Aiロボティクス(247A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,600円~1,670円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

Aiロボティクス(247A)の上場日とIPO申込期間

Aiロボティクス(247A)の上場日は2024年9月27日(金)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。

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このAiロボティクス(247A)のIPO申し込み期間は9月10日(火)~9月17日(火)となっており、微妙に他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社あるため、申し込まれる方は資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。

Aiロボティクス(247A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

Aiロボティクス(247A)のIPO(新規上場)初値予想

Aiロボティクス(247A)のIPO想定価格は1,600円~1,670円(平均価格:1,635円)となっているため、現時点では公募価格の1.2倍~1.4倍程度の初値形成になるのではないかと、弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

なお、このAiロボティクス(247A)のIPO仮条件は明日9月6日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

Aiロボティクス(247A)の事業内容

Aiロボティクス(247A)の事業内容は自社開発のAIシステムを用いた、スキンケア商品・美容家電等の企画・開発及び販売ということで、独自開発のAIシステム「SELL」を軸に、D2C商品の企画開発、マーケティング、CS、物流、倉庫在庫管理からCRMまで、一気通貫で分析を行いLTV(顧客生涯価値)を最大化しています。

Aiロボティクス(247A)IPO D2Cブランド事業

このAiロボティクス(247A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

Aiロボティクス(247A)のブルベア要素とIPO参加スタンス

Aiロボティクス(247A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,600円~1,670円(平均価格:1,635円)としてオーバーアロットメント含め24.2億円~25.3億円(平均価格:24.8億円)と規模的に東証グロース市場への上場としてはで中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。

IPO募集株数は公募株及び売り出し株(OA分)合わせて1,516,800株とやや多めにあり、IPO主幹事も資金力勝負のSBI証券となっているため、資金が潤沢にある方は有利となり、IPO当選の確度も高くなりそうです。

そして今回もこのAiロボティクス(247A)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては社名が「Aiロボティクス」で事業内容はAIマーケティングによるD2Cブランド事業の展開と、一見するとAI関連銘柄に間違われそうな見た目となっているものの中身は化粧品メーカー。とはいえ、業績はAIシステム「SELL」効果からなのか売上収益ともに急成長しています。

Aiロボティクス(247A)の株主の中には実業家であり株式会社幻冬舎など複数の会社の代表を務める見城徹氏や音楽プロデューサーの秋元康氏などの著名人も多く散見されることから、一部投資家の間では話題になっているようです。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては公開規模が中規模サイズとなっている上に、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)などの保有株が400万株近くあり、公開価格の1.5倍となればロックアップ解除され売却可能となるため、公開価格の1.5倍水準では警戒感が高まりやすくなります。

上場日は幸いにも9月27日(金)単独上場となっていますが、前日(9月26日)は4社同日上場(予定)となっていることや権利付き最終日など短期投資家向けのイベントがあり、イベント明けからの一服感(達成感)で、資金が回って来るかどうかの不安は残りそうです。

IPO主幹事は投資家の逃げ足が早いネット証券(SBI証券)で、既存株主からの売り警戒も高まりやすいことから初値高騰は無いと考えられますが、事業内容は別として業績の急成長はグロースらしく素直に評価されそうなため、堅調なスタートにはなりそうです。

よって管理人の個人的なこのAiロボティクス(247A)のIPO参加スタンスは中立から一部参加の方向で行こうかと思っています。ただ当初の予定通りIPOチャレンジポイントを使用することはありません。

Aiロボティクス(247A)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのAiロボティクス(247A)のIPO株(公募株及び売り出し株)13,190枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SBI証券主幹事11,213枚85.0%
岡三証券1,319枚10.0%
SMBC日興証券396枚3.0%
大和証券132枚1.0%
あかつき証券26枚0.2%
岩井コスモ証券26枚0.2%
極東証券26枚0.2%
松井証券前受け金不要26枚0.2%
マネックス証券100%完全抽選26枚0.2%
SBIネオトレード証券委託幹事?枚?%
岡三オンライン委託幹事?枚?%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,978枚あります。

積極的にこのAiロボティクス(247A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSBI証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の少ない店頭系証券が多く、抽選割合の多いネット証券(松井証券、マネックス証券)も入っていますが、両社とも下位証券で二桁レベルの持ち分しか無いため、可能性はゼロでは無いものの、狙うにはなかなか厳しい数字となりそうです。

Aiロボティクス(247A)のIPO仮条件決定

Aiロボティクス(247A)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,600円~1,670円
IPO仮条件:1,670円~1,760円

IPO想定価格の上限が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は25.3億円~26.6億円となりました。

さらに今回の訂正目論見書内ではIPO新ルールが追記されていますので、需要申告の結果、仮条件の範囲外で発行価格を決定する場合があり、仮条件の下限の80%以上かつ上限の120%以下である1,336円~2,112円の範囲内で公開価格が決定する場合もあるため、証券会社のIPO申し込み時の入金残高は最高値となる2,112円分で見ておく必要があります。

Aiロボティクス(247A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

Aiロボティクス(247A)の第二弾初値予想が発表されたようです。

2,200円~2,400円

IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについては一部参加SBI証券岡三証券)で行く予定です。

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