ブロードエンタープライズ(4415)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,790円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

今回からIPO(新規上場)初値予想記事を微妙に変更させて頂いております。大きく何が変わるというわけではありませんが、少しでも読者様の利便性が向上できればと考え、区切りを増やし細かく目次を表示するように致しました。

そしてこれは以前からなので改めてのご説明となりますが、IPO(新規上場)初値予想記事は最低でも2回の追記があります。仮条件が決定した際に仮条件の決定日もしくはその翌日に1回目追記、初値予想第2弾について仮条件決定日の翌日もしくは翌々日に2回目追記と、それぞれ当記事最下部に随時追記しております。

ブロードエンタープライズ(4415)の上場日と申込期間

ブロードエンタープライズ(4415)の上場日は12月16日(木)で、True Data(4416)2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は可もなく不可もなくのみずほ証券となっております。

なお、このブロードエンタープライズ(4415)のIPO申し込み期間は11月29日(月)~12月6日(月)となっており、いよいよIPO申し込みラッシュ突入となりますので、しっかり資金管理をしながら申し込み作業をする必要があります。

ブロードエンタープライズ(4415)のIPO初値予想 第1弾

ブロードエンタープライズ(4415)のIPO(新規上場)初値予想2

ブロードエンタープライズ(4415)のIPO想定価格は2,790円となっているため、現時点では公募価格とほぼ同値~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値評価についてはやや弱めC級評価に設定させて頂いております。ただしこの評価には直前のIPO地合いなどは考慮されておりませんので、あらかじめご了承下さい。

このブロードエンタープライズ(4415)のIPO仮条件は明日11月25日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に順次追記致します。

ブロードエンタープライズ(4415)の事業内容

ブロードエンタープライズ(4415)の事業内容はマンション向け高速インターネット「B-CUBIC」、後付けIoTオートロックシステム「ブロロック」を展開ということで、集合住宅向けインターネット接続信業者となります。

このブロードエンタープライズ(4415)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

ブロードエンタープライズ(4415)の簡易考察とIPO参加スタンス

ブロードエンタープライズ(4415)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,790円)で23.3億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型で、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて7,280枚と多くはありませんが、極端に少ない枚数でもありません。

インターネット接続信業者は競合も多く、その中で抜きんでるにはなかなか厳しい世界です。IoT(モノのインターネット)という時流に乗っている点はプラス材料に動くかと思われますが、この初値買い意欲の弱いIPO市場での公開規模23.3億円レベルはなかなかの壁かもしれません。

まだIPOラッシュ前半戦ということや、業態から見て公募割れするまでの内容ではないかとは思いますが、安心して見ていられるという銘柄でもありません。一定の初値買い資金の戻りが確認できるまでは、この銘柄に限らず油断せず警戒レベルは上げながらの参戦が良いかと思います。

よって管理人の個人的なこのブロードエンタープライズ(4415)のIPO参加スタンスは引き続き積極参加ではありますが、先日申し上げました通り、12月IPOは個人的に資金移動をしなくて済む範囲での申し込みスタンスとしておりますので、今回もそのスタンスで行くつもりです。まだ序盤なので資金的には大丈夫ですが。

申し込める証券会社からはすべて申し込むというのがIPO投資のセオリーということは重々わかっていますが、IPOゲッターと名乗っておきながら、今回のIPO新規上場承認発表ラッシュでかなり疲れてしまったというのが本音です。

その上、12月IPOも中身はイマイチで取捨選択が難しい案件が多いため、11月29日(月)頃からのIPO申し込み作業は銘柄分析も含めてIPO愛好家の方は忙しくなりそうですね。

ブロードエンタープライズ(4415)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのブロードエンタープライズ(4415)のIPO株(公募株及び売り出し株)7,280枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
みずほ証券(主幹事5,825枚80.0%
SBI証券364枚5.0%
SMBC日興証券364枚5.0%
楽天証券100%完全抽選145枚2.0%
松井証券前受け金不要145枚2.0%
マネックス証券100%完全抽選145枚2.0%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券73枚1.0%
岡三証券73枚1.0%
岩井コスモ証券73枚1.0%
東洋証券73枚1.0%
auカブコム証券委託幹事?枚?%
岡三オンライン証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,092枚あります。

IPO幹事団(シンジケート)はIPO委託幹事(裏幹事)含めて総勢12社と相変わらずの群がりっぷりです。まだIPOラッシュ前半戦なので、それほど申し込み作業に苦は感じないかもしれませんが、日に日に追い詰められていくことになりそうです^^;

ブロードエンタープライズ(4415)のIPO仮条件決定

ブロードエンタープライズ(4415)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:2,790円
IPO仮条件:2,390円~2,790円

IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は20.0億円~23.3億円となりました。

ブロードエンタープライズ(4415)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

ブロードエンタープライズ(4415)の第二弾初値予想が発表されたようです。

2,790円~3,100円

IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾と上限下限ともほぼ変わらずの初値予想となっているようです。下限は公募価格と同値ですね。それでも個人的な評価についてはC級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き積極的参加ではありますが、後のIPOのことも考えてIPO主幹事のみずほ証券SBI証券からのみの参加と致します。

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