笹徳印刷(3958)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(710円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

笹徳印刷(3958)の上場日とIPO申込期間

笹徳印刷(3958)の上場日は2023年9月22日(金)で、ファーストアカウンティング(5588)2社同日上場、上場市場は東京証券取引所スタンダード市場及び名古屋証券取引所メイン市場への同時上場で、IPO主幹事は東海東京証券となっております。

この笹徳印刷(3958)のIPO申し込み期間は9月6日(水)~9月12日(火)となっており、時期的にIPO申し込みラッシュ期間に入っているため、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社ありますので、申し込まれる方は資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。

笹徳印刷(3958)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

笹徳印刷(3958)のIPO(新規上場)初値予想

笹徳印刷(3958)のIPO想定価格は710円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.4倍程度の初値形成になるのではないかと、弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

なお、この笹徳印刷(3958)のIPO仮条件は来週9月4日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

笹徳印刷(3958)の事業内容

笹徳印刷(3958)の事業内容は紙類及び包装資材の製版、印刷、加工並びに販売。出版物並びに宣伝広告媒体等の企画、編集、製作、販売。情報サービス事業並びにソフトウェアの企画、開発、製作、編集及び販売ということで、愛知県を中心に関東エリア、関西エリアと全国展開する総合印刷会社となります。

笹徳印刷(3958)IPO国内製造拠点

この笹徳印刷(3958)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

笹徳印刷(3958)のブルベア要素とIPO参加スタンス

笹徳印刷(3958)の市場からの吸収金額はIPO想定価格710円としてオーバーアロットメント含め14.3億円と規模的に東証スタンダード市場及び名証メイン市場への上場としては小型サイズから中型サイズの範囲となりますが、荷もたれ感を感じるほどの水準ではありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて17,539枚と多くあり、海外投資家への販売も無いことから、IPO当選の確度は比較的高めとなりそうです。

そして今回もこの笹徳印刷(3958)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容は一言でいうと印刷業とインターネットの普及で縮小傾向にある業態ではあるものの、印刷とITを融合したソリューションが拡大傾向となっている上に創業130年超えの超老舗企業で社会的な信頼度も高く財務面も良好、長年築いた取引先との信頼関係もあり安定的な収益基盤も確立されています。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては初値上昇率の低い東証スタンダード上場の地味案件となることから大きな成長期待は描きにくく、上場日も9月22日(金)で、ちょっとしたIPOラッシュ突入となる上にAI(人工知能)という話題性を持ったファーストアカウンティング(5588)と2社同日上場となることから、どうしても見劣りしてしまいそうです。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
笹徳印刷14.3億円東証S・名証M東海東京証券
ファーストアカウンティング6.8億円東証グロース大和証券

とはいえ、地合い次第ではこの内容と規模であれば初値は公募割れを回避する可能性もありそうなので、管理人の個人的なこの笹徳印刷(3958)のIPO参加スタンスは一部参加とし、IPO主幹事の東海東京証券とIPOチャレンジポイントの関係からSBI証券、この2社からのみの申し込みとする予定です。最新のIPO参加スタンスは下記に記載しています。

尚、この笹徳印刷(3958)のIPO主幹事は今年(2023年)3月からIPO当選後のキャンセルにはペナルティが課せられるようになった東海東京証券なので注意が必要です。とりあえず申し込んでおいて当選してから考えるプランは避けた方が賢明です。

笹徳印刷(3958)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこの笹徳印刷(3958)のIPO株(公募株及び売り出し株)17,539枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
東海東京証券(主幹事14,909枚85.0%
SMBC日興証券614枚3.5%
大和証券614枚3.5%
SBI証券614枚3.5%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券263枚1.5%
楽天証券100%完全抽選175枚1.0%
岡三証券175枚1.0%
安藤証券175枚1.0%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%
auカブコム証券委託幹事?枚?%
岡三オンライン委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が2,630枚あります。

積極的にこの笹徳印刷(3958)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる東海東京証券からのIPO申し込みは外せません。その他平幹事は店頭型証券の抽選持ち分は二桁レベルしかなく、三桁レベルの抽選持ち分のあるネット証券もSBI証券楽天証券の2社しかありませんので、なかなか厳しい状況かもしれません。

笹徳印刷(3958)のIPO仮条件決定

笹徳印刷(3958)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:710円
IPO仮条件:580円~600円

IPO想定価格よりも窓開けで下ブレとなる弱気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は11.6億円~12.1億円となりました。下ブレの弱気設定となったため、個人的なIPO参加スタンスはスルーでIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券からのみに変更致します。

笹徳印刷(3958)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

笹徳印刷(3958)の第二弾初値予想が発表されたようです。

600円~700円

IPO仮条件が弱気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについては引き続きスルー継続で、IPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券からのみの申し込みと致します。

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