アクシージア（4936）のIPO（新規上場）直前初値予想と気配運用！

アクシージア（4936）のIPO直前初値予想と気配運用が発表されたようです。管理人は大量当選銘柄にも関わらず完全に取り残された組なので、関係者でないという目線で冷静に分析してみます。ちなみに落選バイアスは掛かっていません。

今回のアクシージア（4936）の海外投資家への配分割合は最近にしては珍しく少ない13.2%と低水準。海外投資家人気が低かったのか、あえて国内配分を増やしたのかはわかりませんが、前者であれば海外投資家からの買いは見込みにくく、後者であれば機関投資家への配分は十分となることから機関投資家からの買いも見込みにくいと考えるのが定石でしょうか。

管理人自身がIPO当選していないということからネガティブ発言に聞こえるかもしれませんが、IPO当選していてたとしても同じ考えです。公開規模は110.0億円と普通に考えて大型で荷もたれ感のある水準、上記事象から海外投資家及び機関投資家からの大口買いが入りにくい可能性があり、加えてIPO株取得者からの大量の初値売りがある点も含めると、IPO地合いが通常期であれば微妙な初値形成となっていた可能性は否めません。

ですが幸いにも最近のIPO地合いは昨年に引き続き絶好調、それに加えて日経平均は30年ぶりの30,000円超えでお祭り状態。直近IPO群の中にはストップ高銘柄まで乱発されていることから個人投資家の買い意欲は旺盛で十分な買いが入ると考えられます。IPO地合い絶好調というだけでも、需給主導で決まるIPOという観点から考えると初値が好スタートするには十分過ぎる環境と言えそうです。

そして残念ながらほぼ全プレ銘柄となっていたこのアクシージア（4936）のIPO株は補欠当選分は繰り上げならずで後期抽選型の抽選結果も全滅となったことから、管理人の手元にIPO株は無いため静観のみとなります。もちろん大型IPOとなることからIPOセカンダリ参戦するつもりはありません。