住信SBIネット銀行(7163)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(2月28日)IPO新規上場承認発表が2社あったうちのもう1社となります。これで3月IPOは16社目まで来ましたので、とりあえず3月IPOはこれで打ち止めでしょうか。

IPO新規上場承認発表2社2023.2.28

当記事は住信SBIネット銀行(7163)のIPO詳細記事となりますが、もう1社のAnyMind Group(5027)についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いておりますので、ご参考にして頂けますと幸いです。

住信SBIネット銀行(7163)の上場日は2023年3月29日(水)で、ノイルイミューン・バイオテック(4893)とAnyMind Group(5027)と3社同日上場、上場市場はIPO市場では可もなく不可もなくの東証スタンダード市場への上場で、IPO主幹事は野村證券SBI証券ゴールドマン・サックス証券大和証券UBS証券5社共同主幹事となっております。

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住信SBIネット銀行(7163)のIPO(新規上場)情報

設立:1986年6月3日
業種:銀行業
事業の内容:インターネット専業銀行

住信SBIネット銀行(7163)IPO上場承認2

上場市場東証スタンダード
コード7163
名称住信SBIネット銀行
公募株数0株
売出し株数41,468,400株
(国内売出株式数:29,546,400株)
(海外売出株式数:11,922,000株)
オーバーアロットメント6,220,200株
IPO主幹事証券野村證券
SBI証券
ゴールドマン・サックス証券
大和証券
UBS証券
IPO引受幹事証券SMBC日興証券
シティグループ証券
Bofa証券
アイザワ証券
岩井コスモ証券
岡三証券
極東証券
東洋証券
松井証券前受け金不要
みずほ証券(前受け金不要
SBIネオトレード証券委託幹事決定
大和コネクト証券委託幹事決定
岡三オンライン委託幹事決定
IPO発表日2月28日(火)
上場日3月29日(水)
仮条件決定日3月13日(月)
ブック・ビルディング期間3月14日(火)~3月17日(金)
公開価格決定日3月20日(月)
IPO申し込み期間3月22日(水)~3月27日(月)
上場時発行済株式総数150,793,800株
時価総額1,900.0億円
吸収金額600.8億円
想定価格1,260円(126,000円必要)

売出し株41,468,400株については国内海外で販売される予定となっており、国内売出株式数29,546,400株及び海外売出株式数11,922,000株を目処に行われる予定ですが、最終的な内訳は需要状況等を勘案の上、売出価格決定日2023年3月20日(月)に決定される予定となっております。

そして住信SBIネット銀行(7163)のIPO幹事団(シンジケート)の中には、IPO主幹事として野村證券SBI証券大和証券、平幹事として岡三証券が入っていることから、それぞれグループ会社となるLINE証券SBIネオトレード証券大和コネクト証券、そして岡三オンライン証券IPO委託幹事(裏幹事)入りもほぼ確定となりそうです。

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住信SBIネット銀行(7163)のIPO(新規上場)事業内容等

住信SBIネット銀行(7163)はグループ会社で、住信SBIネット銀行株式会社と連結子会社6社及び持分法適用関連会社1社で構成されており、主にモバイルアプリ・インターネットをチャネルとした預金業務・貸出業務等の銀行業務、クレジットカード業務、BaaS(Banking as a Service)事業等の金融サービスを提供しています。

モバイルアプリ・インターネット経由で顧客に商品・サービスをご提供するほか、住宅ローンについては、子会社のほか提携業者や銀行代理業者といった外部の事業者を経由して提供する「デジタルバンク事業」と銀行代理業者としての提携先等を経由して、顧客にフルバンキングサービスを提供する「BaaS(Banking as a Service)事業」の2つのセグメントで事業を展開しています。

住信SBIネット銀行(7163)IPO事業内容

デジタルバンク事業

主にモバイルアプリ・インターネットをチャネルとした預金業務・貸出業務等の銀行業務、クレジットカード業務等の金融サービスを提供しています。2007年に営業開始以降、モバイルアプリ・インターネットを用いて個人・法人顧客にフルバンキングサービス(融資、決済、預金など)を提供し、2022年12月に預金口座数が590万口座を突破、2022年12月に住宅ローン累計取扱高が8.9兆円を突破したほか、今年度も複数の外部評価機関から高い評価を得ています。
住信SBIネット銀行(7163)IPOデジタルバンク事業

