ライズ・コンサルティング・グループ(9168)IPO新規上場初値が付きましたので、簡単ではありますが、ご紹介させて頂きたいと思います。結論から申し上げますと、微妙ではありますが、投資ファンドの出口(イグジット)案件連続公募割れに終止符を打った形となっています。ひとまず9月は幸先の良いスタートとなったと言えるでしょうか。

ライズ・コンサルティング・グループ(9168)のIPO初値結果

公募価格850円
初値価格850円(9時00分)
初値売却益±0円
初値売買代金9.5億円
初値出来高1,124,800株
9月12日終値859円

市場開場直前(8時59分)のこのライズ・コンサルティング・グループ(9168)のフル板の合致点は850円(初値売買代金:9.5億円)となっており、9時ジャストに公募同値、同初値売買代金となる850円(初値売買代金:9.5億円)での初値形成となりました。公募同値となりますので、初値売りでの損益はプラスマイナスゼロですが、取引証券会社によっては手数料分でマイナスになっているかと思われます。

7月以降、21日(金)上場のナレルグループ(9163)、24日(月)上場のトライト(9164)、28日(金)上場のクオルテック(9165)及びGENDA(9166)、さらに8月9日(水)上場のJRC(6224)と短期筋(IPO愛好家含む)の警戒感が高まりやすい投資ファンドの出口(イグジット)案件は公募割れスタートが続いていた中で、今回のライズ・コンサルティング・グループ(9168)が微妙ながらもひとまず公募割れストッパーとなりました。

ライズ・コンサルティング・グループ(9168)IPO5分足チャート(2023年9月12日)
ライズ・コンサルティング・グループ(9168)IPO5分足チャート2023.9.12

初値形成時の出来高は1,124,800株(公開株数の約7.7%程度)しか無く、初値売りが少なかったことから公募割れ回避となったのは間違いないと思いますが、寄り付き前も寄り付き後もほぼ終日850円が意識され、何者かが買い支えをしているのか集めているのか、何かしら大人の事情が絡んでいるような匂いがしますね。

終値は初値価格(850円)を9円上回る859円で取引終了となっていますが、本日1日の出来高は4,973,200株で、OA含めた公開株数(14,572,100株)の0.3回転程度しかなく、東証グロース市場の出来高ランキングも8位で鳴かず飛ばずといった感じです。まだまだIPO株取得組が多く残っている状況となっていますが、中長期保有の可能性も高そうです。

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