消化試合にならないことを願うばかりです。

話は変わって年末から年始に掛けてセキュリティ強化の観点からパスワード変更などの連絡が一部証券会社から届いていることかと思います。こういったパスワード変更を行わないと後になって面倒な手続きが必要になる場合もありますのでご注意下さい。

例えば下記は昨年（2022年）12月28日（更新）にSBI証券からパスワード変更の連絡「【重要】複雑なパスワードへの変更のお願いとパスワードリセットについてのお知らせ」です。皆様のところにも届いているかと思います。

「ログインパスワード」及び「取引パスワード」のそれぞれの変更を期限までに行わないとパスワードがリセットされてしまい、リセットを解除するためには郵送でパスワードの再発行手続きが必要になる場合もあるとの記載があります。

これがもしIPO申し込み期間中にリセットされてしまうと、再発行手続きの内容や時期によっては思うようにIPOに申し込めないという事態に陥る可能性もありますので、早めの変更をオススメ致します。

そしてマネックス証券も同様に今年（2023年）1月27日（更新）に「【重要】パスワード複雑化によるセキュリティ強化対応」という連絡が届いていると思います。

任意設定期間として2023年1月21日～2023年3月25日が設けられており、この期間内に現行の「暗証番号（数字4桁）」から「取引パスワード」に変更をしなければ3月25日以降は取引などの注文操作や出金操作などができなくなります。

変更しなくても特にリセットされるとの記載はありませんでしたが、万が一SBI証券のようにリセットされてしまうと、これまた面倒な手続きが必要になる場合があるかもしれないので、こちらもしっかり対応しておいた方が良いかと思われます。

基本的にIPO愛好家は多くの証券口座を保有しているため、管理の観点からこういったパスワードの変更は面倒でつい後回しにしてしまう傾向にありますが、もっと面倒な手続きが必要になる前にしっかり対応しておかれるのが賢明です。