Liberaware(218A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(295円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

Liberaware(218A)の上場日とIPO申込期間

Liberaware(218A)の上場日は2024年7月29日(月)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。

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このLiberaware(218A)のIPO申し込み期間は7月11日(木)~7月18日(木)となっており、IPO閑散期の中ではありますが、微妙に他IPO案件とのIPO申し込み期間被りがあるため、資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。

Liberaware(218A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

Liberaware(218A)のIPO(新規上場)初値予想

Liberaware(218A)のIPO想定価格は295円となっているため、現時点では公募価格の1.5倍~2.0倍程度の初値形成になるのではないかと、やや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはやや弱めC級評価に設定させて頂いております。

なお、このLiberaware(218A)のIPO仮条件は来週7月10日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

Liberaware(218A)の事業内容

Liberaware(218A)の事業内容は屋内狭小空間点検ドローン「IBIS」をベースにしたドローン等の開発と、点検サービス、ドローンのレンタル・販売、及びドローン等で収集したデータの処理・解析するサービスを提供ということで、ドローン等を開発するハードウェア技術、及びドローン等のデバイスで取得した映像情報等のデータ処理や解析、デジタルツインプラットフォームといったデジタル管理システムの開発等のソフトウェア技術を合わせ持ち、それらを一気通貫で実行できる開発体制を有しています。

Liberaware(218A)IPO3つの事業

このLiberaware(218A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

Liberaware(218A)のブルベア要素とIPO参加スタンス

Liberaware(218A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格295円としてオーバーアロットメント含め10.6億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。

IPO募集株数は公募株及び売り出し株(OA含む)合わせて3,616,600株と比較的多めにあり、海外投資家への販売も無いことから、IPO主幹事は店頭型証券(SMBC日興証券)とはいえ、IPO株の当選確度は比較的高めとなりそうです。

そして今回もこのLiberaware(218A)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容が屋内狭小空間点検ドローンなどの開発ということで、能登半島地震での災害支援活動や原子炉格納容器内調査で利用されるなど、昨今のドローンの活躍は目を見張るものがあり、まさに時流に乗るビジネスモデルであると思われます。

株価設定に割安感は無いものの、公開規模はIPO想定価格(295円)ベースで10.6億円と荷もたれ感も無い上に、東日本旅客鉄道株式会社へ1,883,600株(IPO想定価格ベースで5.5億円分)を上限とした親引けも予定されているため、さらに需給は引き締まります。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては公開価格の1.5倍となればロックアップ解除され売却可能となるベンチャーキャピタルの保有株(推定500万株超)が多く、業績も先行投資がかさんでいることから売上は順調に伸びているものの収益は赤字続きとなっています。

昨今のIPO事情から赤字上場がどこまで許容されるか不明なところもありますが、社会的意義のある時流に乗ったビジネスを展開しており、公開価格の1.5倍までは大きな売り圧力の心配も無く、親引けも考慮すると需給面での不安もありません。

足元のIPO地合いも最悪期は脱した感があり、上記内容を総合的に鑑みてもネガティブ材料よりポジティブ材料の方が多く、初値は好スタートとなる可能性の方が高そうです。よって管理人の個人的なこのLiberaware(218A)のIPO参加スタンスは参加の方向で考えようと思います。

Liberaware(218A)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのLiberaware(218A)のIPO株(公募株及び売り出し株)31,449枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SMBC日興証券主幹事29,214枚92.9%
SBI証券471枚1.5%
楽天証券100%完全抽選252枚0.8%
松井証券前受け金不要252枚0.8%
水戸証券252枚0.8%
岩井コスモ証券252枚0.8%
極東証券252枚0.8%
岡三証券252枚0.8%
丸三証券252枚0.8%
岡三オンライン委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が4,717枚あります。

積極的にこのLiberaware(218A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSMBC日興証券からのIPO申し込みは外せません。上位平幹事の中には抽選割合の多いネット証券(SBI証券楽天証券松井証券)もしっかり入っており、いずれも三桁レベルの持ち分があるため狙えない数字では無さそうです。

Liberaware(218A)のIPO仮条件決定

Liberaware(218A)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:295円
IPO仮条件:295円~310円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は10.6億円~11.2億円となりました。

尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記はありませんでした。

Liberaware(218A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

Liberaware(218A)の第二弾初値予想が発表されたようです。

450円~465円

IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはC級評価で変更無し、IPO参加スタンスについても参加で変更はありません。

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