ミライロ(335A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(255円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
ミライロ(335A)の上場日とIPO申込期間
ミライロ(335A)の上場日は2025年3月24日(月)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
詳細や口座開設はコチラ ⇒ SMBC日興証券公式サイト
※口座開設後3カ月間はブロンズステージでIPO当選確率アップ!
このミライロ(335A)のIPO申し込み期間は3月6日(木)~3月12日(水)となっており、IPO申し込みラッシュ突入で他IPO案件とIPO申し込み期間が被っているため、申し込まれる方は資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。
ミライロ(335A)のIPO(新規上場)初値予想 第一弾
ミライロ(335A)のIPO想定価格は255円となっているため、現時点では公募価格の1.6倍~2.3倍程度の初値形成になるのではないかと、やや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。
なお、このミライロ(335A)のIPO仮条件は明日3月5日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
ミライロ(335A)の事業内容
ミライロ(335A)の事業内容は①デジタル障害者手帳「ミライロID」の企画、設計、開発、提供、②ユニバーサルデザインに関する研修、リサーチ&コンサルティング、③手話通訳派遣、遠隔通訳など情報保障及び手話講座の提供ということで、ユニバーサルデザイン(誰もが利用できるようなデザイン)の総合コンサルティングを行っています。
このミライロ(335A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
ミライロ(335A)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(2月17日)IPO新規上場承認発表のあった3社のうちの2社目です。 当記事はミライ …
ミライロ(335A)のブルベア要素とIPO参加スタンス
ミライロ(335A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格255円としてオーバーアロットメント含め6.7億円と規模的に東証グロース市場への上場としてはで小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。
IPO募集株数は公募株及び売出株(OA含む)合わせて2,646,300株とやや多めにあり、海外投資家への販売もありませんが、IPO主幹事は抽選割合の少ない店頭系大手証券のSMBC日興証券となるため、IPO株の当選確度はそれほど高くは無さそうです。
そして今回もこのミライロ(335A)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がデジタル障害者手帳の企画から提供までを手掛けており、社会的意義のある業態で今のころ競合皆無の独占状態で業績も売上収益共に堅調に推移しています。
株価設定には割安感もあり、公開規模もIPO想定価格(255円)ベースで6.7億円と荷もたれ感なく個人投資家も手が出しやすい低位株設定で、多数の大手企業が出資しており、売出しでの放出をしていないことも安心材料となりそうです。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては株主の中には公開価格の1.5倍となればロックアップ解除され売却可能となる一部企業保有分136,000株があり、株数的に多くは無いものの警戒材料にはなるかもしれません。
単価がIPO想定価格ベースで255円と低単価で、仮条件が上ブレしたとしてもせいぜい300円程度までと仮定すると初値高騰となっても複数株取得でない限り利益は限定的となりそうです。
それでもやはりIPO愛好家としては「当選」の文字が見たいため、公募割れの可能性が限りなく低いのであれば攻めたいところですね。よって管理人の個人的なこのミライロ(335A)のIPO参加スタンスは当初の予定通り積極参加で行く予定です。
ミライロ(335A)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのミライロ(335A)のIPO株(公募株及び売出株)23,012枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 21,402枚 | 93.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 230枚 | 1.0% |
みずほ証券 | 230枚 | 1.0% |
SBI証券 | 230枚 | 1.0% |
岩井コスモ証券 | 230枚 | 1.0% |
岡三証券 | 230枚 | 1.0% |
楽天証券 | 230枚 | 1.0% |
マネックス証券 | 115枚 | 0.5% |
松井証券 | 115枚 | 0.5% |
三菱UFJ eスマート証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
岡三オンライン(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が3,451枚あります。
積極的にこのミライロ(335A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSMBC日興証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の多い大手ネット証券4社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券)も入っており、いずれも持ち分は三桁レベルあるため、狙えない数字では無さそうです。
ミライロ(335A)のIPO仮条件決定
ミライロ(335A)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:255円
IPO仮条件:255円~270円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は6.7億円~7.1億円となりました。
尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記は無いため仮条件の上限突破はありません。
ミライロ(335A)のIPO(新規上場)初値予想 第二弾
ミライロ(335A)の第二弾初値予想が発表されたようです。
500円~550円
IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限は下ブレで下限は上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても積極参加で変更はありません。
IPO歴17年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPO投資にオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
⇒ IPO投資用オススメ証券会社ランキング
IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。