国内2例目のIEOとなる「FCRコイン」が昨日5月18日(水)GMOコインに上場致しました。国内2例目のIEOということで注目されていた方も多かったのではないでしょうか。

このIEOとは「Initial Exchange Offering」の略称で、簡単に言うと株式IPOの暗号資産(仮想通貨)版と考えて頂ければ良いかと思います。まったく同じというわけではありませんが、おおむね近しいのでIPO愛好家とも比較的相性が良いかと思います。

国内初のIEOは2021年7月29日(木)にコインチェック(Coincheck)に上場した「Palette Token(パレット・トークン)」となりますが、株式市場のような「板寄せ方式」ではなかったので初値という概念はありませんが、取引スタートからおよそ15分後には11.3倍まで高騰しました。

上記第一号IEO「Palette Token(パレット・トークン)」が大成功を飾ったことや「国内2例目」かつ「国内プロスポーツクラブ初」という響きの良いワードなどもあったため、中身度外視で今回の「FCRコイン」への期待値も高かったと思われます。

ところが今回の「FCRコイン」の雲行きが怪しくなってきたのはゴールデンウィーク辺りに起きたTerra(LUNA)ショックによる暗号資産市場全体の大暴落や、何より上場先のGMOコインから「募集上限突破」などのプレスリリースが最後の最後まで無かったことが大きいでしょうか。

少なくともコインチェック(Coincheck)は「Palette Token(パレット・トークン)」募集の際に募集開始翌日に「募集上限突破」のプレスリリースがありました。抽選参加組としてはどの程度資金が集まっているのかは一番気になるところで、上限に届いてないとなれば当然ながらIEO価格(2.2円)割れが頭を過ります。

結果的に抽選となっているので、少なくとも募集中に募集上限は突破したと考えられますが、何の公式発表も無かったのは戦略としては大きなミスだったような気がします。IEO価格を超えさせようという強い意思は残念ながらGMOコインからは微塵も感じませんでした。

その結果、初値(?)的な始値価格は1.998円とIEO価格2.2円を割り込んでのスタート。その後瞬間的に高値2.639円までありましたが、すぐに失速。チャートを見る限りおそらくIEO価格超えで売却できた方はごく少数だと思われます。

FCRコイン5分足チャート2022.5.19

管理人もブログでご案内させて頂いた以上、引くわけにも行かなかったので、素直に突撃して被弾しています。途中申し込み口数を減らそうかとも思いましたが、それは何か違うかと思い、当初の予定通り20口(50,000FCR)のままで突撃しています。

FCRコイン当選数量

当選口数は14口(35,000FCR)で70%の配分(ババ)を頂きました。ネットを見ていると50%前後の方が多かったようですが、なぜかこういうときに限って人より多く頂くことができてしまいます。ある意味管理人の得意技なのかもしれません。

IPO(新規上場)株同様に初値(?)的なところで売却しようと考えていましたが、抽選結果発表となる15時に管理画面に入るもGMOコインはメンテナンスへ突入。この時点では当選口数さえもわからない状態です。

GMOコインメンテナンス

15時から16時30分までメンテナンスでしたが、取引開始時間はメンテナンス終了後の16時30分から17時の予定となっています。もちろんこのあたりは事前に知らされていたので、仕方のないところかもしれませんが、すべてギリギリの綱渡り状態での進行です。

FCコイン取扱概要

結局16時30分ごろまではどうしようもないと思い、別の用事をしていると、スッカリ16時30分を過ぎてしまい、気付いたのは17時前でした。管理画面にログインして、価格を見るとすでにIEO(2.2円)価格割れ状態。これはもう復活劇は望めないかと判断し、即決済(投げ売り)しました。

FCRコイン決済

IEO価格割れは微損程度で織り込んでいましたが、上記の通りほぼ半値での決済となり、手数料込みで-31,138円の損失です。何事も経験と、経験値を上げるためのお祭り参加券と割り切って参加しましたが、学習費とはいえ、高い授業料(お祭り参加券)になってしまいました><

FCRコイン取引上限変更

さらに取引開始後に取引制限を変更するという後出し行為。完全に行き当たりばったりぶりが露呈されていますね。ここまで来ると大失敗ではなく大失態と言えそうです。天下のGMOグループと思って信頼していましたが、ガッカリです。

こんなモノに授業料を払ったと考えると残念でなりません。今後はIPO同様にIEOも精査しないといけないということをつくづく痛感させられました。そういう意味では良い勉強になったので、受講料は高くつきましたが、GMOコインさんありがとうございます。と言ったところです。もちろん負け惜しみです。

かと言って管理人が今後GMOコインを利用しないというわけではありません。GMOコインを擁護するわけではありませんが、実際に国内でも数少ない取引所としての機能もあり、入出金手数料も必要な暗号資産取引所(販売所)が多い中、数少ない入出金手数料無料の暗号資産取引所(販売所)でもあるため、使い手側から見れば都合の良い暗号資産取引所(販売所)です。

特に最近は世界中でNFT(非代替性トークン)が流行っており、海外の暗号資産取引所(販売所)は日本円の入金ができないため「橋渡し役」として広く活用されているのは事実です。このあたりにつていはまた機会があれば記事にしたいと思います。

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