BaaS(Banking as a Service)事業

BaaS(Banking as a Service)とは、銀行が手掛ける預金、貸出、決済などの金融機能を銀行以外の事業者に提供するもので、住信SBIネット銀行グループが手掛けるBaaS事業は2020年にサービス提供を開始し、銀行(Bank)の持つサービス機能(Banking)の中から、パートナー企業の課題解決に必要なものを、APIなどのFinTechを活用してスムーズに提供しています。
住信SBIネット銀行(7163)IPOBaaS事業


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

住信SBIネット銀行(7163)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

住信SBIネット銀行(7163)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,260円としてオーバーアロットメント含め600.8億円と規模的に東証スタンダード市場への上場としては超大型サイズとなり、かなり荷もたれ感のあるサイズとなります。IPO株数は公募株無しの売り出し株のみで414,684株と多くありますが、グローバルオファリングとなり、予定内訳は国内295,464枚、海外119,220枚となっております。

上述の通り住信SBIネット銀行(7163)の事業内容は社名そのものインターネット専業銀行ということで、三井住友信託銀行株式会社(旧:住友信託銀行株式会社)とSBIホールディングス株式会社が共同出資で設立したインターネット専業銀行で、2007年より業務を行っています。

住信SBIネット銀行(7163)は本来であれば昨年(2022年)3月上場予定でしたが、ロシアのウクライナ侵攻で投資家心理が冷え込んだ影響で上場を中止したIPO案件で、1年越し2度目のIPOチャレンジとなります。前回から今回の変更点を下記に記載させて頂きます。

前回今回
上場市場東証一部(プライム)東証スタンダード
公募株数5,453,500株0株
売出株数54,702,000株41,468,400株
売出株数(OA)9,023,000株6,220,200株
時価総額2,999.9億円1,900.0億円
吸収金額1,328.2億円600.8億円
想定価格1,920円1,260円

上場市場が東証一部(プライム)市場から東証スタンダード市場へ変更になったことや公募株が無くなって売り出し株のみになったことなどが目立った変更点かと思います。加えて上記以外にIPO幹事団(シンジケート)が下記の通り変更されています。

前回今回
<主幹事>
野村證券
SMBC日興証券
SBI証券
大和証券
<平幹事>
アイザワ証券
岩井コスモ証券
岡三証券
極東証券
東洋証券
松井証券
みずほ証券
<主幹事>
野村證券
SBI証券
ゴールドマン・サックス証券(追加)
大和証券
UBS証券(追加)
<平幹事>
SMBC日興証券(主幹事から平幹事)
シティグループ証券(追加)
Bofa証券(追加)
アイザワ証券
岩井コスモ証券
岡三証券
極東証券
東洋証券
松井証券
みずほ証券

インターネット専業銀行のIPO(新規上場)は初モノとなることから、1度目であれば「お祭りIPO」となっていたかもしれませんが、2度目となると初モノであっても、なんとなく初モノ感が薄れてしまい、昨日(2月28日)Yahoo!ニュース(住信SBIネット銀行、3月29日に東証上場へ-時価総額1,900億円)には掲載されていたものの、1度目ほど注目度は高まっていないような雰囲気を感じます。今後少しづつ盛り上がる可能性はあるかもしれませんが。

上場市場、公開規模、スケジュール面を加味すると、ひとまずの初値評価はD級評価とさせて頂き、現時点の管理人の個人的なこの住信SBIネット銀行(7163)のIPO参加スタンスも中立で、今後の仮条件設定や海外投資家の人気度合い、大手初値予想会社の見解などを見ながら決めて行きたいと思います。

住信SBIネット銀行(7163)のIPO(新規上場)業績等

住信SBIネット銀行(7163)のIPO経営指標
住信SBIネット銀行(7163)IPO経営指標2

住信SBIネット銀行(7163)のIPO売上高及び経常利益
住信SBIネット銀行(7163)IPO売上高及び経常利益2

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