ispace(9348)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(244円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
ispace(9348)の上場日とIPO申込期間
ispace(9348)の上場日は2023年4月12日(水)で、トライアルホールディングス(5882)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
詳細や口座開設はコチラ ⇒ SMBC日興証券公式サイト
口座開設後3カ月間はブロンズステージでIPO当選確率アップ!
このispace(9348)のIPO申し込み期間は3月28日(火)~3月31日(金)となっており、4月のちょっとしたIPOラッシュがスタートするタイミングとなっていることから、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りがありますので、資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。
ispace(9348)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
ispace(9348)のIPO想定価格は244円となっているため、現時点では公募価格の2.5倍~5.0倍程度の初値形成になるのではないかとレンジ広めの強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても強めA級評価に設定させて頂いております。
なお、このispace(9348)のIPO仮条件は明日3月27日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
ispace(9348)の事業内容
ispace(9348)の事業内容は月への物資輸送サービスをはじめとした月面開発事業ということで、月面開発の事業化に取り組んでいる次世代の民間宇宙企業で、月への輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)や月探査用のローバー(月面探査車)などを開発しています。
このispace(9348)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
ispace(9348)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(3月8日)はIPO新規上場承認発表が2社ありました。かねてより上場観測のあった …
ispace(9348)のブルベア要素とIPO参加スタンス
ispace(9348)の市場からの吸収金額はIPO想定価格244円としてオーバーアロットメント含め63.2億円と規模的に東証グロース市場への上場としては大型サイズとなり、荷もたれ感のある水準となります。IPO株数は売り出し株無しの公募株のみで246,997枚と多めにあります。
今回の募集はグローバルオファリングで、国内199,352枚、海外47,645枚と国内分が手厚くなっており、一見すると当選確率は高そうに見えますが、親引けもあり、予定通り(上限40.0億円分)行われると、IPO当選の可能性は極めて低くなります。
そして今回もこのispace(9348)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては宇宙開発ベンチャー企業のIPO(新規上場)は国内では初モノとなり、注目度も高く、夢や希望の詰まったIPO案件となります。想定価格244円も前回調達時(新株予約権)の株価1,204円からおよそ80%引きのダウンラウンド上場となることから既存株主もさすがに安易には売却できないと考えられます。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としてはIPO愛好家目線で見るとIPO株の取得が限りなく困難になりそうなことと、仮に手に入ったとしても単価が超低位株となるため、大きな利益が望めないことでしょうか。上場日は4月12日(水)で、トライアルホールディングス(5882)と2社同日上場となりますが、資金分散の影響は軽微で圧倒的にこのispace(9348)が有利となりそうです。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
トライアルホールディングス | 590.0億円 | 東証グロース | 大和・三菱 |
ispace | 63.2億円 | 東証グロース | SMBC日興証券 |
いずれにしても、この内容であれば初値高騰が見込まれるため、管理人の個人的なこのispace(9348)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定です。ただし上記でも書いております通り、海外投資家への販売分と親引け分を除くとIPO当選の確率は限りなく低くなると思いますので、過度な期待はしないでおきます。
ispace(9348)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのispace(9348)のIPO株(公募株)199,352枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売分(47,645枚)は除いています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 169,449枚 | 85.0% |
SBI証券 | 11,961枚 | 6.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 5,981枚 | 3.0% |
松井証券(前受け金不要) | 4,984枚 | 2.5% |
アイザワ証券 | 3,987枚 | 2.0% |
あかつき証券 | 2,990枚 | 1.5% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が12,429枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであればIPO主幹事となるSMBC日興証券からの申し込みは外せませんが、平幹事には抽選割合の多いネット証券(SBI証券、マネックス証券、松井証券)が上位にいるため、ダメ元にはなりそうですが、狙ってみる価値はありそうです。
ispace(9348)のIPO仮条件決定
ispace(9348)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:244円
IPO仮条件:234円~254円
IPO想定価格がちょうど中間値となるやや強気なIPO仮条件設定となり、募集株も国内募集株式数及び海外募集株式数が以下の通り変更されています。
国内募集株式数:19,935,200株 → 19,910,700株
海外募集株式数:4,764,500株 → 6,608,800株
この募集株の増減及び仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は64.9億円~70.5億円となりました。
ispace(9348)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
ispace(9348)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,000円~1,400円
IPO仮条件がやや強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更ありません。
IPO歴15年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPO投資にオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
⇒ IPO投資用オススメ証券会社ランキング
IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。