ラクスル（4384）のIPO（新規上場）第一弾初値予想がIPO想定価格ベー
ス（1,300円～1,500円）ですが大手初値予想会社より発表されたようです。
いよいよ2018年IPO後半戦が始まります。前半戦は例年になく苦戦を強い
られたので後半戦はその分も含めて巻き返せればと思っています。
ラクスル（4384）のIPO（新規上場）初値予想
ラクスル（4384）のIPO想定価格は1,300円～1,500円となっているため、
現時点では公募価格の同値～1.1倍程度の初値形成になるのではないかと
弱めの初値予想となっており、それに伴って評価は5段階中の上から4番
目のD級評価となっているようです。
このラクスル（4384）のIPO仮条件は本日（5月15日）に決定する予定と
なっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについては追加情
報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
個人的にはIPO想定価格が固定ではない場合のIPO仮条件設定がどのよう
に決まるのかにも注目したいところです。
ラクスル（4384）の事業内容は上記ラクスル（4384）のIPO新規上場承
認記事でも書きました通り印刷及び物流のシェアリングプラットフォーム
となっており、ベンチャー企業という観点から見れば事業内容は評価され
やすい内容かもしれません。
ただやはり気になるのはIPO想定価格ベース（1,300円～1,500円）として
OA含め163.6～188.8億円と東証マザーズとしてはかなりの大型規模となり
荷もたれ感を感じるサイズで需給面での不安があります。
昨日（5月14日）IPO新規上場承認発表のったメルカリ（4385）は958.2億
円～1,175.9億円と異例のサイズですが＾＾；
公募株2,500,000株に対して売り出し株は8,449,900株と3倍強あり、中に
はもちろんベンチャーキャピタルの保有株も多くあります。多くはロック
アップが掛かっていますが、需給が左右されるような量ではないものの
一部ロックアップが掛かっていない株式もあります。
そして現状のIPO市場、特に2018年前半にIPO（新規上場）した銘柄で特
に初値が高騰した銘柄の多くが初値価格を下回って推移している点も気掛
りです。中でもHEROZ（4382）は歴史的な初値形成となったものの上場
してまだ一カ月も経たないうちにすでに初値の半値以下となっています。
などなどネガティブな材料ばかりが出てしまいましたが、4月27日（金）
のエヌリンクス（6578）以降、一カ月以上のIPO空白期間があり、さらに
このラクスル（4384）のIPO（新規上場）後はおよそ20日間ほどのIPO
空白期間となるため注目されやすく資金は集まりやすい環境にあります。
ちなみにゴールデンウィーク明けで公募割れした銘柄は2012年地方上場
（札幌証券取引所アンビシャス）の北の達人コーポレーション（2930）
以降はありません。ただ当時は地方上場が避けられていた環境の中での
上場だったので公募割れも仕方ない状況だったかもしれません。
今見たらいつの間にか東証一部に鞍替えしていますね。
こういった内容を踏まえて考えてみるとこのラクスル（4384）のIPO申
し込みはやはり微妙銘柄のため悩んでしまいますが、とりあえず個人的な
管理人のIPO参加スタンスは全力申し込みとまでは行かず一部上位の証券
会社からのみの申し込みで行こうかと思っています。
おそらく前半戦でそれなりに利益が上がってれば上位証券会社からは申し
込んで無かったかもしれません＾＾；
ちなみにこのラクスル（4384）のIPO引き受け幹事団は以下の通りとな
っております。
＜IPO主幹事証券会社＞
・大和証券
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・みずほ証券
＜IPO引受幹事証券会社＞
・SBI証券
・SMBC日興証券
・マネックス証券
・auカブコム証券（委託幹事）
・松井証券（委託幹事）
＜追記＞
ラクスル（4384）のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格：1,300円～1,500円
IPO仮条件：1,300円～1,500円
IPO想定価格と同値水準となるIPO仮条件設定となりました。
＜追記＞
ラクスル（4384）のIPO仮条件決定後の初値予想が発表されたようです。
1,500円～1,700円
IPO仮条件がIPO想定価格と同値水準だったことからIPO初値予想第二弾
もIPO想定価格時点と同値の初値予想となっているようです。
評価も変わらずでD級評価のままとなっているようです。
申し込むかどうか本当に悩ましい銘柄です＾＾；
