ダイナミックマッププラットフォーム(336A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,130円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)の上場日とIPO申込期間
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)の上場日は2025年3月27日(木)で、ZenmuTech(338A)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
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このダイナミックマッププラットフォーム(336A)のIPO申し込み期間は3月11日(火)~3月17日(月)となっており、IPO申し込みラッシュ後半戦ではありますが、まだ他IPO案件とIPO申し込み期間が被っているため、申し込まれる方は資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)のIPO(新規上場)初値予想 第一弾
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)のIPO想定価格は1,130円となっているため、現時点では公募価格の1.3倍~1.5倍程度の初値形成になるのではないかと、やや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはやや強めB級評価に設定させて頂いております。
なお、このダイナミックマッププラットフォーム(336A)のIPO仮条件は週明け3月10日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)の事業内容
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)の事業内容は自動運転・先進運転支援システム等に利用される高精度3次元地図データ(HDマップ)の生成・販売及び、HDマップ関連技術を用いた(自動運転以外の)多用途での高精度位置情報・ソリューションの提供ということで、高精度3次元データのプラットフォーマーとして、様々な産業分野におけるイノベーションを支えています。
このダイナミックマッププラットフォーム(336A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(2月19日)はIPO新規上場承認発表が1社ありました。 …
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)のブルベア要素とIPO参加スタンス
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,130円としてオーバーアロットメント含め60.6億円と規模的に東証グロース市場への上場としては大型サイズとなり、荷もたれ感のある水準となります。
IPO募集株数は公募株及び売出し株(OA含む)合わせて5,363,700株と比較的多めにありますが、今回の募集は簡易型のグローバルオファリングで公募株及び売出株の一部が海外投資家へも販売(未定)されるため、国内分のIPO募集株数は減少する見込みです。IPO主幹事も大手証券のSMBC日興証券となるためIPO株の当選確率は高くは無さそうです。
そして今回もこのダイナミックマッププラットフォーム(336A)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容が自動運転関連で宇宙ベンチャーと似た匂いのする国策ベンチャーとなるためテーマ性があります。既存株主の中には政府系VCや上場企業、大手自動車メーカーなどの名前も多数あり、期待値の高さが伺えます。
売出し株少なめの公募株主体のIPOとなり見た目も悪くはありません。VC含めた既存株主にはロックアップも掛かっており、公開価格の1.5倍となればロックアップ解除される株式が一定数あるものの、少なくとも1.5倍まではIPO株取得者以外からの売り圧力もありません。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては公開規模がIPO想定価格(1,130円)ベースで60.6億円と荷もたれ感があり、業績も赤字縮小傾向にあるものの、二桁億円レベルの赤字が続いている点は気になるところで、投資家からも警戒されやすい材料となりそうです。
とはいえ、IPO目線ではテーマ性のある人気化しやすいIPO銘柄という位置付けとなりそうなため、管理人の個人的なこのダイナミックマッププラットフォーム(336A)のIPO参加スタンスは当初の予定通り積極参加で行く予定です。
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのダイナミックマッププラットフォーム(336A)のIPO株(公募株及び売出株)46,641枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売分は考慮しておりません。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 38,246枚 | 82.0% |
大和証券 | 3,964枚 | 8.5% |
みずほ証券 | 1,399枚 | 3.0% |
SBI証券 | 1,259枚 | 2.7% |
野村證券 | 933枚 | 2.0% |
岩井コスモ証券 | 140枚 | 0.3% |
マネックス証券 | 140枚 | 0.3% |
楽天証券 | 140枚 | 0.3% |
松井証券 | 140枚 | 0.3% |
岡三証券 | 140枚 | 0.3% |
あかつき証券 | 140枚 | 0.3% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
岡三オンライン(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が6,996枚あります。
積極的にこのダイナミックマッププラットフォーム(336A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSMBC日興証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の多い大手ネット証券4社(SBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券)も入っており、いずれも持ち分は三桁レベルあるため、狙えない数字ではなさそうです。
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)のIPO仮条件決定
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,130円
IPO仮条件:1,130円~1,200円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は60.6億円~64.3億円となりました。
尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記は無いため仮条件の上限突破はありません。
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)のIPO(新規上場)初値予想 第二弾
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)の第二弾初値予想が発表され次第ココに追記致します。
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