守谷輸送機工業(6226)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(770円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
守谷輸送機工業(6226)の上場日とIPO申込期間
守谷輸送機工業(6226)の上場日は2022年3月17日(木)で単独上場、上場市場はIPO市場では不人気市場となる東証二部市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
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この守谷輸送機工業(6226)のIPO申し込み期間は3月2日(水)~3月8日(火)となっており、他のIPO案件1社との申し込み期間被りがあるため、申し込まれる方は少し資金割り振りに注意が必要です。
守谷輸送機工業(6226)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
守谷輸送機工業(6226)のIPO想定価格は770円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと、公募割れも視野に入れた弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
この守谷輸送機工業(6226)のIPO仮条件は明日3月1日(火)決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
守谷輸送機工業(6226)の事業内容
守谷輸送機工業(6226)の事業内容は荷物用エレベーター等の製造、据付工事、販売及び保守・修理事業ということで、荷物用及び船舶用エレベーターの中ではトップシェアを誇る中小荷物用エレベーター業界のパイオニアとなります。
この守谷輸送機工業(6226)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
守谷輸送機工業(6226)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(2月14日)はIPO新規上場承認発表が1社ありましたので、これで3月は5社目 …
守谷輸送機工業(6226)のブルベア要素とIPO参加スタンス
守谷輸送機工業(6226)の公開規模はIPO想定価格ベース(770円)で37.7億円と規模的に東証二部市場への上場としては中型サイズとなり、今の環境下では荷もたれ感を感じざるを得ないサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて42,600枚と多くあり、海外投資家への販売も無いことから当選確度は高めになるかと思います。
そして今回もこの守谷輸送機工業(6226)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては業績は横ばいでありながらも堅調で設立からおよそ70年以上となることから成長は期待できないものの安定性はあり、社会的信頼度も高いです。株価も比較的割安に設定されており、ベンチャーキャピタルや投資ファンドの出資も無いことから大きな売り圧力もありません。
ベア要素(ネガティブ材料)は東証二部上場の地味業態で公開規模37.7億円という規模感から需給不安があります。中長期投資ならバリュー株としてアリなのかもしれませんが、短期(IPO投資)投資という点で見ると難しく、悪い意味で地合いも手伝って初値は厳しいスタートとなりそうです。
よって管理人の個人的なこの守谷輸送機工業(6226)のIPO参加スタンスは当初の予定通りスルーとさせて頂きます。そもそも上場までたどり着けるのかどうかの不安がありますが。
守谷輸送機工業(6226)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこの守谷輸送機工業(6226)のIPO株(公募株及び売り出し株)42,600枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 37,914枚 | 89.0% |
東海東京証券 | 1,278枚 | 3.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 1,278枚 | 3.0% |
みずほ証券 | 1,278枚 | 3.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 426枚 | 1.0% |
SBI証券 | 426枚 | 1.0% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が6,390枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであればIPO主幹事となるSMBC日興証券は外せません。しかしながらいつも申し上げております通り、SMBC日興証券はIPO当選後のキャンセルはペナルティが課せられるため、とりあえず申し込んでおいて当選してから考えるというプランは避けた方が賢明です。申し込む際は十分に検討が必要です。
元々のIPO株数が比較的多めにあるため、平幹事でのIPO当選もあり得るかもしれません。特に100%完全抽選のマネックス証券や抽選配分の多いSBI証券などでも狙えない枚数ではありません。こちらはキャンセルペナルティはありません。ただし初値が騰がるかどうかは別問題となります。
守谷輸送機工業(6226)のIPO仮条件決定
守谷輸送機工業(6226)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:770円
IPO仮条件:730円~810円
IPO想定価格がちょうど中間値となるやや強気なIPO仮条件設定となりました。上場中止(延期)か募集株の削減かのどちらかになるかと思いましたが、どちらもありませんでした。この仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は35.7億円~39.6億円となりました。
守谷輸送機工業(6226)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
守谷輸送機工業(6226)の第二弾初値予想が発表されたようです。
750円~800円
IPO仮条件はIPO想定価格のちょうど中間値となるやや強気な設定となりましたが足元の環境の悪さからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾と同値となる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても基本的にはスルーで、IPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券からのみの申し込みで変更はありません。
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