ブッキングリゾート(324A)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(1月17日)IPO新規上場承認発表があった2社のうちのもう1社となります。

IPO新規上場承認発表2社2025.1.17

当記事はブッキングリゾート(324A)のIPO詳細記事となりますが、もう1社のフライヤー(323A)のIPO詳細についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いておりますので、ご参考にして頂けますと幸いです。

ブッキングリゾート(324A)の上場日は2024年2月21日(金)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ SMBC日興証券公式サイト
SMBC日興証券IPO
※口座開設後3カ月間はブロンズステージでIPO当選確率アップ!

ブッキングリゾート(324A)のIPO(新規上場)情報

設立:2013年5月27日
業種:サービス業
事業の内容:旅行者の予約獲得を目的とした、宿泊施設の集客支援事業及び直営宿泊事業

ブッキングリゾート(324A)IPO上場承認

上場市場東証グロース
コード324A
名称ブッキングリゾート
公募株数300,000株
売出し株数1,132,000株
オーバーアロットメント214,800株
IPO主幹事証券SMBC日興証券
IPO引受幹事証券野村證券
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SBI証券
西村証券
IPO発表日1月17日(金)
上場日2月21日(金)
仮条件決定日2月4日(火)
ブック・ビルディング期間2月5日(水)~2月12(水)
公開価格決定日2月13日(木)
IPO申し込み期間2月14日(金)~2月19日(水)
上場時発行済株式総数5,700,000株
時価総額68.4億円
吸収金額19.7億円
想定価格1,200円(120,000円必要)

そしてこのブッキングリゾート(324A)のIPO幹事団(シンジケート)の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っているため、グループ会社となるauカブコム証券IPO委託幹事(裏幹事)に入る可能性が高いです。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ auカブコム証券公式サイト
auカブコム証券
※当ブログ限定タイアップキャンペーン開催中!

ブッキングリゾート(324A)のIPO(新規上場)事業内容等

ブッキングリゾート(324A)は顧客である掲載施設の魅力を引き出し、旅行者(ユーザー)に適切にPRすることで、掲載施設の売上を最大化することを目的としています。「宿泊すること」よりも「宿泊・滞在自体を楽しむこと」をコンセプトとしており、単に寝泊りするだけの施設ではなく、滞在自体が旅行の目的となるような施設づくりを支援しています。

集客事業の単一セグメントとなっているため、セグメント別の記載は省略されていますが、提供するサービスによって、予約プラットフォームの運営や掲載施設へのコンサルティングを行う「集客支援事業」と、施設運営上のノウハウ獲得を目的として直営宿泊施設を運営する「直営宿泊事業」の2つに区別されています。

ブッキングリゾート(324A)IPO事業系統図

集客支援事業

集客支援事業では、掲載施設の売上最大化を目的に、旅行者(ユーザー)の特定のニーズに特化した予約プラットフォームを運営するとともに、掲載施設に対する開業サポート、ブランド設計、施設個別の予約サイトの構築、PR広告の運用など、開業支援から開業後の集客支援まで一貫して行うコンサルティングサービスを提供しております。
ブッキングリゾート(324A)IPO集客支援事業

直営宿泊事業

直営宿泊事業では、複数の直営宿泊施設を運営しております。集客支援事業同様に観光や保養を目的とする旅行者(ユーザー)をターゲット顧客としておりますが、同社が直営宿泊施設を運営する目的は、施設運営上の成功事例・失敗事例を蓄積し、集客上有用なノウハウを獲得することにあります。
ブッキングリゾート(324A)IPO直営宿泊事業


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

【手取金の使途】
手取概算額321,200千円に本第三者割当増資の手取概算額上限236,309千円を合わせた、手取概算額合計上限557,509千円については、①新規の直営宿泊施設開業費として500,000千円(2026年4月期500,000千円)、②広告宣伝費として57,509千円(2026年4月期)に充当する予定であります。
また、上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(ブッキングリゾートのIPO目論見書より一部抜粋)

ブッキングリゾート(324A)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

ブッキングリゾート(324A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,200円としてオーバーアロットメント含め19.7億円と規模的に東証グロース市場への上場としてはで中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。IPO募集株数は公募株及び売出株(OA分)合わせて1,646,800株とやや多めにあり、海外投資家への販売もありません。

上述の通りブッキングリゾート(324A)の事業内容は旅行者の予約獲得を目的とした、宿泊施設の集客支援事業及び直営宿泊事業ということで、宿泊施設での滞在自体が旅行の目的となるような施設づくりを支援し、それを旅行者(ユーザー)に適切にPRすることで、宿泊施設の売上最大化を図っています。

的確な施設情報や地方に潜在するコンテンツを一般消費者である旅行者(ユーザー)に届けるBtoC(一般消費者向け)の領域と、施設の多様な課題をともに解決するべく施設運営者の支援を行うBtoB(企業間取引)の領域の、この2軸を同時に行っています。

ブッキングリゾート(324A)IPO売上高の構成

ブッキングリゾート(324A)の株主の中には多くの法人が混在していますが、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株は無く、既存の上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の大きな売り圧力はありません。

今回のIPO募集株の内訳は公募株300,000株に対して売出株1,132,000株と売出比率は3.7倍で、売出主体のIPOとなり、親会社の関係会社含め全株放出する法人も多数あり、出口(イグジット)感はありますが、OA含めたオファリング・レシオは28.8%とそれほど高い水準ではありません。

オンライン宿泊予約サイト市場は成長市場ということもあって競合がひしめいているものの、宿泊施設や観光施設での勤務経験がある従業員の宿泊施設運営ノウハウがある上に、インバウンドやグランピングブームもあって業績はグロースらしく右肩上がりで好調に推移しています。

公開規模はIPO想定価格(1,200円)ベースで19.7億円と中規模サイズとなりますが、時流に乗ったビジネスを展開しており、業績も好調で余計な売り圧力も無いため、初値は堅調にスタートするのではないかと思われます。IPO幹事団(シンジケート)の中には大手五大証券のうちの四社が入っていることも踏まえ、ひとまずの初値評価はC級評価でお願いしたいところです。

よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこのブッキングリゾート(324A)のIPO参加スタンスは積極参加で行く予定で考えています。IPO主幹事は個人的に相性の良いSMBC日興証券ですが、今年(2025年)からはIPO優遇特典(ステージ別抽選)の恩恵を受けることのできるレベルには無いため、自力でIPO当選を狙うことになりそうです。

ブッキングリゾート(324A)のIPO(新規上場)業績等

ブッキングリゾート(324A)のIPO経営指標
ブッキングリゾート(324A)IPO経営指標

ブッキングリゾート(324A)のIPO売上高及び経常損益
ブッキングリゾート(324A)IPO売上高及び経常損益

【大人気キャンペーン】最大10万円相当の株式プレゼント!

moomoo証券10万円当たるPR
moomoo証券の大人気キャンペーンが日本株を背負って再来!

オススメ情報

IPO歴17年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPO投資にオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
IPO投資用オススメ証券会社ランキング

IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。
line友だち追加