IPO投資を行っている方ならすでにご承知かと思いますが、今年(2020年)のIPO市場は特に初値形成という点に目を向けると過去に類を見ないほど悲惨な状態となりました。

今年(2020年)2月から4月の3ヵ月間(1月及び5月は無し)でIPO新規上場)した企業は28社あり、そのうち初値価格が公開価格を上回ったのはわずか9社で、同値は1社、公募割れに至っては18社となっています。成績で言うと28戦9勝18敗1分です。

このような大きく負け越している状態でもIPO投資はなお優位性があるのかどうかを調べるために今年(2020年)のIPO銘柄28社の公開価格及び初値価格を一覧にして損益を計算してみました。

IPO投資は負け越しでも利益が出る!?9勝18敗1分でもプライスリターン!

IPO銘柄公開価格初値価格初値売却損益
コーユーレンティア1,890円2,510円+62,000円
ジモティー1,000円2,300円+130,000円
AHCグループ2,200円3,550円+135,000円
カーブスホールディングス750円670円-8,000円
Kids Smile Holdings2,260円2,732円+47,200円
きずなホールディングス2,320円2,220円-10,000円
ウイルテック1,200円1,200円±0円
フォーラムエンジニアリング1,310円1,030円-28,000円
ビザスク1,500円1,310円-19,000円
コンピューターマネージメント2,750円4,360円+161,000円
木村工機2,400円2,050円-35,000円
フォースタートアップス1,770円1,628円-14,200円
リグア1,950円1,910円-4,000円
ミクリード890円818円-7,200円
ミアヘルサ2,330円1,748円-58,200円
リビングプラットフォーム3,900円3,550円-35,000円
ドラフト1,580円1,221円-35,900円
ゼネテック1,700円1,620円-8,000円
関通490円1,032円+54,200円
日本インシュレーション940円869円-7,100円
リバーホールディングス960円720円-24,000円
ヴィス820円754円-6,600円
アディッシュ1,230円2,101円+87,100円
サイバーセキュリティクラウド4,500円9,210円+471,000円
NexTone1,700円1,660円-4,000円
ニッソウ3,750円2,800円-95,000円
Macbee Planet1,830円2,348円+51,800円
松屋アールアンドディ910円838円-7,200円
初値売却損益合計+792,900円

初値売却損益合計に関してはあくまでもすべてのIPO株を手に入れてすべて初値で売却した場合の仮定損益です。28戦9勝18敗1分と負け越していますが+792,900円としっかりプライスリターンとなっていますね。

プラス寄与度は一撃+471,000円となったサイバーセキュリティクラウド(4493)でマイナス寄与度は一撃-95,000円となったニッソウ(1444)となっています。にしても見れば見るほど特に3月は厳しい結果となっていることがわかります。もう二度とこのようなIPO市場は見たくないものです。

ついでにこれらのIPO銘柄28社をすべて上場日の初値価格で買って5月1日(金)大引けまで保有していたらどうなったのかも検証してみました。調べているうちに意味があるのかどうかわからなくなってしまいましたが、せっかくなので残しておきます^^;

IPO銘柄初値価格5月1日終値初値売却損益
コーユーレンティア2,510円992円-151,800円
ジモティー2,300円1,694円-60,600円
AHCグループ3,550円1,709円-184,100円
カーブスホールディングス670円517円-15,300円
Kids Smile Holdings2,732円1,872円-86,000円
きずなホールディングス2,220円1,887円-33,300円
ウイルテック1,200円765円-43,500円
フォーラムエンジニアリング1,030円775円-25,500円
ビザスク1,310円1,767円+45,700円
コンピューターマネージメント4,360円3,105円-125,500円
木村工機2,050円2,740円+69,000円
フォースタートアップス1,628円1,579円-4,900円
リグア1,910円1,280円-63,000円
ミクリード818円842円-2,400円
ミアヘルサ1,748円1,445円-30,300円
リビングプラットフォーム3,550円3,525円-2,500円
ドラフト1,221円1,027円-19,400円
ゼネテック1,620円1,698円+7,800円
関通1,032円2,752円+172,000円
日本インシュレーション869円925円+5,600円
リバーホールディングス720円673円-4,700円
ヴィス754円666円-8,800円
アディッシュ2,101円2,081円-2,000円
サイバーセキュリティクラウド9,210円19,550円+1,034,000円
NexTone1,660円5,770円+411,000円
ニッソウ2,800円2,850円+5,000円
Macbee Planet2,348円2,143円-20,500円
松屋アールアンドディ838円2,094円+125,600円
合計+970,000円

成績は初値結果とほぼ同じで9勝19敗となっており、1社1社のマイナス額も大きかったことからさすがに合計はマイナスになるかと思っていまいたが、意外にもこちらも+970,000円とプラスとなっていました。ただやはりサイバーセキュリティクラウド(4493)の+1,034,000円が寄与度の高さを目立たたせていますね。

初値価格を下回って推移しているIPO銘柄19社の中には公開価格さえも割り込んでいる銘柄があります。先日の記事でも書きましたがIPOの公開価格設定がIPOディスカウントということで割安に設定されているのであれば、もしかするとこの19社の中にはまだお宝銘柄が眠っているかもしれませんね。

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