アクシスコンサルティング(9344)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,650円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
アクシスコンサルティング(9344)の上場日とIPO申込期間
アクシスコンサルティング(9344)の上場日は2023年3月28日(火)で、Arent(5254)とモンスターラボホールディングス(5255)と3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
このアクシスコンサルティング(9344)のIPO申し込み期間は3月9日(木)~3月15日(水)となっており、すでにIPO申し込みラッシュも始まっていることから、他IPO案件とのIPO申し込み期間も多数被っていますので、資金移動など資金管理にご注意下さい。
アクシスコンサルティング(9344)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
アクシスコンサルティング(9344)のIPO想定価格は1,650円となっているため、現時点では公募価格の1.2倍~1.7倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についてもやや弱めC級評価に設定させて頂いております。
なお、このアクシスコンサルティング(9344)のIPO仮条件は週明け3月8日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
アクシスコンサルティング(9344)の事業内容
アクシスコンサルティング(9344)の事業内容はハイエンド人材領域における人材紹介及びスキルシェアの各サービスを展開し、人材紹介として「正社員採用サービス」を、スキルシェアとして「フリーコンサルサービス」及び「スポットコンサルサービス」を提供しております。
このアクシスコンサルティング(9344)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
アクシスコンサルティング(9344)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日も複数社のIPO新規上場承認発表があるかと思っていましたがまたもや1 …
アクシスコンサルティング(9344)のブルベア要素とIPO参加スタンス
アクシスコンサルティング(9344)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,650円としてオーバーアロットメント含め19.9億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて10,500枚と万枚超えで比較的多めにあるものの、IPO主幹事はマンモス野村となるため、当選確度は低めとなりそうです。
そして今回もこのアクシスコンサルティング(9344)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がコンサルタント(ハイエンド人材)に特化したDX(デジタルトランスフォーメーション)支援と、コンサル関連は時流に乗った業態でIPO市場では人気化しやすい業態で業績も堅調。
株価設定には割高感もなく、株主にベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株も無く、既存株主にはロックアップが掛かっていることから、上場時の余計な売り圧力も無いため需給は良好と言えます。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては公開規模がIPO想定価格(1,650円)ベースで19.9億円とやや荷もたれ感のある水準である上に、上場日は3月28日(火)で、Arent(5254)とモンスターラボホールディングス(5255)と3社同日上場、いずれも東証グロース市場への上場で、公開規模も20億円~30億円の中規模サイズとなるため、資金分散の影響も受けそうです。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
Arent | 26.1億円 | 東証グロース | みずほ証券 |
アクシスコンサルティング | 19.9億円 | 東証グロース | 野村證券 |
モンスターラボホールディングス | 29.9億円 | 東証グロース | 大和証券 |
とはいえ、3社の中でもネガティブ材料が少なく堅調スタートになることが予想されるため、管理人の個人的なこのアクシスコンサルティング(9344)のIPO参加スタンスは当初の予定通り参加の方向で考えています。
アクシスコンサルティング(9344)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのアクシスコンサルティング(9344)のIPO株(公募株及び売り出し株)10,500枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 9,660枚 | 92.0% |
みずほ証券(前受け金不要) | 210枚 | 2.0% |
SMBC日興証券 | 210枚 | 2.0% |
SBI証券 | 105枚 | 1.0% |
岡三証券 | 105枚 | 1.0% |
東海東京証券 | 105枚 | 1.0% |
岩井コスモ証券 | 105枚 | 1.0% |
LINE証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
岡三オンライン(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,575枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる野村證券からの申し込みは外せません。残る平幹事には店頭型証券が多く、抽選割合の多いネット証券が少なめとなる上に、抽選分は各社100枚以下の割り当て株数しか無いことから、なかなか厳しそうです。結局のところ野村證券任せとなりそうですね。
アクシスコンサルティング(9344)のIPO仮条件決定
アクシスコンサルティング(9344)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,650円
IPO仮条件:1,800円~1,950円
IPO想定価格が窓開けで上ブレとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は21.7億円~23.5億円となりました。
アクシスコンサルティング(9344)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
アクシスコンサルティング(9344)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,500円~3,000円
IPO仮条件は強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはC級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで行きます。と言っても割り当て株数的に野村證券とSBI証券とLINE証券の3社からのみの参加となります。
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