ヴィス（5071）のIPO（新規上場）直前初値予想と気配運用！

ヴィス（5071）のIPO直前初値予想と気配運用が発表されたようです。本日（3月24日）上場のリバーホールディングス（5690）も日経平均株価が大幅な上昇となったことからワンチャンあるかと思いましたが、残念ながら気配最下限の大幅な公募割れスタートとなりました。

オーバーアロットメント分が比較的多くあったので、シンジケートカバーで買い支えることができるかと思っていましたが、甘かったようで難なく突破されてしまいました。

＜リバーホールディングス（5690）のIPO（新規上場）初値結果＞
公募価格：960円
初値価格：720円（9:48初値形成）
初値売却損：-24,000円
初値買い資金：6.1億円（純粋な買いはおよそ0.9億円）

とにかく買いが入らない状態が続き、売り買い差は数万株にまで迫ったものの、寄る寄る詐欺でなかなか合致せず、結果的には9:48分まで引っ張る形となり、本日の気配最下限（720円）での初値形成となりました。公開価格が960円と安価なこともあり、今のIPO地合いを考慮するとこれでも損失はまだマシな方だったのかもしれません。これが高価なIPOと考えると怖いですね。

日経平均株価は大幅に上昇していますが、IPO株にはまだ資金が入っていないという状況です。わざわざIPO株に手を出さなくても、市場には割安な銘柄がごろごろ転がっているというのが投資家の大半の見方でしょうか。まだしばらくIPO暗黒の時代は続きそうです。

個人的にこのヴィス（5071）のIPO株はIPO主幹事となる大和証券でチャンス当選を頂いておりましたが、現状の地合いを考慮し、購入は見送りました。もちろん公募価格を上回ったとしても後悔はありません。IPOセカンダリに参戦することもありません。

ヴィス（5071）のIPO（新規上場）直前初値予想

＜ヴィス（5071）のIPO関連過去記事＞
・ヴィス（5071）IPO上場承認発表
・ヴィス（5071）のIPO（新規上場）初値予想
・ヴィス（5071）のIPO（新規上場）当選

IPO想定価格：820円
IPO仮条件価格：820円～900円
（IPO想定価格が最下限となる強気な設定）
公募価格：820円（IPO仮条件の最下限価格で決定）

そして大手初値予想会社のヴィス（5071）のIPO直前初値予想は以下の通りとなっています。

残念ながら公募割れ予想となっており、シンジケートカバー取引でも止められないとの初値形成となっております。そしてこれまでのこのヴィス（5071）のIPO初値予想経緯は以下の通りとなっています。

第一弾初値予想：1,000円～1,400円（C級評価）
第二弾初値予想：1,000円～1,200円（C級評価）
上場直前時点（今回）初値予想：650円

ちなみにこのヴィス（5071）の訂正目論見書による幹事のIPO引き受け価格は754.40円です。

ヴィス（5071）のIPO（新規上場）気配運用

そしてヴィス（5071）の明日の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。

公募価格：820円
気配上限：1,886円
気配下限：615円
上限気配更新：10分で41円づつ。
下限気配更新：3分で通常の更新値幅（1,000円未満の場合は15円）
注文受付価格の範囲：205円～3,280円

コパ・コーポレーション（7689）のIPO（新規上場）中止

コパ・コーポレーション（7689）からIPO（新規上場）中止（延期）が発表されました。これで今年（2020年）は9社目となりました。ちなみにこの3月だけでIPO（新規上場）中止（延期）が9社となります。

身勝手なIPO新規上場承認発表が増える一方でIPO（新規上場）の中止（延期）続出と、いつまでこのKYなカオス状態が続くのでしょうか。まだ予備軍がいるため、IPO（新規上場）中止（延期）が増える可能性はありそうです。