アイスコ（7698）のIPO（新規上場）直前初値予想と気配運用！

アイスコ（7698）のIPO直前初値予想と気配運用が発表されたようです。ハッキリ言ってIPO地合いはまったくもって良くないですね。よくないという表現よりも平常に戻ったと言った方が正しいかもしれませんが。いずれにしてもしばらく初値は期待できない状況が続きそうです。

とりあえず明日上場のアイスコ（7698）のIPO直前初値予想と気配運用の前に本日（4月7日）上場となったファブリカコミュニケーションズ（4193）と表示灯（7368）のIPO初値結果を記載させて頂きます。両社ともにIPOセカンダリ参戦はしていません。

ファブリカコミュニケーションズ（4193）のIPO初値結果

寄り前気配は6,500円でスタートとなりました。10分気配から3分気配に変わったものの寄りに近付くと逃げるパターン、いわゆる寄る寄る詐欺が発生し、結果的には400円上乗せされて6,900円での初値形成となりました。ご当選された方はおめでとうございます。

とは言え、市場コンセンサスよりも低い位置での着地となったことには変わりなく、IPO株取得組の方は納得行かない数字となったかもしれません。2007年6月に東証マザーズに上場したカービュー同様に肩透かしをくらった感じです。

それにしてもせっかく苦労して取れたIPO株がこのような結果になると、IPO投資妙味に欠けてしまいますね。ちなみに個人的にIPOセカンダリは特に魅力を感じる銘柄でも無かったため不参加です。

表示灯（7368）のIPO初値結果

寄り前気配は2,400円でスタートとなりました。こちらも10分気配から3分気配に変わったものの寄りに近付くと逃げるパターン、いわゆる寄る寄る詐欺が発生し、結果的には272円上乗せされて2,672円での初値形成となりました。ご当選された方はおめでとうございます。個人的に頂いたIPO株は初値にて売却。IPOセカンダリは不参加です。

いずれも初値形成時の売買代金は20億超えとそこそこあったかと思いますが、何せ売りが多くて、それを吸収できるだけの買いが少なかったということで初値が抑えられた格好になったかと思います。やはりIPOセカンダリで爆発してくれるようなIPO案件が出てこないことには今の地合い改善は望めないような感じですね。

ただ当記事執筆時（13時20分）この表示灯（7368）はまさかのストップ高となっています。だいたいセカンダリ参戦を見送った銘柄に限ってこうなることが多く、まるで後ろから誰かに見られているかのようです＾＾；

今年（2021年）は今のことろ公募割れ銘柄は出ていません。まだ4月IPOの中には3社ほど怪しい銘柄がありますが、なんとか公募割れだけは回避してほしいところですね。

アイスコ（7698）のIPO（新規上場）直前初値予想

＜アイスコ（7698）のIPO関連過去記事＞
・アイスコ（7698）IPO上場承認発表
・アイスコ（7698）IPO（新規上場）初値予想
・アイスコ（7698）のIPO（新規上場）抽選結果

IPO想定価格：1,750円
IPO仮条件価格：1,750円～2,000円
（IPO想定価格が最下限となる強気な設定）
公募価格：2,000円（IPO仮条件の最上限価格で決定）

そして大手初値予想会社のアイスコ（7698）のIPO直前初値予想は以下の通りとなっているようです。予想通りで推移すれば初値形成時刻は10時40分前後となりそうです。おそらくもはや恒例となっている寄る寄る詐欺が発生するでしょうから、多少の時間のズレは生じるかと思います。

もう一社の大手初値予想会社のアイスコ（7698）の初値予想は2,800円となっているようです。そしてこれまでのこのアイスコ（7698）のIPO初値予想経緯は以下の通りとなっています。

第一弾初値予想：3,500円～5,000円（C級評価）
第二弾初値予想：3,500円～4,000円（C級評価）
上場直前時点（今回）初値予想：3,000円

ちなみにこのアイスコ（7698）の訂正目論見書による幹事のIPO引き受け価格は1,840.00円です。

アイスコ（7698）のIPO（新規上場）気配運用

そしてアイスコ（7698）の明日の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。

公募価格：2,000円
気配上限：4,600円
気配下限：1,500円
上限気配更新：10分で100円づつ。
下限気配更新：3分で通常の更新値幅（3,000円未満の場合は50円）
注文受付価格の範囲：500円～8,000円