DAIWA CYCLE(5888)IPO新規上場初値が無事に付きましたので、簡単ではありますが、ご紹介させて頂きたいと思います。

このDAIWA CYCLE(5888)はおよそ10日ぶりのIPO案件で上場日前後にも適度なIPO空白期間もあったことから、少しばかり上ブレでの着地もあり得るかと思いましたが、ドンピシャで大手初値予想会社の直前初値予想通りの初値形成となりました。

DAIWA CYCLE(5888)のIPO初値結果

公募価格1,610円
初値価格1,800円(9時23分)
初値売却益+19,000円
初値売買代金7.5億円
初値出来高418,400株
11月8日終値1,677円

市場開場直前(8時59分)のこのDAIWA CYCLE(5888)のフル板の合致点は1,751円(初値売買代金:5.1億円)となっていたので、49円吊り上げられた1,800円(初値売買代金:7.5億円)での初値形成となりました。初値売りで+19,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

今回もまた大きな寄る寄る詐欺も無く、比較的スムーズに着地しています。初値形成後は安値1,780円を最後にジワジワと上値を目指す展開となりましたが、前場9時33分に付けた1,959円を高値に失速、その後は初値価格(1,800円)前後でしばらくもみ合う形となりましたが、後場には耐えきれず再び下落となり、1,650円前後での攻防となりました。

DAIWA CYCLE(5888)IPO5分足チャート(2023年11月8日)
DAIWA CYCLE(5888)IPO5分足チャート2023.11.8

終値は初値価格(1,800円)を123円下回る1,677円で取引終了となっており、本日1日の出来高は2,565,500株で、OA含めた公開株数(920,000株)の2.7回転程度と一般的なIPO銘柄程度の回転数となりましたが、東証グロース市場の出来高ランキングは8位となっています。

IPO市場は氷河期時代に突入!?

それにしてもIPO市場は盛り上がりに欠ける展開が続いていますね。IPO株の争奪戦は相変わらず激戦ですが、その激戦の中で苦労して手に入れたIPO株の初値はイマイチで思ったほどの利益にならず、IPOセカンダリも盛り上がらない状況という悪循環に陥っています。

管理人はこれまで2009年の年間IPO件数19社や2010年の年間IPO件数22社およそ半数が公募割れ)などの超氷河期時代を経験しているので、まだまだ今が超氷河期と言える状況ではないとは思っていますが、このまま盛り上がらない状況が続くと本当に超氷河期時代に入る可能性もゼロでは無いかと思っています。

何かしらのキッカケがあればまた好調なIPO地合いが戻るかと個人的には考えていますので、そのキッカケとなる起爆剤的なIPO銘柄の登場が待ち遠しいです。本日IPO新規上場承認発表された2社も含めて、今後登場する12月IPOの中身は要注目ですね。

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