東芝メモリIPO(新規上場)観測が上がっているようす。
数年前からIPO(新規上場)観測のあった企業ですね。
いよいよ情報が表に出てきました。
ちなみに本日の記事は平成最後の記事となります。

具体的な日程は9月や11月や来年夏ごろなどと様々な情報が飛び交ってい
ますが、6月から7月にかけてIPO(新規上場)申請を行う方向で話が進ん
でいるそうなので、そうなると11月頃が一番濃厚でしょうか。

東芝メモリは主にNAND型フラッシュメモリ(不揮発性記憶素子のフラッ
シュメモリの一種)を製造するいわゆる半導体メーカーで純粋持株会社と
なる東芝メモリホールディングス株式会社の完全子会社となります。

東芝メモリ人類のメモリ

東芝(6502)は2016年に巨額の損失を出し大幅な債務超過に陥りました。
この債務超過を解消するために数千億円から数兆円規模の資金が必要だっ
たためこの規模の売却益が期待できる半導体メモリ事業を分社化した上で
売却を行いました。これにより誕生したのが東芝メモリです。

よってこの東芝メモリは本体である上記東芝(6502)の債務超過解消目的
のために2017年2月に設立された会社で東芝本体の半導体メモリ事業のす
べてを継承しています。

東芝メモリはこの半導体「NAND型フラッシュメモリ」で世界2位のシェア
を持っています。ちなみに1位はダントツで韓国企業のサムスン電子です。

すでに東芝メモリはIPO(新規上場)時のIPO主幹事も決めているようで
野村證券三菱UFJモルガン・スタンレー証券を指名しているようです。

野村證券

東芝メモリは知名度は高いものの半導体セクターの株価は冴えない状況で
かつ昨年のソフトバンク(9434)のIPOは大失敗となり、大型IPOへの警
戒感が出ています。IPO的に盛り上がるかどうかは個人的には微妙な気が
しています。東芝メモリの個人的なIPO参加スタンスはまだ未定です。

そして半導体メーカーと聞くと管理人には悪い思い出しかありません。
特に半導体と聞いて一番始めに思い出したのがエルピーダメモリです。

当時(今も)は資金力が乏しい管理人でしたがとある証券会社の担当者
さんにとてもよくして頂いておりました。多少なりともIPOPOの裁量
配分の恩恵も受けることができていました。

ところが当時は半導体メーカーの注目度は高く、ある意味国策的な表現
まであったほどでした。そんなある日某証券会社の担当者さんから今後
半導体分野は成長が期待でき、特にエルピーダメモリは半導体メーカー
の中でも大幅な成長が期待できそうということでかなり勧められました。

結果、管理人は勧められるがままに購入してしまいました。
それから数カ月後となる2012年3月にこのエルピーダメモリはに上場廃止
となってしまい管理人の持つ株は紙切れと化してしまいました。
購入してから上場廃止になるまでの期間はごくわずかだったと思います。

随分前の記憶なので明確には覚えていませんが、最終的には数円で処分し
数十万円の損失となったはずです。もしかすると過去最大の一撃損失額だ
ったかもしれません。

もちろん証券会社の担当営業マンが悪いというわけでもありませんし、
エルピーダメモリが悪いというわけでもありません。あくまでも投資は
自己責任の基で行わなくてはいけませんのですべて自己責任です。

ただこの出来事以来、IPOやPO狙いで証券会社の営業さんと仲良くして
行こうという考えは捨て、抽選を中心にIPOに応募しています。

とまあこんな悪い過去を持っているだけに今回の東芝メモリIPO(新
規上場)という観測が出て来ても素直に喜べないでいます。

業績は好調となっていますが、やはり半導体セクターは管理人だけでな
く、すでに株式市場でも不人気セクターとなっているように感じるため
いずれにしても実際に東芝メモリのIPO新規上場承認発表があっても盛
り上がるかどうかは微妙な感じがしています。

<追記>
さらにこのタイミングで逆風ニュースが入ってきました。
⇒ サムスン電子、半導体低迷により営業益大幅減1~3月期

この感じだとソフトバンク(9434)のときのようにIPO株は手出し無用
が吉となるかもしれませんね。

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