セルソース（4880）のIPO（新規上場）直前初値予想と気配運用！

セルソース（4880）のIPO直前初値予想と気配運用が発表されたようです。先日10月IPOの中でも一番初値高騰期待値の高かったIPOインティメート・マージャー（7072）の初値結果が上場日初日値付かずとなったものの、翌日は一転して売り気配スタートとなり初日よりも370円低い位置（気配更新6回）4,000円での残念なスタートとなりました。もちろん公募価格は1,900円だったので21万円の利益は出ています。

さらに初値形成後も市場コンセンサスよりも低く寄ったことから上を目指すかと思いきや、ベンチャーキャピタル爆弾の警戒感などからか初値価格よりわずか60円高い4,060円を高値に失速、終値はほぼ最安値となる3,420円で引けました。

ここに来てIPO地合いは急激に悪くなっています。
現時点での救いはまだバリュー株（割安株）にIPO資金が入っていることでしょうか。IPO氷河期時代突入とは言わないまでもグロース株（成長株）に資金が入ってこない限りIPO地合いが回復することは無いかもしれません。

おそらく資金がIPOに回ってこない原因の一つにはこの日経平均株価の異常な騰げが原因であると思われます。異常な騰げという表現をした理由についてはまたあらためて説明させて頂きたいと思います。ただ日経平均株価は確実にまだ上を目指す展開となることが予想されるため、IPO地合いの回復はまだしばらくはお預けとなりそうです。

今回のこのセルソース（4880）はグロース株（成長株）ではないため、初値は堅調にスタートすることが予想されますが、週末の米国株は上がっているため、また日経平均株価に連動したバリュー株（割安株）に資金が入れば意外安で始まる可能性もありそうです。

いずれにしても管理人の手元にはこのセルソース（4880）のIPO株はありませんので静観のみとなります。IPOセカンダリ参戦については寄る時間帯によってするかしないか変わってきます。