IPO愛好家の方であればすでにご存じの方も多いと思いますが、先月7月4日(火)に楽天グループの連結子会社となる楽天証券ホールディングスが東京証券取引所にIPO新規上場)の申請を行ったと公式発表がありました。

基本的に当ブログは現在進行形で動いているIPO関連記事を最優先としているため、今回のようなIPO予備軍などについての記事は後回しとしておりますことから、今さらの公開となりましたことをご了承下さい。

楽天証券ホールディングスのIPO(新規上場)申請

楽天証券ホールディングスIPO(新規上場)申請2023.7.4

楽天証券ホールディングスもいよいよIPO(新規上場)目前ですね。ちなみに楽天グループIPO(新規上場)と聞くと真っ先に思い浮かぶのは今年(2023年)4月21日にIPO(新規上場)したお祭りIPO楽天銀行(5838)が思い出されるのではないでしょうか。

この楽天銀行(5838)の公募価格は1,400円で付いた初値は1,856円と好スタート。100株保有で+45,600円の利益となりました。募集株が多かったことからIPO株の取得は比較的容易で、特にIPO幹事の中でもグループ会社となる楽天証券では複数配分もあり、多い方は60,000株ほどのIPO当選をして初値売りだけで一撃2,700万超えの利益を出された強者(ツワモノ)が大きな話題となっていました。もちろん運も必要ですが、度胸ありきですね。

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今回の楽天証券ホールディングスも二匹目のドジョウ狙いで盛り上がりそうです。その前にまずは個人的に上場日を予測してみましたので、ご覧い頂けますと幸いです。

楽天証券ホールディングスのIPO(新規上場)予測

住信SBIネット銀行楽天銀行楽天証券HD
IPO申請日2021年10月8日2022年7月4日2022年7月4日
IPO承認発表日2022年2月15日2023年3月22日2023年11月11日
IPO予定日2022年3月24日2023年4月21日2023年12月18日

楽天証券ホールディングスの上場日を予測するため内容的に似通ったところで、住信SBIネット銀行(7163)と楽天銀行(5838)のIPO(新規上場)までの経緯を持ち出そうと思ったのですが、楽天銀行は本来2022年内上場を目指していたものの、主要国での利上げが相次いだことや景気減速でIPO市場の環境が悪くなっていたことから、資金調達が困難と判断し、上場を後ろ倒しにしたという経緯があるため、残念ながら参考になりません。

なので、比較をするとすれば住信SBIネット銀行(7163)の方がわかりやすいかと思い住信SBIネット銀行(7163)から推測してみました。この住信SBIネット銀行のIPO(新規上場)承認発表日はIPO(新規上場)申請日から131日後の2022年2月15日で、IPO(新規上場)日は168日後の2022年3月24日でした。

これを丸々今回の楽天証券ホールディングスに当てはめるとIPO(新規上場)承認発表予定日は131日後の2023年11月11日でIPO(新規上場)予定日は168日後の2022年12月18日となります。仮にこの日程通りで行けば12月のIPOラッシュど真ん中となりそうですね。

楽天証券ホールディングスのIPO参加妙味

楽天銀行が大成功となったことから、今回の楽天証券ホールディングスIPO(新規上場)には管理人含め多くのIPO愛好家から期待が掛かっていることかと思われますが、楽天銀行(5838)のIPO(新規上場)はあらゆる面で非常にタイミングが良かったと言えます。

楽天銀行(5838)上場のおよそ1カ月前に上場した同業種(ネット専業銀行)の住信SBIネット銀行(7163)が初値堅調スタートとなり、上場後も底堅く推移していたこと。米シリコンバレーバンクの経営破綻に端を発した銀行株暴落の中で仮条件を想定価格よりも引き下げざるを得ない状況になり、値下げを余儀なくされたことで割安感が演出されたこと。上場日が近づくにつれて銀行株が回復傾向にあったこと。そして何よりIPO地合いに恵まれたこと。などなど様々な外部要因がタイミング良くポジティブに働き、すべての好条件が重なり追い風になったのではないかと考えられます。

今回のこの楽天証券ホールディングスにも同じような追い風が吹くかどうかは当然ながらわかりません。投資と映画を比べるのは本末転倒だとは思いますが、映画ではおおむね「Part1」に比べて「Part2」の方が見劣りしてしまうパターンが多いです。もちろん「Part1」以上に「Part2」の方が面白かったという映画も中にはあると思います。管理人は「トップガン(マーヴェリック)」ぐらいしか思いつきませんが。

だからといってもちろん投資の世界でもPart1「楽天銀行」よりもPart2「楽天証券ホールディングス」の方が劣ってしまうというわけではないと思います。ですが、正直なところかなりの好条件が揃わないと厳しいような気もしています。もちろん願わくば全員がハッピーになれるIPO案件になってほしいという思いは強くあります。

楽天証券ホールディングスの上場は早くても12月になる予定です。今から考察に入るにはさすがに時期尚早と思いますので、深掘りするのは控えさせて頂きますが、お祭りIPOになるのは間違いないかと思いますので、簡単な情報としてご紹介させて頂きました。いずれにしても大型のIPO案件となるため、すべては地合い次第になるでしょうね。

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