エブレン(6599)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,050円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、個人的な私見も含めて考察してみたいと思います。

先日より感じていましたが、3月から4月に掛けての上場中止(延期)組の初値予想より、やはり完全新規のIPO初値予想考察の方が新鮮味があって書いてても楽しいですね。

エブレン(6599)の上場日は6月29日(月)単独上場、上場市場は新興市場となる東証JASDAQのスタンダード市場への上場で、IPO主幹事は野村證券となっております。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 野村證券公式サイト
野村證券

尚、このエブレン(6599)のIPO申し込み期間は6月11日(木)~6月17日(水)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなく。

そしてすでにIPO申し込みがスタートしているロコガイド(4497)ですが、久しぶりにDMM株がIPO裏幹事(委託幹事)に入りました。もちろんIPO申し込み時の前受け金は不要です。

ロコガイド(4497)のIPO取り扱い決定DMM株(DMM.com証券)
ロコガイド(4497)IPODMM株

エブレン(6599)のIPO(新規上場)初値予想

エブレン(6599)IPO(新規上場)初値予想

エブレン(6599)のIPO想定価格は1,050円となっているため、現時点では公募価格の1.4倍~2.4倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めの初値予想となっておりますが、個人的な評価については強めA級評価に設定させて頂いております。

このエブレン(6599)のIPO仮条件は本日6月9日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

エブレン(6599)の事業内容は産業用電子機器・工業用コンピュータの設計・製造・販売ということで産業用ボードコンピュータ(プリント基板)の製造販売会社となることから業態としては地味で、ネット系のような派手さはありません。

このエブレン(6599)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

エブレン(6599)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,050円)で3.2億円と東証JASDAQスタンダード市場への上場としては超小型サイズとなり、荷もたれ感はまったくありません。IPO株数も公募株及び売り出し合わせて2,699枚と少なめです。

どこかしら社名がエブレン(6599)とベンチャー企業のような雰囲気を感じますが、設立から47年とそこそこの老舗企業です。業績は安定の横ばい、事業内容も地味で派手さははく、成長性もあまり感じられません。上場市場が東証マザーズではなく東証JASDAQスタンダードというのもおおむね納得の範囲でしょうか。

ちなみにエブレン(6599)という社名はエレクトロニクス分野における頭脳、知力の集団となることを目標とし、最高のソリューションを提供することのできるブレインでありたいとの想いが社名に込められているようです。

エブレン(6599)IPO由来

ベンチャーキャピタルの保有株もなく、既存のエブレン社員持株会など上位株主のほとんどには解除価格無しで90日間及び180日間のロックアップが掛かっているため、余計な売り圧力がほぼありません。IPO想定価格ベース(1,050円)で3.2億円と、この軽量感であれば需給不安もまったく無いことから初値は堅調にスタートすることが予想されます。

コロナショック後のIPO再開(6月24日)からこのエブレン(6599)の上場まで4社IPO新規上場)することになるため、この4社が好調にスタートすれば意外高もあり得るかもしれませんね。特にIPO主幹事が天下の野村證券であることから売りも限定的となりそうです。

よって管理人の個人的なこのエブレン(6599)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行きます。ただIPO株数が公募株及び売り出し合わせて2,699枚しか無いのでIPO当選は極めて困難となるでしょうね。

エブレン(6599)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのエブレン(6599)のIPO株(公募株及び売り出し株)2,699枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
野村證券主幹事2,645枚98.0%
いちよし証券(前受け金不要27枚1.0%
マネックス証券100%完全抽選27枚1.0%
楽天証券100%完全抽選27枚1.0%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が404枚あります。

IPO幹事団(シンジケート)が3社4社しかないというのは申し込み作業が減るのでありがたいです。さらにIPO申し込み時の前受け金が不要のいちよし証券は50単元未満の場合は抽選を行いませんので今回のエブレン(6599)はそれにあたります。ですので実質抽選申し込み可能なのは2社のみとなります。

さらにもう1社の100%完全抽選のマネックス証券も27枚となることから厳しい数字ですね。やはり結局のことろ狙い目と言えるのはIPO主幹事となる野村證券一択となりそうです。

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<追記>
エブレン(6599)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,050円
IPO仮条件:1,200円~1,350円

またもやIPO想定価格よりも窓開けとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。ここに来て強気設定が多くなってきましたね。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は3.7億円~4.1億円となりました。

<追記>
エブレン(6599)の第二弾初値予想が発表されたようです。

2,500円~3,000円

IPO仮条件が窓開けの超強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも大幅に上昇するという強気な初値予想となっております。個人的な評価についてもA級評価のままで変更無しで、IPO参加スタンスも全力申し込みで変更無しとさせて頂きます。

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