ジオコード(7357)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。これで11月は3社目となります。もう次は12月分かと思っていたので嬉しい登場ですが、IPO主幹事はかなり残念です^^;

ジオコード(7357)の上場日は11月26日(木)で、今のところは単独上場、上場市場は可もなく不可もなくのJASDAQスタンダード市場への上場ですが、IPO主幹事は今一番引き受けてほしくないと言っても過言ではないいちよし証券となっております。

前回のMITホールディングス(4016)のIPO新規上場承認記事の時にいちよし証券主幹事案件の登場は勘弁してほしい的な内容を書いたばかりですが、悪い意味で願いが届いたのかというタイミングです^^;

ジオコード(7357)のIPO(新規上場)情報

設立:2005年2月14日
業種:サービス業
事業の内容:Web マーケティング事業及びクラウド事業(業務支援ツール「ネクストSFA」、「ネクストICカード」の開発・提供)

ジオコード(7357)IPO上場承認

上場市場JASDAQスタンダード
コード7357
名称ジオコード
公募株数380,000株(新株式発行)
40,000株(自己株式の処分)
売出し株数250,000株
オーバーアロットメント100,500株
IPO主幹事証券いちよし証券
IPO引受幹事証券SMBC日興証券
東洋証券
楽天証券100%完全抽選
松井証券前受け金不要
SBI証券
マネックス証券100%完全抽選
極東証券
岩井コスモ証券
岡三証券
丸三証券
岡三オンライン証券委託幹事
むさし証券(委託幹事
IPO発表日10月21日(水)
上場日11月26日(木)
仮条件決定日11月5日(木)
ブック・ビルディング期間11月9日(月)~11月13日(金)
公開価格決定日11月16日(月)
IPO申し込み期間11月17日(火)~11月20日(金)
時価総額30.8億円
吸収金額9.6億円
想定価格1,250円(125,000円必要)

IPO幹事団(シンジケート)は主幹事含め11社と多く、さらに上記をご覧の通りこのジオコード(7357)のIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券が入っているため、グループ会社となる岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できるため、総勢12社となりそうです。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 岡三オンライン証券公式サイト
岡三オンライン証券

ジオコード(7357)のIPO(新規上場)事業内容等

ジオコード(7357)は顧客のWeb領域における課題を総合的に解決する「Webマーケティング事業」とクラウド型業務支援ツールをSaaS形態で提供する「クラウド事業」を営んでおります。

ジオコード(7357)IPO事業系統図

Webマーケティング事業

主として中堅・中小企業に対して、Webマーケティング領域全般にわたる課題解決に対処するための各種サービスを提供しております。インターネット上のマーケティング活動には欠かせない「①SEO対策」「②Web広告」「③Webサイト制作」を「一社完結」で提供することにより、顧客に対しWebマーケティング活動全体を俯瞰した分析や提案をして、課題解決に向けた適切なサービスの提供を行っております。

①SEO対策
Google、Yahoo!JAPAN等の主要検索エンジンを通じて集客を行うことを目的としたSEO対策のサービスを創業間もない2005年より提供しております。
ジオコード(7357)IPOSEO対策

②Web広告
リスティング広告を中心としたWeb広告全般の運用代行サービスを10年以上にわたって提供しております。
ジオコード(7357)IPOWeb広告

③Webサイト制作
顧客が開設又はリニューアルを予定するWebサイトの企画・制作・保守運用サービスを2006年より提供しております。
ジオコード(7357)IPOWebサイト制作

クラウド事業

数多くの企業が取り組む働き方改革や生産性の向上に貢献するクラウド型業務支援ツールをSaaS形態で提供しております。開発から販売、運用サポートまでの一連のプロセスを自社で対応するとともに、Webサイト制作で培ってきたノウハウを活用して見やすさと使いやすさを重視した、かつ必須機能を備えたツールを低価格で提供しております。具体的なツールは以下の通りとなります。

勤怠管理・交通費精算・経費精算ツール「ネクストICカード」
ジオコード(7357)IPOネクストICカード

営業支援ツール「ネクストSFA」
ジオコード(7357)IPOネクストSFA

【手取金の使途】
手取概算額465,000千円及び第三者割当増資の手取概算額上限115,070千円を合わせた手取概算額合計上限580,070千円については、採用活動の強化に伴う関連費用及び設備資金に充当する予定であります。なお、上記調達資金は、具体的な充当時期までは安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(ジオコードのIPO目論見書より一部抜粋)

ジオコード(7357)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

ジオコード(7357)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,250円としてオーバーアロットメント含め9.6億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて6,700枚と多くないため希少性もあります。

ジオコード(7357)の事業内容は上述の通りWebマーケティング事業及びSaaS形態で提供するクラウド事業ということでIPO市場では初値高騰の可能性が高い鉄板銘柄となります。一見すると東証マザーズ上場の情報・通信業っぽいですが、実際はJASDAQスタンダード上場のサービス業となるため、やや見劣りしてしまうかもしれませんが、いずれにしても初値評価はA級評価で間違いないと思われます。

株主の中にベンチャーキャピタルの保有株は2社44,200株あり、うち1社は株式会社Orchestra Investmentで今年(2020年)7月にIPO新規上場)したBranding Engineer(7352)にも出資していた投資事業会社です。

ただ2社ともにロックアップ条項は付いていないものの保有株数が少ないことから特に大きな売り圧力にはなりません。その他既存の上位株主には90日間のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能となります。これらも代表者や役員及びその集合会社となるためIPO新規上場)時に売却してくる可能性は低いかと思われます。

そんなことより何より一番残念なのは冒頭でも申し上げております通り、このジオコード(7357)のIPO主幹事はいちよし証券でダイレクト(ネット、電話)口座のIPO抽選割合はわずか1%しかなく、IPO愛好家で管理人のように特にネット抽選派にとっては厳しい証券会社で今一番主幹事になってほしくない証券会社ナンバー1と言えるかもしれません。

しかしながら幸いにもIPO幹事団(シンジケート)の中には100%完全抽選の証券会社が2社(楽天証券マネックス証券)入っているため、望みが全く無いわけではありません。おそらくIPO抽選配分数はこの2社の方が多くなる可能性が高いです。

実際に管理人自身も今年(2020年)9月にIPO新規上場)したトヨクモ(4058)のIPO株をマネックス証券で当選させて頂いております。偶然にもこのトヨクモ(4058)のIPO主幹事もいちよし証券だったので、直近でIPO当選しているという事実がある以上、個人的にはまだ諦めてはいません。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ マネックス証券公式サイト
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詳細や口座開設はコチラ ⇒ 楽天証券公式サイト
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いずれにしても初値高騰ほぼ間違い無しのIPO銘柄となるため、管理人の個人的なこのジオコード(7357)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定です。もちろん抽選割合が1%になったとはいえ、わずかな望みに掛けていちよし証券からも申し込みます^^;

<追記>
やはり岡三オンライン証券がこのジオコード(7357)のIPO裏幹事委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

ジオコード(7357)のIPO取り扱い決定岡三オンライン証券
ジオコード(7357)IPO岡三オンライン証券

ジオコード(7357)のIPO(新規上場)業績等

ジオコード(7357)のIPO経営指標
ジオコード(7357)IPO経営指標

ジオコード(7357)のIPO売上高及び経常利益
ジオコード(7357)IPO売上高及び経常利益

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