雨風太陽(5616)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(840円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
雨風太陽(5616)の上場日とIPO申込期間
雨風太陽(5616)の上場日は2023年12月18日(月)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
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この雨風太陽(5616)のIPO申し込み期間は12月1日(金)~12月7日(木)となっており、すでに年末IPOラッシュ分の申し込み期間突入となっているため、他IPO案件と複数社のIPO申し込み期間被りがあるため、資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。
雨風太陽(5616)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
雨風太陽(5616)のIPO想定価格は840円となっているため、現時点では公募価格の1.2倍~1.8倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想については強めA級評価に設定させて頂いております。
なお、この雨風太陽(5616)のIPO仮条件は今週11月30日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
雨風太陽(5616)の事業内容
雨風太陽(5616)の事業内容はCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」運営、生産者の販路拡大等を目的とした自治体向け支援サービス、生産者のもとで学ぶ地方留学プログラムの提供等ということで、全国の農家・漁師から、直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができ、生産者と消費者が直接コミュニケーションできるECプラットフォーム「ポケットマルシェ」の運営を主事業として展開しています。
この雨風太陽(5616)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
雨風太陽(5616)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月13日)はIPO新規上場承認発表が1社ありました。何かしらもう少し変化球でも …
雨風太陽(5616)のブルベア要素とIPO参加スタンス
雨風太陽(5616)の市場からの吸収金額はIPO想定価格840円としてオーバーアロットメント含め5.0億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて5,363枚と少なめとなることから、IPO株の当選確率は低めとなりそうです。
そして今回もこの雨風太陽(5616)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては岩手県発の元県議会議員が代表で地方活性化に繋がる日本初の産直アプリ運営とユニークな事業内容となることや、日本初のNPO法人からのIPO(新規上場)案件となることから、初モノづくしで注目度はありそうです。
公開価格の1.5倍となれば解除されるベンチャーキャピタル(投資ファンド)などの株式があるものの、取得単価はIPO想定価格(840円)よりも高い位置(1,120円~3,060円)での取得となっているため、すぐすぐの売却の可能性は低そうです。
公開規模もIPO想定価格(840円)ベースで5.0億円、さらに1.0億円相当の株式がコーナーストーン投資家(上場承認時に一定額の株式取得を約束する投資家)2社に売付け(親引け)される予定となっており、差し引くと4.0億円程度まで縮小され、上場日も12月18日(月)でIPOラッシュ中ではあるものの単独上場となるため、需給面は極めて良好と言えます。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては売上は右肩上がりで伸びているものの、収益は赤字となっており、赤字縮小傾向にあるものの、今のところ黒字化の目途はたっていません。ユニークなビジネスモデルとなっていることから赤字は許容される可能性もありますが、IPO地合い悪化で初値買い資金が減少していることから一定の不安はあります。
とはいえ、この内容と規模で公募割れする様子は思い浮かびにくく、初値は堅調スタート(地合いが良ければ高騰)になるのではないかと考えているため、管理人の個人的なこの雨風太陽(5616)のIPO参加スタンスは当初の予定通り積極参加で行く予定です。
雨風太陽(5616)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこの雨風太陽(5616)のIPO株(公募株及び売り出し株)5,363枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 4,933枚 | 92.0% |
SBI証券 | 161枚 | 3.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 107枚 | 2.0% |
岡三証券 | 54枚 | 1.0% |
丸三証券 | 54枚 | 1.0% |
東洋証券 | 54枚 | 1.0% |
岡三オンライン(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が625枚あります。
積極的にこの雨風太陽(5616)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSMBC日興証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の多いネット証券が2社(SBI証券、マネックス証券)入っていますが、いずれも100枚前後となるため、狙うには厳しい数字となりそうです。
雨風太陽(5616)のIPO仮条件決定
雨風太陽(5616)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:840円
IPO仮条件:840円~870円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は5.0億円~5.2億円となりました。
雨風太陽(5616)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
雨風太陽(5616)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,500円~1,800円
IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き積極参加で変更はありません。
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