ホームポジション(2999)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(500円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

と、その前に昨日(5月31日)上場初日値付かずとなったトリプルアイズ(5026)の初値結果だけ記載させて頂いておきます。

トリプルアイズ(5026)のIPO初値結果

公募価格880円
初値価格2,200円(9時16分)
初値売却益+132,000円
初値売買代金11.4億円
初値出来高521,400株
本日終値2,200円

初値売却で一撃132,000円の利益です。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。終値は初値価格と同値(2,200円)となっているため、IPOセカンダリ参戦組は明日(6月2日)の規制明けによる買いに期待したいところですね。ちなみに管理人は不参加です。

ホームポジション(2999)の上場日とIPO申込期間

ホームポジション(2999)の上場日は2022年6月23日(木)で、ジャパンワランティサポート(7386)とウェルネス・コミュニケーションズ(9228)と坪田ラボ(4890)と4社同日上場、上場市場は東証スタンダード市場への上場で、IPO主幹事はいちよし証券となっております。

このホームポジション(2999)のIPO申し込み期間は6月7日(火)~6月13日(月)となっており、このあたりからはIPO申し込みラッシュ期間突入となり、他のIPO案件との申し込み期間が被りまくっているため、特に全力参加で攻める方は資金の割り振りに注意が必要です。

ホームポジション(2999)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

ホームポジション(2999)のIPO(新規上場)初値予想

ホームポジション(2999)のIPO想定価格は500円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと公募割れも視野に入ったかなり弱めE級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはひとまず弱めD級評価に設定させて頂いております。

このホームポジション(2999)のIPO仮条件は今週末6月3日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

ホームポジション(2999)の事業内容

ホームポジション(2999)の事業内容は事業内容は戸建分譲事業ということで、静岡県を中心とした東海エリア及び東京を中心とした関東エリアを中心に戸建分譲事業を展開しています。

このホームポジション(2999)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

ホームポジション(2999)のブルベア要素とIPO参加スタンス

ホームポジション(2999)の公開規模はIPO想定価格500円としてオーバーアロットメント含め11.5億円と規模的に東証スタンダード市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて20,000枚と比較的多くあり、海外投資家への販売も無いため、本来であれば当選確度は比較的高めとなりますが、IPO主幹事はいちよし証券なので、厳しいでしょうね。

そして今回もこのホームポジション(2999)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては設立からおよそ30年以上の老舗企業で業績は安定しており、株価設定も割安水準。公開規模もIPO想定価格(500円)ベースで11.5億円と荷もたれ感は無く、個人投資家が手を付けやすい低位株設定。既存株主にベンチャーキャピタル投資ファンドの保有株も無く、上場時の余計な売り圧力も無いため、需給面は比較的良好と言えそうです。

ベア要素(ネガティブ材料)は業種が不動産業と、IPO市場では買いの入りにくい不人気セクター、ビジネスモデルに新規性もなく地味な案件となり、上場日(6月23日)は4社同日上場で資金分散の影響を受けやすく、かつ6月末のIPOラッシュスタートとなるため、他にも多くの選択肢がある中で、あえてこのIPO案件を取りに行く理由は残念ながら見当たりません。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
ジャパンワランティサポート12.0億円東証グロースみずほ証券
ホームポジション11.5億円東証スタンダードいちよし証券
ウェルネス・コミュニケーションズ65.9億円東証グロース野村證券
坪田ラボ19.8億円東証グロースSMBC日興証券

6月20日(月)上場のヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)が同不動産セクターとなるため、このヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)の初値結果が一つの目安となりそうですが、ホームポジション(2999)のIPO申し込み期間は6月7日(火)~6月13日(月)となるため、期間的に初値結果確認後のIPO申し込みはできません。

いずれにしても初値が好スタートする絵が浮かびませんので、管理人の個人的なこのホームポジション(2999)のIPO参加スタンスはよほど地合い改善の兆しが見えない限りは基本的にはスルーで、IPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券からのみの参加となりそうです。まあIPO主幹事がいちよし証券なので、どうでも良いというのが正直なところですが^^;

ホームポジション(2999)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのホームポジション(2999)のIPO株(公募株及び売り出し株)20,000枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
いちよし証券(主幹事15,000枚75.0%
静銀ティーエム証券1,000枚5.0%
極東証券600枚3.0%
東洋証券600枚3.0%
マネックス証券100%完全抽選600枚3.0%
水戸証券600枚3.0%
あかつき証券400枚2.0%
岩井コスモ証券400枚2.0%
SBI証券400枚2.0%
楽天証券100%完全抽選400枚2.0%
松井証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が3,000枚あります。

IPO主幹事は抽選配分わずか1%いちよし証券です。IPO株を狙いに行くのであれば、いちよし証券よりも100%完全抽選マネックス証券楽天証券の方が分が良いです。SBI証券はIPOチャレンジポイントの関係で無条件申し込みになると考えると、これらネット証券3社からの申し込みで十分でしょうか。あくまでも積極的にIPO株を狙いに行くのであればということになりますが。

ホームポジション(2999)のIPO仮条件決定

ホームポジション(2999)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:500円
IPO仮条件:450円~500円

IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は10.3億円~11.5億円となりました。

ホームポジション(2999)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

ホームポジション(2999)の第二弾初値予想が発表されたようです。

460円~540円

IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は下限上限ともに同値となる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについてもスルーで変更はありません。IPOチャレンジポイント狙いでSBI証券からのみの参加です。

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