KeePer技研(6036)は、2015年2月12日に東証マザーズへ上場した2015年最初のIPOです。この記事は、当時14本に分かれていた新規上場承認、初値予想、抽選結果、当選、購入手続き、初値結果の記事を1本に統合した記録です。

KeePer技研(6036)IPOの結論

<管理人の参加判断>
2015年最初のIPOで、業績が伸びていたこと、ベンチャーキャピタルが見当たらなかったこと、同日上場がなかったことを評価し、幹事証券から申し込みました。
<抽選結果>
主幹事の東海東京証券から100株当選しました。ほかの証券会社は次点、補欠または落選でした。
<初値結果>
公開価格2,120円に対し初値は3,160円。100株を初値で売却し、手数料・税金を考慮しない初値売却損益は+104,000円となりました。

※以下は2015年1月から2月に公開した記事と、当時の管理人の投資記録を再構成したものです。証券会社の申込方法やサービス内容は現在と異なる場合があります。

KeePer技研(6036)のIPO基本情報と初値結果

IPO基本情報
上場市場 東証マザーズ
証券コード 6036
会社名 KeePer技研
設立 1993年2月15日
業種 サービス業
事業内容 カーコーティング「キーパーコーティング」などの施工
公募株数 600,000株
売出株数 200,000株
OA 120,000株
想定価格 2,120円
仮条件 2,000円~2,120円
公開価格 2,120円
上場日 2015年2月12日
初値 3,160円(10時38分)
初値売却損益 +104,000円
IPO幹事証券・配分数
幹事証券名 配分数 配分割合
東海東京証券(主幹事
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SBI証券
東洋証券
岡三証券
安藤証券
SMBC日興証券
三菱UFJ eスマート証券(委託幹事)

※引受株数を確認できる一次資料がローカル保管資料にないため、配分数と配分割合は推測せず「-」としています。

新規上場承認時の評価

KeePer技研のIPOは、東証マザーズ上場で、想定価格2,120円を基準としたOA込みの吸収金額が約19.5億円でした。マザーズ案件として特別小さい規模ではなく、カーコーティングという事業にも派手さはありませんでした。

一方で、当時確認した売上高と利益は右肩上がりでした。また、2015年最初のIPOであること、IPOの空白期間が約2カ月半あったこと、ベンチャーキャピタルが見当たらないこと、同日上場がないことは追い風と考えました。

KeePer技研(6036)のIPO新規上場承認時の資料

KeePer技研(6036)のIPO初値予想の推移

当時の記事で記録した大手初値予想会社の予想推移は次の通りです。

  • 想定価格時点:4,000円~4,500円
  • 仮条件決定時点:3,800円~4,300円
  • 上場直前:4,200円
  • 別の予想会社:3,000円

強気材料は「2015年最初のIPO」「IPO空白期間」「業績好調」「ベンチャーキャピタルなし」「同日上場なし」。弱気材料は「新鮮味に乏しい事業」「マザーズ案件としてはやや大きい約19.5億円の吸収金額」「割安感に乏しいこと」でした。

結果は3,160円だったため、強気予想には届かなかったものの、公開価格を約49.1%上回りました。当時の予想がどこまで当たったかも含めて残しておきます。

IPO抽選結果:東海東京証券から100株当選

私は幹事証券から申し込み、主幹事の東海東京証券から100株の当選連絡を受けました。当時は電話連絡で、最初の着信に気付かず折り返しても時間外でつながりませんでしたが、翌朝に再び電話があり、当選を確認できました。

当時の各社の抽選結果は以下の通りです。

  • 東海東京証券:当選
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券:次点
  • SBI証券:落選
  • 東洋証券:ネット申込不可のため申込せず
  • 岡三証券:申込せず
  • 安藤証券:落選
  • SMBC日興証券:補欠
  • 三菱UFJ eスマート証券:落選

目論見書の受け取りと購入申込

当選後、東海東京証券から目論見書が郵送されました。当時は指定期限までに電話で購入意思を伝える必要があり、目論見書の作成年月日など3~4項目を確認されました。郵送物と目論見書を手元に置いて電話すれば答えられる内容でした。

東海東京証券から届いたKeePer技研(6036)のIPO目論見書

購入申込を終えた後、口座の約定画面にもKeePer技研100株が反映されました。これは当時の実際の約定画面です。

KeePer技研(6036)IPO100株の当選約定画面

KeePer技研(6036)のIPO初値結果

上場日の気配運用は、公開価格2,120円、気配上限4,880円、気配下限1,590円でした。初値は2015年2月12日の10時38分に3,160円で形成され、終値は2,986円でした。

東海東京証券から当選した100株は初値で売却しました。公開価格との差額は1株1,040円で、100株の初値売却損益は+104,000円です。

KeePer技研(6036)のIPO初値3,160円の結果

KeePer技研(6036)IPOを振り返って

当時は「年初第1号IPOは公募割れしにくい」という過去8年分の傾向も参加判断の材料にしていました。ただし、これは将来の結果を保証するものではありません。KeePer技研は初値こそ公開価格を上回りましたが、強気だった事前予想には届かず、公開規模や事業の新鮮味に対する懸念も結果に表れたと考えています。

それでも、主幹事から実際に100株当選し、目論見書を受け取り、電話で購入手続きを行い、初値売りで10万円を超える利益を得た一連の記録は、IPO抽選の実例として残す価値があります。複数の記事に分散していたため、検索する方が経過と結果を1ページで追えるように統合しました。