グリッド（5582）のIPO（新規上場）初値は市場コンセンサス通り買い優勢となり、上場日となる7月7日（金）は値付かずとなり、初値は明日7月10日（月）にお預けとなりました。
このグリッド（5582）が終わると次のIPO（新規上場）は7月21日（金）なので、およそ二週間のIPO空白期間に入ります。明日もウズウズしている投資家のIPO資金が入りそうですが、こういう時に限って、初値天井でIPOセカンダリ撃沈という展開もあり得るかもしれません。まさに「人の行く裏に道あり花の山」という投資格言もあるので、難しいところですね。
グリッド（5582）2営業日目のIPO（新規上場）初値予想
市場開場直前（8時59分）のこのグリッド（5582）のフル板の初値合致点は6,000円（初値売買代金：10.8億円）で、市場開場後の初値合致点も6,000円でほぼ固定されており、最後まで初値合致点は6,000円（初値売買代金：19.0億円）のままで終了となりました。初値売買代金は2倍近くまで膨らんでいます。
最終気配値は本日の気配上限となる4,925円で、売りが209,000株に対して買いは805,600株で差し引き596,600株で買い越し、売りに対して買いはおよそ3.8倍程度で初値買いに入っている資金は39.6億円と、さすがAI（人工知能）関連銘柄といったところでしょうか、多く入っている印象です。
明日は即金規制（買付代金の即日徴収、成行買い禁止）が掛かるため買いは減少し、先週末に売り注文を出していなかった投資家の売りも足され、売りは増えることが予想されます。どの程度の売り買い増減があるのかはわかりませんが、3.8倍程度の売り買い差し引きがあれば、明日も「買い気配スタート」となりそうです。
そして大手初値予想会社の明日のグリッド（5582）の2営業日目のIPO初値予想は以下の通り当初予想の6,500円から上ブレとなる7,000円となっているようです。この初値予想価格通りで推移すれば明日は前場10時20分頃の着地予定となります。
ちなみにもう一社の大手初値予想会社のグリッド（5582）の明日2営業日目の初値予想は当初予想の4,500円から大幅上ブレされた6,000円となっているようです。
グリッド（5582）2営業日目のIPO（新規上場）気配運用
そしてグリッド（5582）の明日2営業日目の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。
基準価格：4,925円
気配上限：11,330円
気配下限：3,695円
上限気配更新：10分で247円づつ。
下限気配更新：3分で通常の更新値幅（5,000円未満の場合は70円）
注文受付価格の範囲：1,232円～19,700円
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