今日もIPO新規上場承認発表がありませんでした。ここまで無いのはここ数年ではかなり珍しいケースかと思います。それほど市況が厳しいようには思えないですが、今年(2023年)3月に上場予定(ウワサ)となっていたソラコムが上場申請を取り下げたりとよくわからない状況です。
ただ、とりあえずIPO新規上場承認発表だけはしといて、市況を見て上場中止(上場延期)と冷やかされるよりは今のように始めから無い方がまだマシなのかもしれません。記事ネタには困りますが^^;
IPO新規上場承認発表から上場日までおよそ5週間掛かる「5週ルール」を適用すると、すでに2月分のIPOは無しと考えて間違いありません。それどころかこの「5週ルール」から逆算すると3月も1週目及び2週目は無しとなる可能性が高く、早くても3週目(3月13日)以降の再開となりそうです。
そこで例年3月分のIPO新規上場承認発表はいつ頃発表されていたのかを得意のデータさかのぼりをしてみました。
例年3月分のIPO新規上場発表日と上場日
年度 | IPO銘柄 | IPO発表日 | 上場日 |
2022年 | ビーウィズ | 1月21日 | 3月2日 |
2021年 | ヒューマンクリエイションHD | 2月9日 | 3月16日 |
2020年 | カーブスホールディングス | 1月27日 | 3月2日 |
2019年 | 日本国土開発 | 1月29日 | 3月5日 |
2018年 | SERIOホールディングス | 1月25日 | 3月2日 |
2017年 | ロコンド | 2月2日 | 3月7日 |
2016年 | バリューゴルフ | 1月27日 | 3月2日 |
2015年 | エムケイシステム | 2月13日 | 3月17日 |
2014年 | サイバーリンクス | 1月30日 | 3月6日 |
過去10年間をさかのぼると上記をご覧の通りとなりますが、例年は今年(2023年)のように1月及び2月に長期のIPO空白期間が多くあったわけではなく、ある程度のIPO件数をこなしていたため、あわせて例年1月、2月、3月のIPO件数の過去10年間も調べてみましたので、ご参照下さい。
過去10年間の1月、2月、3月のIPO件数
年度 | 1月 | 2月 | 3月 |
2022年 | 0社 | 7社 | 8社 |
2021年 | 0社 | 7社 | 13社 |
2020年 | 0社 | 2社 | 24社 |
2019年 | 0社 | 5社 | 16社 |
2018年 | 0社 | 2社 | 14社 |
2017年 | 1社 | 5社 | 21社 |
2016年 | 0社 | 1社 | 22社 |
2015年 | 0社 | 6社 | 15社 |
2014年 | 0社 | 1社 | 11社 |
はい。
ここまでご覧になられた方はもうおわかりかと思いますが、今回のデータは何が言いたいのかよくわからない感じになってしまいました^^;
何かしら役に立つデータが出るかもしれないと調べながら記事を書き始めたところ、途中で何も検証ができないことに気付きましたが、せっかく集計したので、半ば強引に記事とさせて頂きました。すいません。
まあでも例年1月、2月、3月はこんな感じです。ということはわかって頂けたでしょうか。IPO新規上場承認発表が無い中の場繋ぎ的な記事となりますことをご了承下さい。
昨日のプライム・ストラテジー(5250)のIPOチャレンジポイントアンケートの方はおかげさまで回答数も300件を超えており、思いのほか役に立っているような雰囲気です。アンケートはまだ実施させて頂いておりますので、下記よりアンケートのご協力を頂けますと幸いです。結果を見るだけでも面白いかと思います。
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