Fast Fitness Japan(7092)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,860円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

Fast Fitness Japan(7092)は3月上場中止からのリベンジ組となるため、再初値予想となりますが、個人的な考え方は前回とあまり変わってないかもしれません。

Fast Fitness Japan(7092)の上場日は12月16日(水)バルミューダ(6612)ローランド(7944)3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

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尚、このFast Fitness Japan(7092)のIPO申し込み期間は11月30日(月)~12月4日(金)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れの無いようご注意下さい。同時に12月のIPOラッシュも始まっていることから資金移動の計算も必要になってくると思われるため事前計画が必要です。

Fast Fitness Japan(7092)のIPO(新規上場)初値予想

Fast Fitness Japan(7092)のIPO(新規上場)初値予想

Fast Fitness Japan(7092)のIPO想定価格は1,860円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.6倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価の第一弾初値予想となっておりますが、個人的な評価については弱めD級評価に設定させて頂いております。

このFast Fitness Japan(7092)のIPO仮条件は週開け11月26日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

Fast Fitness Japan(7092)の事業内容は24時間型フィットネスクラブ「エニタイムフィットネス」の日本におけるマスターフランチャイジーとしてフランチャイズシステムを運営ということでフィットネスクラブは三密で新型コロナの影響をモロに受ける業態となったことから3月は上場中止となりましたが、またもや第三波が来ているため微妙に怪しい雰囲気がします。

このFast Fitness Japan(7092)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

Fast Fitness Japan(7092)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,860円)で38.5億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型で荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し合わせて18,000枚と比較的多くあります。

3月~4月に掛けての新型コロナ感染拡大時(第一波)はパニック売りで三密の影響を受けやすいフィットネスクラブ関連銘柄の株価は軒並み下落していたものの、今回の第三波は比較的冷静で大きな警戒感とはなっていないようです。

特にFast Fitness Japan(7092)はマシンジム特化型ということでスタジオやプールなどがある総合型フィットネスクラブと違い、新型コロナの影響は限定的という見方が多く、機関投資家の積極参加も見込まれやすいということから評価を高く見ている初値予想会社の見解もあるようです。

Fast Fitness Japan(7092)の上場日は12月16日(水)バルミューダ(6612)ローランド(7944)3社同日上場となります。IPOラッシュ前半戦となることから資金分散の影響や買い疲れの心配はまだ無いと思いますが、いずれもそこそこの規模となることから、初値は抑えられる可能性はあるかもしれません。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
Fast Fitness Japan38.5億円東証マザーズ野村證券
バルミューダ29.3億円東証マザーズみずほ証券
ローランド400.8億円東証(未定)SMBC日興証券

ベンチャーキャピタルの保有株は無く、大きな売り圧力は無いものの、9月~10月に掛けてのIPOバブル並みの買い意欲が無い限り、今回のようにそこそこ大きめの規模が3社同日上場となると、やはり個人的には警戒してしまいます。

よって管理人の個人的なこのFast Fitness Japan(7092)のIPO参加スタンスはもう少しIPO地合いの様子を見極めたいということから、依然中立でIPO申し込み前ギリギリまで待ってみたいと思います。中途半端ですいませんが、最終的な判断はまた仮条件が決まった時点で当記事下部に追記させて頂きます。

とは言うもののIPO主幹事はマンモス野村となることから、申し込んでも当選する可能性は低いと思われるため杞憂で終わる可能性はあります。

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Fast Fitness Japan(7092)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのFast Fitness Japan(7092)のIPO株(公募株及び売り出し株)18,000枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
野村證券主幹事16,200枚90.0%
SMBC日興証券720枚4.0%
SBI証券360枚2.0%
むさし証券360枚2.0%
マネックス証券100%完全抽選180枚1.0%
岡三証券180枚1.0%
岡三オンライン証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が2,700枚あります。

積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、やはり一番割り当て数ので多い主幹事となる野村證券となります。初値にまだ不安があり、申し込み悩んでいる方は、IPO申し込み時の前受け金も不要となるため、IPO当選後のキャンセルペナルティも無いことから、とりあえず申し込んでおいてIPO当選してから考えると言うスタンスでも良いかもしれません。

<追記>
Fast Fitness Japan(7092)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,860円
IPO仮条件:2,000円~2,250円

IPO想定価格よりも窓開けとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。調子に乗っちゃったという感じですね。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は41.4億円~46.5億円となりました。

<追記>
Fast Fitness Japan(7092)の第二弾初値予想が発表されたようです。

2,700円~3,200円

IPO仮条件が窓明けの超強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価からC級評価に格上げとし、IPO参加スタンスはIPO当選後のキャンセルペナルティ無しの証券会社からのみの一部参加で行こうと思います。

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